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【詩】Moondust++

↑の改案&改稿(まだ影響元作品の色が強かったので)

偽りの翠
零した夜は今も哀しく
花の色に染まる君と
星の彼方、遠のいて

水鏡に月 後悔と嘘
映る鼓動に触れる

夜の零れた音ひとつ

沈みゆくその青は、星屑を抱き寄せた
「救いなど要らない」と
幼子じみた嘘吐いて

天使の背に涙
舞い散る翼
深海に呑まれ、消えてゆく
故に深呼吸、のち、追いかけた

祈りと誓いは君が為
我が身月となり輝けよ

作家修行中。第二十九回文学フリマ東京で「宇宙ラジオ」を出していた人。