2022-2023シーズンの分析を振り返って(ジャパンラグビーリーグワン)
今シーズンの自身の分析を振り返ると、分析した試合が少なかった、ということに尽きると思う。
今シーズンは第1節〜第5節までのパナソニックの試合とプレーオフの4試合、その他2試合の計11試合しか分析できなかった。そのため、パナソニックの戦い方の傾向は掴めたが、他のチームの戦術や戦術の使い分けはあまりわからなかった。
ただし、2022シーズンでは分析できなかったプレーオフの試合を分析できた点は良かった。プレーオフに進出したチームの中にはパナソニックと異なる戦い方をするチームがあり、その戦い方はパナソニックに対抗するために練られたものであるように見えた。また、トップ4のチームはどのチームも接点やブレイクダウンで(互角か互角以上に)ファイトできることを前提に試合を組み立てていたように見えた。それに対して、接点やブレイクダウンでファイトできないチームがその他の部分(例:セットプレー)で補いながら戦おうとしても、その他の部分でよっぽどの強みがない限り試合に勝利するのは難しいように見えた。