株式会社きちみ製麺

宮城県白石市で「白石温麺(うーめん)」をつくり続けて100年。赤ちゃんから高齢の方まですべての人が食べられる、心温まる麺・うーめんを「100年先の未来に残したい」という思いからnoteをはじめました。https://www.tsurigane.com/

株式会社きちみ製麺

宮城県白石市で「白石温麺(うーめん)」をつくり続けて100年。赤ちゃんから高齢の方まですべての人が食べられる、心温まる麺・うーめんを「100年先の未来に残したい」という思いからnoteをはじめました。https://www.tsurigane.com/

最近の記事

400年の伝統を未来へ 「光庵と吉見家と茅葺きの物語 その1」

時代の変遷の中で  吉見家の家屋は、片倉家の家臣だった江戸時代から代々受け継がれてきた武家屋敷。今では貴重な茅葺き屋根の建物が残されています。  先代たちが守ってきた家屋を「作りたて・茹でたての温麺が味わえる場所に。」そんな思いから誕生した「味見処 光庵」ですが、今回のクラウドファンディングを機にリニューアルオープンの予定になっています。そして今だからこそ伝えたい、この茅葺きの大切さを、これまでのエピソードとともに吉見会長が語ります。 大震災と茅葺屋根 「 2011年3

    • 「400年の伝統を未来へ!白石温麺の聖地「光庵」が生まれ変わる」

      江戸時代に建立された今は珍しい茅葺きの建物。古民家を活かしたお食事処「光庵」がこの度大改修をいたします。400年続く温麺(うーめん)を歴史ある空間で食を通してみなさまへの体験価値を提供していきます。 きちみ製麺は127年を経てこの度クラウドファンディングに挑戦します。 ぜひ応援をよろしくお願いいたします。 11月1日から1月7日の白石温麺の日まで公開中です。 「光庵」は白石市でも最古の建物の一つとされ長い歴史と文化が息づく場所として地元の方々や観光客から親しまれ、年間2

      • オールラウンドプレーヤーの元祖・長山さんの31年とこれから

        きちみ製麺の数ある商品の中でも、特に人気が高く従業員も太鼓判を押す「手延べうーめん」。工場併設の食堂「光庵」でも使用しています。機械で製造するその他の麺とは製造工程が異なり、独特の食感を持つこの手延べは、きちみ製麺の「顔」とも言えます。  この手延べうーめんの製造に10年以上携わり、試行錯誤をしながら現在の礎を築きながら、営業から倉庫の業務に至るまで、まさにオールラウンドな働きをしてきたのが、入社31年目の長山さん。長山さんに、入社当時から現在まで携わってきた現場のこと、そ

        • 仕事も人もまさに「テロワール」。この場所だからこそ生まれ得るもの

          こんにちは。 アートコーディネーターのwakaと申します。 普段は、地域の文化や人の魅力を見つけ出し、 アートやデザインを組み合わせながらそれらを発信する仕事をしています。 そんなわけで、きちみさんの発信をお手伝いさせていただいております。 私は普段、青森県の八戸市に住んでおり、きちみ製麺のある白石市とは、 当然のことながら異なる気候風土や文化を持っています。 故に、白石のその魅力が際立って見えます。 例えば、駅を降り立った瞬間に広がる、木々の緑のグラデーション、 手の届き

          光庵をうーめんの聖地へ。こだわりの味を守り続ける店長の物語

          きちみ製麺の工場併設型食堂である、「味見処 光庵」。江戸時代に建てられたかやぶき屋根の古民家を活かしてつくったお店です。当時の太い木の梁などはそのまま残っており、長きにわたりこの地とともに生きてきた様子が感じられます。 お店の雰囲気はもちろん、味も抜群。ミシュランガイド宮城2017特別版にも掲載されました。きちみ製麺のさまざまな麺のなかでも“手延”白石温麺のみを取り扱っており、手間暇かけてつくられたうーめんをじっくり味わうことができます。 そんな光庵の味を生み出し、守り続

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          うーめん愛にあふれる場所、それがきちみ製麺。若き事業部長が見たものづくりの現場

