U_M

徒然なるままに、医学的なこととか日々感じたことなどを。

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最近の記事

日本で一番物価が高いところ

リバーとベルを連れて一路横浜へ。 目指すは、おそらく日本で一番物価が高いところ、アンパンマンミュージアム。 10年くらい前に長男のレナードと長女のジャンリーを連れてきたことがあるくらいで、その時のあまりの物価高に震えた。 ディズニーよりも高かった。 さて、車で向かったが、まず駐車場が空いていない。 流れるままに皆が入っていくところを見ると、土日祭日は800円/30分とか書いてある。 高くね? 恐ろしくなって、どこか他にないかと、一方通行というか、後戻りができない複雑な道をぐ

    • 声を出すことは重要だが

      私は、能力のあるものはその能力に応じて社会に奉ずるべきであり、意欲のあるものはその能力に応じて社会に奉ずるべきだと信じている。 そこに性別や(少なくとも一定程度であれば)年齢などの要素はない。 もちろん、では能力も意欲もそれほどでもない人はどうすればいいのかという疑問もあるだろうが、それはそれらに応じて奉ずるべきだと思う。 人間は所詮社会性の生き物でしかないので。 そんな信念の持ち主なので、おそらく自分自身は間違っているというか世間からはズレているのだろうなとは思う。 それで

      • lonely road

        どうしてmgkが好きなの?と娘に訊かれた。 彼のことを好きになり、もう10年ほどが経過している。 see my tearsとか 彼がいうように、そして実際にステージやオフステージでファンと触れ合うように、それが自分の音楽であろうがなかろうが、皆幸せを見つけてほしい。 そんなrapperいた? 多くの表現者は強者だ。 the beatlesもthe rolling stonesも。 rapperなんて最たるものだ。 なんだよbeefって。 人を罵って、それがculture?

        • 多様性はいいんだけど

          多様性という言葉は危ない。 そんな気がする。 誰もが違うから、素晴らしい。 それは間違いがない。 しかし、他人が素晴らしいことをそのまま受け入れるのはなかなか難しい。 よほど注意しないことには、素晴らしい自分という、矢印が自分の方を向いてしまう。 そうなると、人を下に見てしまうことになる。 素晴らしい人を見て、どうして自分は…と、こちらも別の形で矢印が自分に向くこともある。 そうなると、人を妬ましく思うようになる。 よほど自己肯定感の強い人ではないと、矢印を外側に向けるの

          長生きカブトムシ

          以前に息子が近所の方から貰ってきたカブトムシ。 メスが2匹いたのだが、いつも通りすぐに死んでしまった。 交尾できたかななどと思っていたのだが、虫籠にはそれらしきものはない。 しかし、オスはいる。 今も生きている。 餌がいいのか、環境がいいのか、11月だというのにまだ餌をがっついている。 しかし、流石にブンブン飛ぶ体力はないようで、止まり木に縋り付いている。 カブトムシってこんなに長生きするんだっけ?と思ったが、大抵は10月くらいに死ぬと書いてある。 稀に年を越す個体もいるら

          長生きカブトムシ

          東京砂漠

          もうこんな表現はないのだろう。 都会はとても冷たくて、自分の居場所はなくて、何かに縋りつきたいけれど、知る人のいないその場所ではそんなことも望むべくもなく。 大学に入って、都会の暑さに本当に心を削がれて、私は夜にしか起きることができなかった。 西陽がさす部屋の温度は夕方には40度を指していて、私は辛かった。 田舎の夕方は結構涼しいのである。 同級生は楽しそうにいろんなことをしていたが、私は望んでいたにもかかわらずそこには居場所がないような気がして、いつも一人でいた。 心の拠り

          東京砂漠

          紙の保険証って…

          政治的なことを書くのは嫌なのですが。 立憲民主党の野田さんが、まずやることはと訊かれて紙の保険証を復活させると言ったとか。 そもそもマイナカードを持っていないのなら資格確認書を使えばいいのでは??? そもそもマイナ保険証(といっていいのか?)は医療DXを推進するための方策のはずです。 増大する一方の社会保障費をどうにかするために、医療情報の一元化を推進するために、受給者証などの付随するものも一括とするためになどなど。 そして、さらにその奥におそらくあると思われるのが、高齢化先

          紙の保険証って…

          I never said good-bye

          The hardest part of getting old is that some people you love don't. I know you did not commit suicide; it was just a disease. However, every time I listen to your songs, I cannot get rid of thinking that I was left behind. It's just like

