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【HSP繊細さんは正社員に向いていない!?適切な仕事環境とは】


HSPが正社員に向いてないと感じる理由

HSPが正社員で働くことに向いてないと感じる理由は以下のようなものがあげられます。

  • フルタイム勤務がきつい

  • 責任やプレッシャーがきつい

それぞれ解説していきます。


フルタイム勤務がきつい

繊細で敏感な気質のHSPはフルタイム勤務がきついと感じやすいです。
HSPは無意識に多くの刺激を受け取ってしまうため、非HSPよりも疲れを感じやすいからです。
具体的には以下のような刺激を常時受け取ってしまいます。

  • 人の空気感

  • 匂い

  • 音 など

特に人から受ける刺激に対して過剰な反応をしてしまうことが多いです。
必要以上の気遣いや人の目を気にした言動を常に考えてしまうことで、知らず知らずのうちに疲れが溜まっていきます。



責任やプレッシャーがきつい

HSPは自分自身を追い詰めてしまうことがあります。
HSPの以下の特性が過剰なプレッシャーを生んでしまうからです。

  • 責任感が強い

  • 完璧主義

仕事において責任感が強く、完璧主義であることは決して悪いことではありません。
しかし、それを追い求めすぎてしまうと心が疲弊してしまいますよね。

「絶対に失敗してはいけない」
「ひとつのミスも無く仕上げなければ」
「周りが困らないようにフォローしなければ」

あなたもこのように考えて仕事をしていませんか?
これでは退勤後も仕事の考えてしまい、気持ちが休まらなくなってしまいますね。



HSPが快適に働く方法9選

現在ストレスを感じながら働いてる環境でも、少しの工夫で改善できる可能性があります。

HSPが快適に働けるようになる9つの方法を紹介していきます。

  1. ひとつづつ片付ける

  2. 自分の近くに植物を置く

  3. 人の仕事はやらない

  4. 環境整備をお願いする

  5. 人に頼る

  6. 失敗しても責めない

  7. 自己肯定感を上げる

  8. 副業を始める

  9. 通勤を快適にする

それぞれ解説していきます。


ひとつづつ片付ける

HSPはマルチタスクが苦手なので、仕事はひとつづつ終わらせていきましょう。

このような場合には、期日を事前に確認し優先順位をつけてこなしましょう。

時間や作業過程で区切りをつけて、交互にこなしていくのも効果的です。

「今はこの作業をする時間」と区切りを持つことで、集中した効率の良い仕事ができます。


自分の近くに植物を置く

HSPの高い感受性は、植物からの癒やし効果を多分に受け取ることができます。

緑という色自体にも癒やし効果が期待でき、カウンセリングルームなどでも多く取り入れられています。

実際に、植物や自然に癒やされるというHSPは多いです。



人の仕事はやらない

HSPは本来の自分の仕事以外の業務を抱えてしまいがちです。

理由は以下の通り。

  • 断るのが苦手

  • 困っている人を放っておけない

人から仕事を頼まれたときは「本当に自分がやるべきなのか」を一度考えましょう。

面倒だから人に投げてしまおうとしているだけかもしれません。

本当に困っている場合でも、そもそも本人の不手際でこのような状況を生んでいるかもしれません。

なんでも安請け合いしてしまうと「都合の良い便利な人」になってしまい、面倒な仕事がどんどん降りかかってきます。



環境整備をお願いする

自分自身で解決が難しい問題は、改善をお願いしてみましょう。

例えば音や光、匂いに刺激を受けている場合は環境自体に問題があるので、自分の力では解決できないですよね。

席を変えてもらったり、違う芳香剤に変えてもらうくらいであれば、対応してもらえる可能性は高いです。
確かに少し気の引けることではありますが、結果的に業務効率が上がるのであれば双方にメリットがあります。

割り切って相談してみましょう。



人に頼る

自分が苦しいときは人の力を借りましょう。

仕事には、時間をかけて考えても解決しない問題というのもあります。

あなたにとっては難しい問題でも、人によっては簡単に答えを出せることもあります。

なにより、一緒に考えてくれる仲間がいるというだけでも、心が少し軽くなります。



失敗しても責めない

完璧主義なHSPは、ひとつの失敗でひどく落ち込んでしまうことがあります。

「失敗は誰にでもあることだから」と優しい言葉をかけられても、簡単には立ち直れないのがHSPですよね。

ですので、少し考え方を変えてみてください。

どんな仕事でも、失敗の原因全てがあなたにあるわけでありません。

あなたが失敗してしまった原因は「あなたの力量を見誤った上司の責任」でもあります。

ときには適度に責任転嫁してしまうことも、心の健康のためには必要なことです。



自己肯定感を上げる

自己肯定感が上がると自分に自信が持てるようになり、以下のようなメリットが受け取れます。

  • 人に頼み事をしやすくなる

  • 失敗を引きづらなくなる

  • NOが言えるようになる


副業を始める

自分ひとりの力で稼ぎを生み出せるというのは、大変な自信になります。

本業以外での稼ぎがあれば今の会社にしがみつく必要が薄れるので、心に余裕が生まれてきます。

「本当に嫌になったら辞めてしまえばいい」

「副業収入があるから、正社員じゃなくても食べていける」

このような余裕が持てれば、とても楽な気持ちで働いていけますよね?

