フリーランスと勤め人の狭間。
こんにちは。ゆうきあきらです。
わたしも副業というか…副業と言っていいのかわからないけれど、本業と別のことをして定期的に報酬をいただくことをはじめてから1年半。
って言いながら丸2年来てるじゃん!!
と驚いたのはここだけの話…w
今回は兼業なわたしの、本音をぶっちゃけます。
このnoteはあくまでもわたし、の視点と立場と角度から勝手に語っているものです。なのでこれが必ずしも正しいとは限りません。
ぶっちゃけ参考にもならないとは思いますが、世界のどこかでこんなことしてるやつがいるんだな、物好きだなぁくらいに思っていただけたら幸いです。
また、専業でライターをされている方々を否定するものでも、兼業から専業へのスキルチェンジを否定するものでもありません。気を悪くされたらその時点で閉じてください。
本業、サラリーマン。
OL、というべきか迷いました。でも敢えてこうします。間違えてるわけではないですよ?(苦笑)
でも何となく、自分を表現する上でOL、というよりはサラリーマンなんですよね。スーツ着てストライプのネクタイ締めて革靴履くイメージ。ちょっとイキってオ○ビアンコのカバンとか持っちゃう?っていつのイメージなんだ…や、ゼ○ハリのトランクとか言わないだけまだマシでしょうって何の話なんだ…わたしは誰(笑)。
でも補足するとすれば、ヒラヒラ系のスカートとか、ふんわりした勤め女子系のコスチュームはことごとく似合いません。3センチ以上のヒールでは3歩進めば良い方で、大体はその前にどっかで足をド派手にぐねるかこけます。立ち姿がへっぴり腰過ぎてみっともないんです…。ナリが童顔メガネチビだもんで、どうやってもかっこいいOLにはなれませんでした。。
まぁ悲しくなるからおいとこう。
学校を卒業してから、所々にブランクはあれどだいたいは勤め人でした。
よく言えばワーカホリック、悪く言えば社畜或いは傭兵気質なので、
仕事に没頭し過ぎて周りを見失う
という失敗は数えきれません( ´ㅁ` ;)
そのスタンスは以前noteにも少し書きました。
今は派遣社員を卒業して、いくつかの会社を正社員で勤め、今年札幌に来てから長年お付き合いさせていただいていた会社に正社員として入社して1年目です。去年は試用期間的に契約社員でした。
「”御社”が”弊社”になったね」
と言ったのはうちの大ボスである支店長。
支店長は初対面から妙にウマが合い、歳も近いこともあって今ではサシで飲みに行く仲です(笑)。とはいえ仕事は忖度なしだし言いたいことはお互い言いますし文句も言います。
前職も数年正職採用、かつ毎年ベースアップしてたので、正直契約社員になった時は3割強の給料ダウンと高すぎる道市民税で泣きました…てんしょくこわい。
今はほぼ同水準に戻しました。ただ前職はインセンティブがえげつなかったから、それがなくなった分若干のマイナスでしょうか。
まあ、そのベースアップもインセンティブも、横行するパワハラの上に成り立っていたことを考えると、今は少し健全といえます。精神的には多少のプレッシャーはありつつも、ですが。
未曽有のコロナ禍にあって、幸いにも職を失わなかったどころか多忙を極める毎日、かつ前任者が職場を離れる日が既に決まってしまっていたことから、通常1年、短くても半年は研修をしたかった現場のボスの思惑通りに行かず、なんと最速4ヶ月で引き継ぎを終わらせて独り立ち、夜勤を回すという前代未聞をやらざるを得ませんでした。
ようやく今になって業務を真っ当に出来るようになったかなぁ、それでもまだよく分かんなくて先輩に泣きついてどうにかしてもらうことの方が多かったりもします。
状況的に仕方なかったし申し訳なく思っているのはこっちだから、気に病むことはない。それよりも辞めないで諦めないで職場にいてくれたことが嬉しかった
そんな評価をいただきました。
まあ辞めたとこでねぇ…どこでも状況なんて一緒だし、もっと研修短いとこもあるから寧ろ丁寧に育ててもらったと思っています。
それだけ守備範囲広くて、習熟に時間がかかる業務でもありますが、過去の職歴と経験、最後は国家資格で無理やり黙らせた感はありますけど(笑)。お免状つおいね。うん。つおいわ。
副業、Webライター?
