見出し画像

自分の「苦手」から「得意」を見つける方法💡

皆さんは、自分の「苦手なこと」はいくつも出てくるのに、「得意なこと」になると自覚できてないと思ったことはないでしょうか?

当の私は、他人と比べる癖があり、人の得意なことは自然と見えてくるのに、得意なことは自信を持って言えないことが少し悲しいな…と思っていました。
ですが、自分の苦手なことはしっかり自覚があるものです。

今回は、同じ思いの方に「苦手なこと」から捉え方を変えて「得意なこと」を見つける方法と、性格診断ツールを使って客観的に「得意なこと」見つける方法をお伝えできたらと思います。

1.「得意」と「苦手」を自覚するメリット

私は自分の「得意」と「苦手」を自覚することが、生活における生きやすさに繋がると考えています。
「得意なこと」は活かせるように行動すると、少しずつ自分の自信になってくれると確信しています。また、「苦手なこと」はカバーの仕方が分かると、困難も自分の、やりやすい方法で乗り越えられると思うのです💡

ちなみに、私の苦手を自覚した経験は下記の記事の「私について」にも触れています。よろしければこちらも見てみてください。

【私の苦手なこと】
・マルチタスクが苦手
・0→1で発想することが苦手
・柔軟に対応することが苦手
・複数人で会話することに対しての苦手意識(会議、飲み会)
…などなど

上記について私が苦戦していることを、他人はいとも簡単にこなしていくのを見て
やっぱり苦手なことなんだな、と認識するようになりました。

これを当たり前にできるのが社会人。
苦手だなんで、情けない。。とずっっっと悩んできました。
(今も悩むことはあり、自分が生きやすくなるよう模索中です..!)


2.苦手なことから得意なことを見つけてみる

八木仁平さん著書の「世界一やさしい才能の見つけ方」に得意なことを見つけるヒントが書かれています。気になる方はぜひご覧ください!

苦手なことの反対には得意なことが隠れているそうです。苦手なことに「だからこそ」を接続詞にして得意なことを仮説を立てて見つけていきましょう。

実際に私の苦手から例にして考えていきます。

【私の得意なことの仮説📝

・マルチタスクが苦手
→「だからこそ」シングルタスクは得意。
→「だからこそ」じっくり時間をかけて丁寧に進めることが得意。

・0→1で発想することが苦手
→「だからこそ」1→10に形にすることはできる。

・柔軟に対応することが苦手
→「だからこそ」ルールに従って行動することが心地よく得意。

・複数人で会話することに対しての苦手意識
(こんな状況だったらできるか考えると、得意が見つけられることも)
→「だからこそ」1対1で話すことはできる。
→「だからこそ」文章であれば推敲して相手に分かりやすく伝えることができる

「だからこそ」に続く言葉は自分からすると当たり前すぎて、パッとしないけど
自然とできることかもしないと思えてきました👀
実は、得意なこと、苦手なことは行動している時の気持ちに違いが出てくるそうです。

得意なことは「心地よい感覚で、自然とできる行動」
苦手なことは「無理している感覚で、頑張らなきゃできない行動」

得意なことの仮説が本当にそうなのかな?と思うのであれば
一度仮説に従って行動してみて、自分の気持ちはどうかも確認すると良いかと思います💡


3.性格診断ツール「ストレングスファインダー」を使って得意を見つけてみる

ストレングスファインダーとは、ギャラップ社が50年以上かけて、心理学やビジネスパーソンへのインタビューなどをもとに統計的に開発された、信憑性の高い「性格診断ツール」です。

人間には34の性格傾向(資質)があるとされていて、人それぞれの資質の現れ方は人によって異なります。
診断をすると、パーソナライズされた診断結果レポートを受け取ることができます。それが性格タイプ診断と違い、より細かい自分の特性を知ることができます。

ストレングスファインダーの目的は34の性格資質を特定して、自己認識を深め仕事や生活の中で活かす方法を見つける手助けをしてくれます。
自分の強みのフォーカスした診断ということもあり、私はこの診断結果+コーチングを受けたことによって、自分の得意と苦手を客観的に理解することができたのでおすすめです…!

