the la's
一連のoasis報道で、ふとあることを思い出した。
おそらく知っている人は少ないと思うが、その昔the la'sというバンドがあって、there she goesとかtimeless melodyとかthere she goesとかthere she goesとかそういう比較的知られた曲を発表していた。
timeless melodyなんて、あのステージでワインボトルを空けるという(?)パフォーマンスで名を馳せたeddie vedderが率いるpearl jamがライブでカバーしていた。
彼らはライブ音源を公式ブートレグとして発売しており、timeless melodyが入った音源を思わず買ってしまった私である。
そんなthe la'sがリバイバルで日本にやってきた。
oasisやらそういった連中がリスペクトを評して回ったおかげで、ほぼ解散していた彼らが、ちょっとやってみっか?的な再結成をしたのだった。
ボーカルであるleeのぶっきらぼうさ、ベースのjohnの笑顔、昔のままの彼らがステージにいた。(なお、youtubeなどで探せばいまだにあると思うが、カナダのテレビ番組でtimeless melodyをアコギで歌う二人のかっこいいこと。さらに、司会の女の子への二人の態度の対照的なこと。必見とはこのこと。)
私は二階席で一人のほほんと座って見ていたが、やはり曲が足りないのでアンコールは本日2度目のthere she goesだった。
その曲だけ以上に盛り上がっていたのが、結構悲しかった。
そんなライブの途中で、ふと隣を見ると、どこかで見知った白人がいた。
二つくらい隣だった。
ライブの途中から入ってくるなんてええ度胸しとるやんけじゃん、あほんだら、と町田康ばりに思ったが、その後すぐに二度見した。
あれこそ教科書に載るくらいの二度見だっただろう。
noelさん。
そういえば日本にきてはったにぁ。
よもやそんな間近で見ることになるとは。
ライブが終わる頃にはいなかった記憶があるが、階段を降りていくと結構パニック状態になっていた。
階段したにliamさん。
客の声に調子に乗って両手をあげていた。
ありゃ、ほんとにファンだったんだね、これから飲みにでもいくんだねと驚いた始末であった。
なお、wikipediaで一応確認したが、ライブは2005年で今はなきshibuya axであった。(そういえばsuedeもここでやって、確か二日公演だったが、二日とも行った記憶がある)
そこにoasis全員が二階席で見ていたとあるが、それは間違いである。
少なくともliamはいなかった。
階段したにはいたが、2個くらい隣の私は見かけなかった。
ではどこにいたのか?だが、それはわからない。
見えなかっただけか?
もう少ししっかりと見ておけば良かったが、なんせもう絶対に見ることはできないthe la'sだったので、こちらもなかなかそういう余裕はなかったのだ。
なぜか、書いているうちに徐々に鮮明に思い出してきた。
それくらい昔のことで、その頃の私はいまだoasisのアルバムは発売日に買っていたが、心は離れ始めていた。
彼らが解散するのはそれから4年くらい後のことである。