Webライター、というか、オーダー通りに文を書いて提出し、定期的に報酬をいただく日常を過ごすようになってもうすぐ2年。
それまでもネット上の色んなことでちょびちょびと小銭を稼ぎ、飲み代やちょっとだけ豪勢なランチに消費する日々を送っていたわたしですが、正直「副業」として取り組んだことはあまりなかったように思います。
だからたぶんとんでもなく効率悪い「データ入力」やれてたんだと思います(笑)。
それこそ語弊はありますが「ポイ活」の延長として捉えていたところは正直否めないです。本業としてやろうとも思わないし思ってもなかったし、そんな甘くはないことは、ネットでビジネス(もどき)を展開する取っ掛かりのブログの挫折で嫌ってだけ実感させられてましたし。
決して甘くないな
今でも思ってます。それこそリンクぽちぽちするとかアンケートにひたすら答え続けるとか、そんなに単純作業ではないことは百も承知。
それでも、余暇の延長上での活動、という視点は拭えなかったんです。
視点が変わった、というか新しい角度をインストール出来たのは、多分Twitterをはじめてからと思います。
ハッシュタグを付けて投稿したことで、同じような兼業ライターさんや、フリーランスとして個人で活動されている方々と繋がりをいただけて、その方たちの方向性や日常を目の当たりにしてからでしょうか。
実際、そんな方々を目の前に思ったことは
ライターって食えるんだ
でしたし。
無論わたしが請けているような単価ではないことも分かっていて、わたしが月に納品するよりもそれ以上に納品してるので当然と言えるのかもしれませんが、それ以上に周りの方々の気持ちの強さだったり意識の高さに面食らった、といいますかね。
当然、対価をいただいているので、わたしだってちゃんとしたものを納品しているつもりでもありますし、多かれ少なかれクライアントの業績に寄与しているのではないか?という思いもあります。アマチュアではないよな、というふんわりした所にいることになってるのか?と。
それでも、やっぱり立ち位置が違うなぁ…と申し訳なくなることも悩むことも迷うこともたまにあります。こんなのがWebライターなんて名乗るなんて烏滸がましいを通り越して図々しいのではないか、と。
その迷いには、答えが出せずにいます。
多分、分かっていて、それでも認めたくなくて、見えない振りをしているだけなのかもしれません。
ポジションを変える勇気。
フリーになれたらいいなぁ、と漠然と思ってたこともあります。
前職で体調を崩し、収入の柱をもうひとつ、と考えた頃でしょうか。
会社勤めに限界を感じながらも、この頃にクラウドワークスを経由してはじめてのご縁をいただき、せっせと納品に励んでいたのですが如何せん
単価が安すぎた
んですよね。無知は罪、とはよく言ったもので、それこそ書いても書いても
月の振込3000円足らず(毎月ではない)
では、前の月に使ったカフェ代すらペイ出来てません(笑)。なのにどんどん案件は降ってくるし納期は迫ってくる。リサーチしてもしても終わらないし、情報すら出てこないこともある。なのに中学生のお小遣い位しかもらえない。いや
中学生の方がもっともらってない?
という状況の中、それでもいつどうなるか分からない、という漠然とした不安を振り切るために、書き続けてもジリ貧になるばかりでした。
せいぜいランチがコンビニから少し豪華になってスープカレーにトッピングができるようになって、仕事終わりの立ち飲みに1回多く行けるくらい。生活の足しにはなっても漠然とした不安は常に添い寝状態。
(蛇足ですが本場札幌のスープカレーの相場はおおよそ1000円〜2000円弱ですかね。トッピングにもよりますが)
ゼロがあとせめてひとつふたつ多ければ、会社員を辞める覚悟も出来たのかもしれません。
でも初心者にそんなことが、まして
まずは雑所得20万以内で納めればいいよね
で気軽にはじめてしまったが故に、これで食べていこう、とはいつの間にか思えなくなってしまいました。
それでも勇み足でマイナンバーカード作ったり(名目上は「マイナポイントをもらっておこう」)、ちぐはぐなのは否めませんし、認めます。これでも確定申告は覚悟したんですよ、身の程知らずですが(苦笑)。
そればかりか今年の春以降は経費に計上出来ると聞いて作業場所のレシートや本代のレシート、セミナー代の領収書を捨てないで取っておいたり、何だかんだやってますが、正直兼業から専業になる腹は括れてはいないのです。
それこそ「青天を衝け」で天璋院が徳川慶喜に大政奉還後のゴタゴタの責任を取って
「お腹を召されませ(腹切れやゴルァ)」
とお手紙をしたためたように、いいから腹を括れ、と言われてもおかしくはないのですが…。
最近になってようやく、ですか。雑所得20万を越えてしまったらそれはそれかな、と思えるようにはなりましたが、正直なところフリーになる勇気は出ません。
もしWebライターとして最初にいただいた案件の単価がもっと高かったらどうなっていただろう?と考えてみました。
人生にたらればは有り得ないので、あくまでも推測の域を出ませんが、多分それでも会社員してると思います。多分20万になんとか収めたでしょうね。
独立起業するんだ!名を挙げるんだ!
