頬を撫でられ髪の毛を拐われ、背中に置かれた貴方の手にわたしはひどく安心して、同時にあぁ、好きになってしまったのだと気づいた
背中の上の方に感じる体温が心地良かった
みんなと同じじゃ嫌だったんだよ 貴方のトクベツになりたかったの だから付き合ったんだよ 目が合わないのも寂しかったけどだからこそ目が合うとすごく嬉しかった
今までいっぱい無理させてた?わたしのこと、嫌になったの?
君が好きって言ったから伸ばした髪よ バイバイ
東京の夜は明るすぎて 星なんてちっとも見えない