          「基本的に人が好きで、みんなに幸せになってほしいと思っているんです。」 明るい笑顔でこう語るのは、25歳という若さできちみ製麺の事業責任者を務める増渕さん。事業継承で代表が変わり、過渡期であるきちみ製麺を持ち前のポジティブさと思いやり、ガッツで支えてきたストーリーをお聞きしました。 こんにちは。きちみ製麺の増渕岳大と申します。2023年から事業責任者を務めさせていただきました。 私は大学卒業後に八戸東和薬品へ入社し、経営企画や新規事業開発の仕事に取り組んでいました。そん

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          お客様はきちみ製麺を一緒に未来に繋いでくれる仲間

          「10年以上接客の仕事をしていますが、こんなにたくさんのお客様に応援してもらったことは初めてなので、きちみ製麺は愛されている会社だなあと感じています」 「お店ではたくさんの方にありがとうと言ってもらえて、みんなきちみ製麺のファンなんだなって強く感じるんです」 今回のインタビューに登場するのは、そんな言葉が自然と出てくるくらいお客様と直に向き合っている2人。 店舗での接客やマーケティングなどを担当する大庭さんと、店舗での接客とSNSを担当する扇田さんです。 きちみ製麺が作

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          「温麺」と「こけし」、ものづくり二刀流の白石愛が止まらない。

          「きちみ製麺に入ってから、人と関わるのが好きになったんです」 そう語るのは、きちみ製麺に入社して22年目の木村敦さん。これまで宮城県白石市のご当地麺である白石温麺(うーめん)の商品開発から販売まで幅広い業務を担当、ヒット商品となったリラックマや、すみっコぐらしなどとのコラボ温麺を手がけた人物でもあります。 さらに木村さんには、実は白石らしいもうひとつの顔があるのです。それは、白石の伝統工芸であるこけし職人でもあること。温麺とこけし、白石を代表する2つの名物に深く入り込んで

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          「いつも笑顔でいられるよう」うーめん専務のハートフル人生

          宮城県白石市で地元に愛され続けているご当地麺「白石温麺(うーめん)」。 会長自ら「ハートフルヌードル」と呼ぶこの商品を創業以来126年手掛け続けるきちみ製麺。そこに集う人々もまた、ハートフル。 「社員とお客様と、毎日笑顔で過ごしたい」そう語るのは、きちみ製麺を経理や総務の面から支える縁の下の力持ち、専務・吉見智恵。 今回の記事では、元教員から商売人という当時としては珍しい道へと進んだ彼女が、人生が変わるきっかけとなった吉見光宣会長との出会いから、きちみ製麺と共に歩んだこ

          「いつも笑顔でいられるよう」うーめん専務のハートフル人生

          世の中になかった「手延べ」温麺を現実に。

          「ここの手延べ麺がやっぱり一番好きです」 そんなお客様からの嬉しい声がたくさん届く、きちみ製麺自慢の品となった「手延べ温麺」 その温麺完成の裏には、先も見えない道を突き進んだ一人の社員の、並々ならない努力の歴史がありました。   この記事では、「手延べ温麺」を一人で作りあげ、さらなる高みを目指して工夫を続ける手延べ部門リーダー・小野が、手延べ製法の復活に奮闘した日々とこれからを語ります。 きちみ製麺手延べ部門の小野と申します。 最近は、料理のインプットのために「孤独のグ

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          白石のソウルフードは「ハートフル」 孝行息子のうーめん物語

          「心が温まる麺」 約400年も前から、そんな評判とともに親しまれているご当地麺があります。 その名も「白石温麺(うーめん)」 そもそも、「うーめん」という名をはじめて聞いたという方も多いのではないでしょうか。 「そうめん」じゃないの?「心が温まる」ってどういうこと? そんな、知る人ぞ知る宮城県白石市のソウルフード・うーめん。 この記事では、テレビ番組「秘密のケンミンショー」でも話題を呼んだ「きちみ製麺」会長、吉見光宣がうーめんとともに歩んだ半生を語ります。 こんにちは。

          白石のソウルフードは「ハートフル」 孝行息子のうーめん物語