毎朝のぎゅっ。
朝、娘を保育園へ送っていくのはぼくの仕事だ。
娘は、まだ1歳に満たないけど、どうしてもお願いしたい保育園に空きが出たタイミングだったということもあって、9ヶ月目くらいから保育園に通っている。
通い始めるまでは、まだ1歳にも満たないのに保育園に通わせるのはどうだろうか。本当は母親とべったりさせてあげた方が娘にとっては幸せで、保育園に通わせるのは親の勝手な都合なのではないか…なんて考えていたのだけど、結論から言うとそんなのはただの思い過ごしだった。
好奇心が非常に旺盛な娘にとっては、まるで檻のようなサークルに閉じ込められているより(180cm✕180cmあるからそんなに狭くはないはずだけど!)、
広々とした保育園で目一杯ハイハイして動き回ったり、保育士の先生や同世代の子たちと触れ合ったり、家にはないおもちゃで遊んだりしてた方が楽しいようで、
保育園へ行くのを嫌がらずに、むしろ行くのを楽しみにしていて、どうやら園での生活を満喫しているようだ。
同世代から受ける影響も結構大きいようで、周りの子の様子を見ることで、なかなか飲まなかったミルクもグビグビ飲むようになったし、離乳食もばくばく食べるようになった。
そしてなにより、朝、保育園へ連れて行ったときの保育士さんへの娘の反応で、どんな風に接してもらってるかは容易に想像がつく。(保育士さんありがとうございます!)
喜んで登園し、保育士さんへ抱きついていく娘の姿を見るのは嬉しい反面ちょっとさみしい気もするんだけど、たのしく過ごせているならなにより。
そんな保育園への登園時に、毎日欠かさずにやっている親子の儀式(儀式というと大げさだけど、勝手に親子に儀式としてますw)がある。
園について車を停めて、後部座席へ回ってチャイルドシートから娘を抱きかかえる。
そして、そのまま車を‥降りずに後部座席に座ったまま娘をぎゅっ。
まぁ、ただ抱きしめるだけなんだけど。時間にして15〜30秒。
とにかく、ぎゅっと。
(このとき『境界線みたいな体が邪魔だね〜』と川本真琴の1/2が脳内再生されてますw)
他愛もないほんのわずかな時間なんだけど、
これが結構一日の活力になるんだな。
娘との生活が始まってもうすぐ1年。
そりゃあ面倒なこともたくさんあるけれど、「毎朝のぎゅっ」はどんな一瞬も大切な時間で、大切にしていきたいね、と自分に言い聞かせたり定時上がりをするべく時間の有効活用化を考えたりと、自分へ喝を入れる時間でもある。
いろんな意味での、充電。
おすすめです、朝のぎゅっ。
父ちゃん、頑張るよ。
きみも、存分に楽しむんだよ。
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