診断をすると、パーソナライズされた診断結果レポートを受け取ることができます。34資質が表れやすいランキングとして出てきます。

上位資質:上位約1/3前後の日常生活で自然と発揮される資質。
中位資質:中位約1/3前後の時々発揮される資質。
下位資質:下位約1/3前後のほとんど発揮されない資質。

※人によってその線引きはさまざまです。

私のストレングスファインダーの診断結果はこちら…

一つ一つの資質の性質は、長所と短所が表裏一体です。
今回は私の得意と不得意に関係ある資質について簡単に、長所と短所について触れていたいと思います。

【上位資質】
1.調和性

長所→ 無駄な対立や衝突を避けみんなが納得するやり方を見つけることができる
短所→相手と考えが違っていても個人的な思いを犠牲にする

2.公平性
長所→手順に従い同じ方法で淡々と物事を実行することができる
短所→業務手順が確立されていないと動けない

3.親密性
長所→1対1で深い関係を築くことを好む
短所→大人数や初対面の人が苦手

4.共感性
長所→相手の気持ちを尊重して寄り添うことができる
短所→人への気遣いで自分が疲れてしまう

5.最上志向
長所→現状に満足せず、どこまでも高みを目指し質を大事にする
短所→細かい品質にこだわりすぎて生産性が下がり時間がかかる場合がある

6.慎重さ
長所→十分な期間を取ってリスクを洗い出して物事に取り組む
短所→経験のないことに対して、失敗を恐れ決断に時間をかけ踏み出しずらい

7.規律性
長所→計画を立てて効率的に実行し、淡々と物事を進める
短所→変更が苦手で混乱してしまう

【下位資質】
27.社交性
長所→知らない人と会うことに抵抗がなく、場にエネルギーをもたらす
短所→深い人間関係を築くことにはあまり関心がない

28.コミュニケーション
長所→言葉で人を動かすことができ、話しながら考えることができる
短所→自分の考えを話すことだけで、相手の話を聞かない

29.着想
長所→今まで誰も考えたことがない、全く新しいものが思いつく
短所→新しいもの好きで飽きっぽい

32.アレンジ
長所→1つのやり方にとらわれず、柔軟に進めることができる
短所→あらゆることに手をつけたがる

33.活発性
長所→0→1が得意で、思いついたらすぐに新しいことを始める
短所→考える前に行動をしてしまう

次に、面白いことに上位資質と下位資質は相関関係にあります。
先ほどの私の苦手なことから割り出した「得意なこと」と照らし合わせて考えてみましょう。

【ストレングスファインダーを「得意なこと」と照らし合わせてみる📝

・マルチタスクが苦手
「だからこそ」シングルタスクは得意。
→「慎重さ」「最上志向」が上位
「だからこそ」じっくり時間をかけて丁寧に進めることが得意。
→「慎重さ」「最上志向」が上位 /「活発性」「アレンジ」が下位。

・0→1で発想することが苦手
「だからこそ」1→10に形にすることはできる。
→「最上志向」が上位。 /「活発性」「着想」が下位。

・柔軟に対応することが苦手
「だからこそ」ルールに従って行動することが心地よく得意。
→「規律性」「公平性」が上位。 /「活発性」「アレンジ」が下位。

・複数人で会話することに対しての苦手意識
「だからこそ」1対1で話すことはできる。
→「親密性」が上位 /「社交性」「コミニュケーション」が下位。

資質の相関関係、面白いですよね!
あくまでストレングスファインダーは診断ですが、
自分の「得意」と「苦手」を、診断結果に重ねて考えてみると、「なるほど…だから今まで苦手で、やろうとしても苦しかったのか。」と説明がつき腹落ちしました👀💡

ストレングスファインダーで、得意と苦手を客観的に理解した後、上位資質でカバーできる方法を考えると気持ちが楽になります。

また、自分の得意なことに目を向けて、バイアスをかけてみて行動してみると成果に繋がりやすくなるので、少しずつ自信に繋がっていきます。

自分のことはあたりまえすぎて気づけないのですが、自分の得意なことは、相手には当たり前にはできないことだったりします。
そして、自分のできることは特別なものだと思えると、自分を大事にできるようになれるかと思います。

皆さんの自己理解にお役に立てたら幸いです☘️
それではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?