という気持ちも、もう少し若かったなら、と思うこともありますけど(笑)。
仙人でもあるまいし、霞を食べて生きていけるわけではないですしね。夢を見るには少々現実を知りすぎてしまったようで、そこまで切羽詰まってない、というのも正しいのでしょうか。
もちろん、懇意にしてくださってる方や仲良くしてくださっている方は、わたしにも専業を考えたり、何か経験からマネタイズできる道を考えないかと助言くださることも多いのです。わたしもある意味「野望」として考えていないわけではないのですがね。
「もしも」はないわけじゃない。
「たられば」は有り得ないと書きましたが、「もしも」は有り得ます。ないわけではない。
会社員は仕事が出来なけれは、成果が出なければ価値がないです。ましてこのご時世、いつどうなるかなんて誰にも分からない。
実はとある会社で、正社員登用を打診されていた契約社員が、契約変更が面倒だから、このままでも更新してもらえるから、と打診を断り続けていたら、じゃあもうそんな向上心のない社員は要らんわと契約満了で無職になった、という話を聞きました。
(身バレ防止のため軽くモザイクしてます)
極端ですがこんなことも有り得ますし、非正規切り、雇い止め、なんてのも起こり得るんですよね。
というかわたしなら正社員にしてくれるなら喜んで手を挙げますけど。長年の傭兵稼業には、城仕えの騎士団入団の打診なんて有難いとしか言いようがないですもん。
多分何となくでも分かってくださると思うのですが、次の契約期間の提示と更新ってあるのとないのじゃ大違いだし、契約満了の時期になると、次の打診はあるのかどうなのかと胃を痛める日々が数日続きますし。
かといって正社員だから安泰なんてこともないし、転勤ありの会社だからクビにはならなくても明日からあっち行けこっち行けなんてのも有り得るし。
北海道内の異動なんてほぼないに等しいし(市内で勤務先移動は有り得るけど)、そうなると必然的に道外。それが東京なのか大阪なのか名古屋なのか福岡なのかなんて分かりようもない訳です。
当然断れば
クビ(というかまあ依願退職)
ですよ。ね、有り得ない話じゃない。
そうやって不本意な話が来たとき、断っても断らなくてもどのみちもう無理ってなったとき、そのときにイチから仕事を探すにしても、やっぱりセーフテイネットって必要だと思うんですよね。
そう考えた時に、やっぱり「今のご縁」は大事にするべきではないのか、きっちりと育てていかなければいけないのではないか、と思いはじめていることも事実です。
幸いにして、今ご縁をいただいているクライアントはすべて直接契約で、単価は低めですが継続して案件をいただけているところばかりです。
新規のご縁を、と思わないでもないのですが、この夏に特需的に大量発注をいただいた案件があり、そこを何とかするのに精一杯だった、という言い訳が良くないですね。それは痛いくらいに分かっています。
Uターンの可能性。
「もしも」が有り得るとするなら、可能性としてはUターンも有り得る状況になってしまいました。
先日、1週間の有給を費やして実家に強行帰省したのですが、そこで出たのはやはりわたしの帰還問題でした。
この話については別建てで書き殴るつもりなのですが、なんとも根深いなぁ…というのが客観的な感想です。
正直なところ、なんだかんだ言ってもやはり両親はわたしに戻ってきてほしい、一緒に暮らしてほしいとはっきり言いましたしね。バイトでもパートでもしながら、こっちに戻って来ればいいと。
好きにすれって言ったべさ
って何度言いそうになったことか…ちょい待てしおいおいおおいおい!ってツッコミの空裏拳を何度撃ったことか。。。まぁ親なんてそんなもんですが。
まぁ…戻れば(一応)持ち家ですしねー。衣食住は確保できるんですよ、正直。この言い方すごい嫌ですけど。
今はたまたま1年ぶりに帰ってきた娘が恋しくて寂しくて、世迷言を言ってるだけだろうと思ってるんですけど(酷)、実際真に受けて戻ったらえらいことになるだろうというのもわかっています。
とはいえ、自分の手持ちのカードについてはある程度オープンにしてきました。
副業をしていること、副業を専業にする覚悟があればどこでも仕事はできること、その未来を考えていないわけではないこと。
とはいえ、超保守的な実家で、それをどれだけ理解してくれたのか、はたまた全く理解していないのか。おそらく後者ですね。
結局のところ。
思うことはたくさんあるのが本音です。もちろん親元に戻る選択肢だってあるし、考えていないわけではないのです。
でも、多分まだしばらくは兼業のままなのかなと思ってます。今はまだ、ライター1本で食える未来がわたしには見えないんです、正直なところ。
多分これはわたしの今までのキャリアや経験上そう思っているだけなのかもしれませんし、非正規生活が長かったからなおのことそう思っているのかもしれません。
会社員としてのキャリアも終わりが見えてきている中で、経験を買って登用してくれた会社への恩義もあるし、一緒に働いてくれている現場のみんなに砂をかけていなくなるなんてできない。これが大きいかな…。
とはいえ、ライターを辞めるつもりもないので、中途半端と言われても腹括れよと言われても、今はこのまま二足のわらじを履き続けていようと思います。
面白そうなことには首突っ込みたいし、何かあったらその時はその時。
なるようにしかならないし、なるようにしてきたし、たくさんのピンチも切り抜けてきた自負もありますしね。サラリーマン舐めんな、傭兵舐めんな。
諦めだけは誰よりも悪いんだ、申し訳ないけど。
身体動くうちは、しばらくリーマンやります(なんの宣言。笑)
ここまで読んでくださってありがとうございます。
それではまた。
ゆうきあきらでした。