世界ジュニア体操、男女アベック優勝!
先週、嬉しい驚きのニュースが届いた。
世界ジュニア体操競技選手権大会で男女のチームがともに優勝!
すごい!
男子は、まあ予想できる結果ではあるけれど、女子が優勝って、ホントにすごい。
女子はかなりシニアに近いレベルの選手も多いだけに、ジュニアの成績は数年後の国際大会(世界選手権、オリンピック)の成績に大きく関わってくるといえる。
また、ジュニアが強くなれば、シニアも尻に火がつくので、国内のレベルがグッと上がり、選手層が厚くなる。
これからの女子の体操が楽しみでしょうがない。
女子で活躍した山口幸空選手は、昨年6月の全日本種目別の時に書いたが、私が非常に期待を持って推している選手だ。
スタイルは日本人離れしていて、かつての世界チャンピオン・ロシアのボギンスカヤ選手のようだ。演技中の大胆な表現力と、それ以外の時の控えめな様子のギャップが魅力。まだ荒削りで安定感に欠けるが、いつかはロンジン・エレガント賞を取ってほしい選手だ。
男女とも、最大のライバルであるロシアが不参加なので、単純に喜んでばかりもいられないのだけれど、良い成績だった選手は自信を持っていい。
また、不本意な結果だった選手は、ジュニアだけにここが終わりじゃないという幸運に感謝しつつ、反省して成長したらいいと思う。
さて、もうすぐ4月20日から全日本体操競技選手権大会が開催される。
世界ジュニアに出場した選手も出てくるだろう。
そろそろ上位選手がふるいにかけられてきて、それらの選手の中でパリ・オリンピックのメンバーに入るためにはどうしたら良いかという戦略を詰めていかなければならなくなってくる。
みんな、怪我をしないで、出来ることを出来る限りできるようにと願う。
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