副業が軌道に乗ってくれば、それを本業にして独立することだって可能です。



通勤を快適にする

人混みが苦手なHSPですので、朝の通勤ラッシュを苦痛に感じる人は多いです。
仕事が始まる前から疲れてしまっては、これから始まる一日が思いやられてしまいます。
通勤を快適にするために、以下のような方法を取り入れてみましょう。

  • 早起きして通勤時間をズラす

  • イヤホン、マスクなどで五感を閉じる

  • フレックス制度を利用する

  • 自然の多い道を選ぶ



HSPが正社員を辞めるメリットデメリット

【メリット①】時間が作れる

正社員雇用以外での働き方では、時間に融通のきくものや、拘束時間の短いものが多いです。
ですので疲れも溜まりづらく、体調管理もしやすくなるでしょう。
自分の時間も多く持てるようになるので、適度にストレス開放もしていけます。

【メリット②】ゆるく働ける

非正規雇用では重い責任のある仕事は与えられません。
そのため、仕事にプレッシャーを感じなくなるので、ゆるく働くことができます。
プレッシャーが少なくのびのびと働ける環境は、HSPの真のポテンシャルを発揮できるでしょう。

【デメリット①】収入が安定しない

月給制が多く取り入れられている正社員雇用に対し、非正規雇用の多くは日給や時給で賃金が決められています。
勤務日数や時間なども基本的に正社員が優先されるため、経営不振などの事情で希望通りの稼ぎが得られなくなることもあるでしょう。
また、昇給に関しても同様に正社員が優先されていくので、長く働いて成果を出したとしても多くの期待はできません。

【デメリット②】孤独感を感じやすい

正社員を辞めると、以下の理由から孤独感を感じやすくなります。

  • 社会との関わりが減る

  • 劣等感を感じてしまう

同世代の集まりなどで、仕事の話になることもあるでしょう。
話についていけず、劣等感を感じるようになってしまい、だんだんと集まり自体に参加しなくなってしまう。
こうしてさらに社会との関わりが減ってしまう悪循環になってしまいます。
自分と同じような働き方をしているコミュニティを探してみるなどして、仲間を見つけると良いでしょう。


HSPが長く続く仕事を見つけるためのコツ4つ

楽しくなくていい

楽しめる仕事を探すのではなく、嫌なことが少ない仕事を探しましょう。
仕事を楽しめるに越したことはありません。
しかし、純粋に楽しんで仕事が出来てる人は極僅かです。
実際に、転職に関わるサービスや事業は年々増えています。
心から楽しめる仕事を見つけるのは、子供の頃からの夢をかなえるようなものです。
楽しさを求めて多くの刺激を許容するよりも、ゆるく働ける環境を探すことをおすすめします。

人生の優先事項を洗い出す

あなたの人生において大切な事柄を洗い出し、順位づけしてみましょう。
例えば筆者の私の考えを例に挙げます。

  1. 家族との時間

  2. 自分の趣味の時間

  3. ストレスの少ない職場環境

  4. お金

ここから分かることは
「家族や自分の時間の確保が最優先で、ストレスなくそこそこの稼ぎがあれば仕事にやりがいなどは求めていない」
という自分の理想とする生活の具体像が出来上がります。
この条件を満たせる仕事を選ぶことで、長く続けられる仕事になります。

避けたいことを洗い出す

「絶対に避けたいこと」「出来れば避けたいこと」と、避けたいことを洗い出し仕分けしてみましょう。
「絶対に避けたいこと」のリストに入ってることは問答無用で選ばないようにする。
「出来れば避けたいこと」のリストは、条件次第では飲み込む場合もある。
このように自分の嫌なことを見える化しておくことで、仕事選びの失敗を減らすことができます。

正社員にこだわらない

HSPは正社員雇用よりも、非正規雇用のほうが楽に働けます。
一方で、収入の問題や社会からの孤立感を感じるなどのデメリットがあるのも事実です。
収入面での問題は、副業と掛け合わせることで解決できる場合もあります。
さまざまな働き方をかけあわせ、柔軟な思考であなたにとっての最適を考えてみましょう。


HSPが正社員以外で働く方法

派遣社員

派遣社員の特徴

  • 主に時給、日給で給与が計算される

  • 同じ職場では最大3年間までしか働けない

  • 責任の大きい仕事は少ない

  • 事務やデータ入力など、HSPと相性の良い仕事は多い

契約社員

契約社員の特徴

  • 主に月給、日給で給与が計算される

  • 契約期間毎に契約更新がある(更新されない場合がある)

  • 比較的責任のある仕事も任されやすい

パート・アルバイト

パート・アルバイトの特徴

  • 主に時給で給与が計算される

  • 責任のある仕事はほとんど任されない

  • 時間や急な休みなどの融通がききやすい

  • 経営状況などでシフトの影響をもっとも受けやすい

フリーランス

フリーランスの特徴

  • 収入は自分の頑張り次第

  • 副業にも出来る

  • 何をするかは自分で自由に選べる

  • 収益化までには時間や知識が必要


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