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アマノジャクスポーツ「あのチームが負けてスーパーボウルがますます楽しみになった」

NFC ラムズvsバッカニアーズ
ラムズは「これぞ対ブレイディー選手ディフェンスだ」というディフェンスだったと思う。最後には疲れてしまってプレッシャーが緩んだところにドカンと決められ、直後にオフェンスのファンブルでピンチになったが、試合全体を通して素晴らしいディフェンスだったと思う。
この試合はアンパイアのジャッジもブレイディーマジックから解き放たれて、公正なジャッジだったと思う。
そうなればバッカニアーズには勝てる要素はないということだ。
天邪鬼でアンチ・ブレイディーの私には溜飲が下がる思いだった。もうあとは楽しむことに集中できそうだ。

NFC 49ersvsパッカーズ
極寒で雪の舞うコンディションの中、両チームともなかなか点数が入らない重たい展開。オフェンス、ディフェンスの選手は明らかに動きが鈍い。そして、まさかのエンディング…
キックしたボールがゴールポストの内側を通るかどうかが勝敗を分けることは多いが、スペシャルチームのディフェンスによって勝負がついてしまうとは…
ものすごく印象的な結末だった。

AFC ベンガルズvsタイタンズ
まさに死闘。どちらのディフェンスも相手オフェンスのいいところを出させないまま攻守が入れ替わるばかりの展開。観客は観ていて疲れてしょうがなかったことだろう。
最後は”運”としか言いようがないんじゃないだろうか。
負けたタイタンズは来年が楽しみだし、ベンガルズはこの先も”運”を味方にジャイアント・キリングを続けて、行くところまで行ってしまうのかもしれない。

AFC チーフスvsビルズ
私にとっては、ここでこのカードはもったいないと思う対戦。その期待通り素晴らしい試合だった。
どちらの選手も試合の最後まで保つのかなと心配するくらいスタートからフルスロットルのプレー。どちらのQBも何度もテイクオフして、体を張って走った。
チーフスが抜け出しビルズが追う展開で終盤に。息詰まるデッドヒートはついにオーバータイムに持ち込まれ、そして最後の最後は、やっぱり頼れる男TEケルシー選手だった。
チーフスはQBマホームズ選手、WRヒル選手も絶好調で、この後の試合も楽しみだ。

歴史的な好試合のプレーオフ・ディビジョナル・ラウンドだったのではないだろうか。
NFCは私が予想に反してカウボーイズが49ersに負けて、ラムズがバッカニアーズに当たることになったことが展開を大きく変えたと思う。パッカーズも下した49erはあっぱれと言う他ない。
AFCは私としては予想通りだけれども、こんなに手に汗握る試合が行われるなんて思っても見なかった。ベンガルズ、チーフスの選手は、しっかり回復して次の試合に臨めることを祈る。
私の願いはラムズvsチーフスのスーパーボウルだけれども、どのチームが勝ち残っても、昨年のようなつまらないスーパーボウルになることはないに違いない。

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