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それは、鏡

昔から人間関係には恵まれてきたと思っている。

昔の職場でも、友人やママ友にも。

すべてがパーフェクトだった?そう聞かれたら、もちろん合わない人だって何人かいたし、職場のオーナーのやり方や考え方についていけない!って思ったこともある。

通りすがりのおじさんに、いきなり「チッ」って舌打ちされて、イラッときたこともあるしw
挨拶してるのに無視する人も多くて「この世の中失礼な人多いな!」ってプンプン怒ってみたりすることもあるw

ホントすべてがパーフェクトなんてない。

けれど、良い出会いの方が断然記憶に残っているし、私って恵まれているんだなって感じることの方が多いのが事実。


『良い出会いも、悪い出会いもあって当然。悪い出会いと思うならそれは自分の鏡』

そうお話されている方がいた。

こういうお話はよく聞いたことはあったけれど、今ほど納得できたことはない。

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今は、なんだかんだバタバタとした日常を過ごしていても、働いていた時より思考も体も穏やかで余裕があって、だからこそこういったことに耳を傾けることが出来ているのかもしれない。

すごく客観的に見える。

昔の私は自暴自棄とは言わないけれど、自分の好きなことをしていくこともできないし、このまま一生働きづめの毎日を過ごしていくんだって、絶望感みたいなものを持っていた。だから、ネガティブな思いを共有するような人が周りにいた。

その時はその友人たちが私にはピッタリはまっていたんだと思う。

仕事を辞めてからもう何年も経つけれど、その時の友人とは疎遠になって、新しい人間関係も出来た。

付き合う人が変われば自分も変わるんだろうけど、自分が変われば寄ってくる人も変わるってこと。

もちろん自分の心地の良い場所や仲間の中に入っていくことも良い事だと思う。

だから必然と愚痴も減ったし、ネガティブも少なくなった気がする。

愚痴やネガティブ思考が無い人なんていないと思うし、それを表に出すか出さないかでも違うと思う。

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もし、自分の前に「この人ちょっと苦手かも」という人が現れたとき、それは自分を映す鏡かもしれないと考える。

人の感じ方や考え方はみんな違うから、すべてに言えないけれど、今の自分は人にどう見られているか。どう思われているか。

それを気付かせてくれる『鏡』なのかもと、私は考える。

そして、自分を見つめ直すことを怠らないようにしようと思う。


みなさんはどうですか?

自分の『鏡』に気付いていますか?

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夕雪*
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 夢だった小説家として、沢山の方に作品を読んでいただきたいです。いただいたサポートは活動費と保護犬、猫のボランティアの支援費として使わせていただきます。