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子供のため? 家族のため? 自分のため?

私はあきらかに、昔と今では考え方も行動も好みも変わった。

例えばアクセサリーはシルバーよりゴールドが好きになった。細かく言えばピンクゴールドが好き。昔はギラギラしているゴールドが嫌いだった。

昔はキャラ物の食器を使ったりもしていたが、今は可愛いと思ってもキャラクター物は欲しくなくなった。むしろ家にあることが落ち着かない。まぁ、子供がいるからオモチャとかガチャガチャしているけど。

考えや行動は、それは年齢的なものもあると思うけれど、優先順位が変わった。それを大きく占めているのは『家族』。

「休みの日は子供が喜ぶところに行きたいな」その思いに、「自分のしたいことがあるから、どこにも行きたくない」そういう選択は今の私にはないのだ。

「今日は義父が来るって。子供が楽しみにしているんだ」その思いに、「自分のしたいことがあるから、今日は来てほしくないな……」そういう思いは、今の私にはないのだ。

自分がしたいことはあるけれど、それ以上に子供や家族が優先なのだ。

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そんな中で誰だったかのお話で

「自分のしたいことが出来ない、その理由が子供や家事が忙しいは言い訳だ」
「子供、家族のために仕事で成功したい、頑張りたい。それはただの理由付けで、本当は自分のエゴのために成功したいと思うんだ」

そんなようなことを聞いて、ちょっと腑に落ちなかった。

確かに自分のやりたいことが出来ないのは、子供のことや家事が忙しいからという理由は言い訳になってしまうのかもしれない。

どんなに忙しくても一日にたくさんのことをこなす人はいる。それがママさんであっても、子供も家族も大切に、自分のことも大切にパワフルに動いている人はたくさんいる。

ただ、そんなことがすべてのママさんが出来ることだとは思わないでほしい。
その人のキャパシティーというものだってある。

自分のことがしたいけど、優先順位は子供や家族。そうなれば自分の時間も削られていく。

それは言い訳でもなんでもない、事実だ。

余裕ができれば多少のことは手を抜いて自分の時間に充てる。

今の私にはそれくらいでいいのだ。

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子供のために、家族のために今の仕事を成功させたい!

その思いは嘘でもなんでもない。

「子供や家族というけど、本当は自分のために成功したいんだ」そう話していたけれど、確かに成功したその喜びや快感は自分が一番欲しいものかもしれない。

でも、「なぜ成功したいのか?」それを考えた時に私が一番に思ったのが、子供や家族と豊かに暮らすため。
豊かといっても、今の状態でじゅうぶん豊かだと思っている。家族みんな元気だし不自由なく暮らしている。じゅうぶん幸せだ。

そんな中でふと考える、お世話になった叔母や義父を旅行に連れて行ってあげたいな。美味しい物を食べに連れて行ってあげたいな。主人はお肉が好きだから美味しいお肉を食べに行きたいな。子供がピアノが欲しいって言ってるけど、そんな高いもの今は買えないけど、いつか買ってあげたいな。将来の子供のために何か習い事させたいな。あれもこれも興味がある。それにはこれも必要だし、こんなに莫大なお金がかかるのか……。

そう思うと、私も頑張りたい!という思いが自然に出てくる。私も成功したいと。

私が幼い頃、我慢をしてできなかったこと、家庭環境が原因で夢を諦めたこと、おんなじ思いを子供にはさせたくない。

今の生活を支えてくれている主人にばかり頼るのではなく、私の稼ぎでしてあげたいという夢がたくさんあるのだ。

「だったら普通に働けば?」そう思うかもしれない。
それでは意味がないのだ。

私の記事には何度も書いているが、一人暮らしの時は自分が生きていくためにがむしゃらに働いた。
時には朝から晩まで、寝に帰るのは数時間。そんなことも若かったから出来ていたんだなと思う。
年がいけば体力的にもキツくなって、ずっとこのままの生活で生きていくのかな?と、将来への不安や自分のやりたいことが出来ないというモヤモヤにずっと悩んでいた。
それでも働かなければ生きていけない。そんなループ。

苦しい思いをして、体を酷使してヘトヘトになって稼いだって、それで子供や家族のためになる?
お金は得られて子供の習い事や、家族の旅費に充てられるかもしれない。
でもそれは本当に家族のためになってる? 家族は本当に喜んでくれる?

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心が求めていない仕事をすれば、それはマイナスな要因として生活にも心にも表れてしまう。
そのことは自分が一番分かっている。

生活のためにがむしゃらに働いて、ヘトヘトになって、苦しくて、イライラして誰かの愚痴を吐きまくる。そんなことをしていた私の過去、負の時代。
でも稼げるお金はぜんぜん……今の生活の中でそんなことをしようもんなら、働けて3時間。心も体もボロボロになる。

だったら自分のしたい事をして、それが成功したなら、自分の心も喜ぶし、子供や家族のためにもなる。
一石二鳥じゃない!
ハッピーオーラも振りまいちゃうよ!

だから私は『成功』を望むのだ。

もちろん望んですべてが叶えば神様なんていらない。

大変なことがあるのは承知のこと。

そんなに簡単に上手くいかないのも承知のこと。

でも、私は昔と今では考え方が変わったんだ。

それは『守りたい家族』が出来たから。

そんな家族のために体を壊してはいけないよね……とか、いつもイライラ、カリカリしていたら悲しいよねって思う。

家族も自分も幸せに、笑顔になるために、私は『成功』を望むのだ。

人からすれば、「その成功は子供や家族のためというのは嘘だ。自分が欲しいからだけなんだ」そう言う人もいるかもしれない。

でもそれはいけないこと?

自分の成功は、自分の喜びは、子供や家族が笑顔に、幸せになるためのもの。

今の私は、そう考える。

だから自分の『成功』を望むんだ。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 夢だった小説家として、沢山の方に作品を読んでいただきたいです。いただいたサポートは活動費と保護犬、猫のボランティアの支援費として使わせていただきます。