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音楽遍歴の推移にマインドマップを使ってみた:①幼少偏

こんにちは。スケキヨです。

先日,ふと子どものころに好きだった音源を聴きたくなってiTunes内で引っ張り出してみました。

掘り返したアルバムは新世界楽曲雑技団による『The King of Fighters '94 Soundtrack』です。

懐かしさを感じながら「ドラムカッコいいなぁ」とか「ここのアレンジとキメはここの伏線だったのか…」とか,音楽活動を通じて聴けるようになった箇所にも耳を澄ませて聴き入っていました。

と,ふと思ったのが「自分は趣味というか人生のほぼ大半を音楽に没頭しているけど,それはいつからなのか?どういった遍歴を歩んできたのか?」ということです。

現在進行形で音楽&楽器が好きな中,今目の前にある楽曲やコンテンツを楽しむことにしか目が行っていなかった身からすると「今現在の自分の趣味・嗜好がどうやって出来上がったのか」に全く意識がいっていませんでした。

そこで,自分自身の音楽遍歴や現在の嗜好傾向について整理するためにマインドマップを使用してみました。

改まった自己紹介のような内容になるかも知れませんが,どうぞお付き合いください。


マインドマップ作製に使用したサービス

マインドマップですが,僕の生活スタイルだとあまり使用する機会がありませんでした。

日常的に使用する方であれば当たり前かもしれませんが,インターネット時代の今,紙に書かずともブラウザアプリでサクサクとできてしまうんですね。

今回,マインドマップ作成にあたって使用したのは「MindMeister」というアプリです。

そのアプリで作ってみたマップがこちら(系統樹は現在進行形で書き進めてます)

使ってみて思ったんですが,考えていることや頭の中にあることを視覚化することでより明確になり,再確認することで頭の中を整理できるのはとても良いですね。

今度から活用しようと思います。

音楽好きの始まり

僕が一番初めに音楽に衝撃を受けたのは5歳の時,アメリカ出張から帰ってきた叔父がお土産でくれたマイケル・ジャクソンの『スリラー』のVHSビデオでした。(その時のもう一つのお土産はナイトライダーのミニゲームでした。好きだったなぁ。)

ビデオを見て,そりゃあもうぶったまげました。

「おかあさんといっしょ」や「みんなのうた」で親しんでいたほんわかした世界とは打って変わって,当時最先端のフィルムメイク技術をふんだんに盛り込んだPV,そして皆さんご存知のゾンビダンスに加え,キレッキレのマイケルのダンス&歌を見て,雷に打たれたかのような衝撃受けたことを昨日のことのように覚えています。

更には翌年公開されたティム・バートン版『Batman』のサウンドトラック(これも叔父にもらいました)に入っているプリンスの『Bat Dance』のあまりのカッコよさに痺れ,暫くの間そればっかり聞いてた気がします。
多分二年くらい。

と,これが幼稚園の時です。

卒園して小学校に入ると「音楽の授業があるんだ!ファーーーオ!(マイケル)」と思っていましたが,小学校の音楽の授業は正直全く面白く感じることができませんでした…テストも散々たる結果だったと思います。
それすら覚えてない。

そんなこともあり,暫くの間音楽から離れて遊ぶことに熱中してしまいますが,少なくとも幼稚園児の間は僕のヒーローはマイケル・ジャクソンとプリンスでした。

再度音楽へ~インストゥルメンタルへの興味~

小学生になり,音楽の授業のつまらなさやバス通学&習い事によって格段に家で遊ぶ時間が少なくなったことも合わさって,暫く音楽から離れてしまいました。

再度音楽に興味を持ったのは小学校3年生の終わりに学活の時間か何かで友達がバイオリンを弾いている姿を見て「カッコいい!」と思ったのがきっかけでした。

バイオリンを習ってみたいことを親に伝えると,幸いなことにすぐに習わせてくれましたが…残念ながら「こうなりたい/これを弾きたい」という明確な目標もなく,ただ習っていただけなので全くものになりませんでした。
両親には申し訳ない。

ですが,楽器に触れる時間が増えたことで音に対して興味が出てきたのは事実。
あと何気に,バイオリンに親しんだこともあってか音感は相当良くなったのではないかと思います。

さて,ちょうどその頃にストリートファイターⅡがスーパーファミコンソフトでリリースされたことをきっかけに空前の格闘ゲームブームになり,各ゲームメーカーから様々な格闘ゲームが出てきます。

僕もクリスマスプレゼントにソフトをねだって買ってもらったクチですが,ゲーム内容はもちろん,それ以上にBGMに惹かれていきました。

そんな折,SNKからリリースされた「King of Fighters '94」のBGMがなぜか頭から離れず,これまた親にねだってサウンドトラックCDを買ってもらいます。

ゲーム自体ではなくサウンドトラックCDをねだる子どもって…自分で言うのも何ですが,ちょっと変わってますね。

このCDでは新世界楽曲雑技団による演奏が繰り広げられており,今聴いても十分にテクニカル&多彩なサウンドメイキングを聴くことができます。

思えば,バイオリンに興味を持ったりゲームのサウンドトラックに惹かれたりと,この頃にインストゥルメンタル好きの下地が出来ていたのかも知れません。

バイオリン教室に通い始めてから発表会等でオーケストラに参加したりはしてていましたが「バンド形態での演奏」ということに興味を覚えたのもこの音源がきっかけかも知れません。

話は変わりますが,オーケストラだとバイオリン席のちょうど反対側にコントラバス席があるんですが,それを見て大きなコントラバスに憧れてたりしました。

現在一介のコントラバス奏者になったのも,思い返してみればそれが原点なのかも知れません。

フォークミュージックへの傾倒

小3~4でインストゥルメンタルに興味を持ちましたが,音楽が好きになってくると周りの人が何を聴いているか興味が出てきました。

ですが小4の時には音楽の趣味が合う友達もおらず,学校生活も友人関係でちょっとトラブルがあったりして色々と悶々としていたことを覚えています。

手っ取り早いところで両親が何を聴いているかCDを漁ってみると,フォークミュージック&ニューミュージックど真ん中の世代だったため下記アーティストの音源が山のように出てきました。

・井上 陽水
・長渕 剛
・吉田 拓郎
・岡林 信康
・ラッツ&スター
・矢沢 永吉
・キャロル
・大瀧 詠一

この中でも移動中の車の中でよくかかっていたのは「井上 陽水&長渕 剛&吉田 拓郎」の御三家でした。

わかりやすいフレーズに加えてシンプルな構成,何より日本語の歌詞というのが親しみやすく,小学生の僕もすぐに虜になりました。

学校が何となくつまらなく感じていた折に,ルサンチマンを爆発させるフォークソングはうってつけだったのかも知れません。

と,幼少偏はこのあたりで。

次はロックに始まり,音楽にズブズブに浸かる中学生以降のお話を。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう👋

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