          I never said good-bye

          不思議なこともある〜読む必要すらない駄文〜

          ここのところ、毎日のようにというか、時には分単位で私のところにヤ○ト運輸から連絡が来る。 荷物の届け日とか、そういったものの連絡である。 そんなに送りものをくれるような知り合いは、もちろんいない。 では、買い物でもしているのではないかと言われるかもしれん。 確かに、毎日のようにAma○onから連絡が来る。 連絡先とか登録情報の確認である。 しかし、天邪鬼な私はAma○onでポチることはない。 どうせ買うものなど本とかなのだが、本屋さんに行く方が好きなのだ。 利用したこともない

          不思議なこともある〜読む必要すらない駄文〜

          この時代にthe alarmを

          何かが起きる時には、それとわかるかどうかの微かな予兆がある。 と、どこかで見た漫画のような書き出しで。 妻はスピッツのファンで、私はそうではない。 いや、しかし言わせてもらうとスピッツがまだ駆け出しで売れていない頃に名前だけは知っていた。 あれは1989年くらい。 絶対いいからライブに行くべしと、the wellsのライブで知り合った女の子が言っていた。 そのころはライブハウスのスピーカーの前にみんなウォークマンを置いておいて、ライブ演奏を録音していたものだ。 ちょうど片田

          この時代にthe alarmを

          受けるべきか受けざるべきか

          論文を書いて投稿して、それが見事に受理されると嬉しい。 どれくらい嬉しいかというと、その日1日はデレデレしてしまうくらい嬉しい。 なんだかなんでもできそうな気がするくらい嬉しい。 でも、心配にもなる。 これで科研費継続できるかな?とか、また同じようにできるかなとか、果たしてたくさん見てもらえたり引用されるかなとか。 もう修羅道。 すごい昔のゲームのナレーションで、”武士道とは死ぬこととみつけたり、修羅道とは倒すこととみつけたり”っていうのがあったが、一旦論文を投稿し出したらそ

          受けるべきか受けざるべきか

          死刑制度に思う

          この問題は本当に難しい。 世界的に廃止の方向でという話をよく聞くが、ではそれに代わる方法とは? 犯罪への罰は何のためにあるのか? 感情的なものを傍に置いて、科学的な視点から論じることとして、更生を促すというのがその理由なのだろう。 しかし、仮に更生が可能であるとしたら、どれくらいの割合で可能なのか? どういう傾向の人々が再犯に至るのか? こういったデータがなかなか見えてこないが、機械学習をはじめとしたAI的なアルゴリズムを立ち上げて、矯正の妥当性を論じる必要があるように思う。

          死刑制度に思う

          拝啓 櫻井様

          ずっと思っていたのは、ところどころでユニゾンになる曲の妙。 しかし、それは間違いだと気がついた。 こんなアレンジがあるなんて。 デビューの頃は本当に歌が下手くそで、自分のことをデビルマンと紹介するほどの痛々しさで、でもみるみるうちに歌が上手くなって、曲はもちろんとても良くて。 もう30年以上前に髪を伸ばしたのは、ただあなたに憧れただけであって、しかしあなたと違うことにサラサラのそれではないので苦労したな。 髪の毛を逆立てていたときは簡単に真似できたけど。 何かのインタビュ

          拝啓 櫻井様

          the la's

          一連のoasis報道で、ふとあることを思い出した。 おそらく知っている人は少ないと思うが、その昔the la'sというバンドがあって、there she goesとかtimeless melodyとかthere she goesとかthere she goesとかそういう比較的知られた曲を発表していた。 timeless melodyなんて、あのステージでワインボトルを空けるという(?)パフォーマンスで名を馳せたeddie vedderが率いるpearl jamがライブでカバ

          罪のないものから石を投げなさい

          イエス•キリストは、姦淫の罪により石打ちの罰を与えられそうになった女性を取り囲む聖職者や一般の人に、そう述べたという。 そうすると、それまで激昂していた人々は、一人一人また去って、最後は誰も残らなかったということである。 幼少の頃に少し触れたキリスト教で、中でも心に残ったエピソードである。 人の罪を論うことは簡単だ。 特に昨今、それまでなら到底接することもなく、その存在を知ることすらなかった人々の、背景も曖昧な罪と称するものの情報が溢れている。 それに対して、時にはとても辛

          罪のないものから石を投げなさい

          wake me up when october ends

          10月はもともと誕生月で、そういうことだから秋という季節も含めて好きであった。 昨年までは。 まだ日中は日差しの中では汗ばむことが多くて、でも明け方とか夜には秋らしい雰囲気というか冬が近いことを実感することが多い季節が好きだった。 これから特に栽培できる作物もなくなるのだが、一年の終わりに向かって確かに変化していく街の様子も好きだった。 そう、昨年までは。   今年も同じような気持ちになるかはわからない。 昨年のあのことが、なぜか今も暗い影を落としている。 昨年のあのことが、

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