「音」の豆知識 その2 〜ハウリング〜
こんばんは☆
引き続き、音の勉強中のため、勝手にアウトプットタイムとさせていただきます。
是非、お時間ある方は豆知識までに読んでみてください。
題名の通り、今回はハウリングが起こる理由と対策について。
音の性質が大きな要因のひとつとなって発生するのがハウリング。
まず音の入り口はマイク、出口はスピーカーとして、マイクに入力された音がスピーカーで出力されて終息するのが一般的な流れ。
しかし、出力された音が終息せず再びマイクに入力されまたスピーカーから出力されるという、このサイクルのループが生じることでハウリングが起こります。
なので、スピーカーの真正面にマイクを置くとハウリングしやすくなり、逆にスピーカーから離し、スピーカーの左右または後ろに置くとハウリングしにくくなります。
しかし、これでもハウリングすることはあります。
音は前後左右上下に発生しているので、特定の周波数は離したマイクにも入力され、この量が多くなるとハウリングします。
対策例
1、マイクの位置を変える
まず、どんな音がハウリングしているのか知ることから始める。
「キーン」という高音なのか「ブーン」という低音なのか。
もし、「キーン」とハウリングしていたら高音域の音がループしないようにします。
スピーカーの正面からずらしても鳴る場合は、壁などに反射した音がマイクに入っている可能性もあるので、さらに別の位置に動かします。
2、マイクの持ち方を確認する
通常はボディを手で持ち集音部を口に近づけるわけですが、時々集音部を手のひらで覆うように持つ人がいます。
このように持つとマイクの性能の一つである指向性が変わってしまい、不要な音を拾いやすくなることでハウリングします。
3、使わないマイクをミュートにする
ハウリングは音の入り口や出口が多いほど起こりやすくなります。
そのため、使わないマイクは一時的にミュート(オフ)にしておく。
4、音量を下げる
根本解決としてマイクの音量を下げる。
ハウリングしないぎりぎりのところを探り調整する。
また、音は人の体や服によって吸収せれる性質も持っているので、人数が増えると音が届きにくくなり、知らずに音量を上げている場合があります。
特に冬場は吸収されやすいので要注意です。
うーん、普段何気なくやっていることですが、改めて文字にしてみるとなるほどって思います。
皆さんも、カラオケやライブ会場などでハウリングが起こった時は以上のことを意識してみてください!
それでは!