【HSPに人気の高いオンライン心理カウンセラーになるには?業務内容やメリット・デメリットも解説】
心理カウンセラーとしての働き方のひとつに「オンライン心理カウンセラー」があります。
どのような働き方で、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
本記事では、オンライン心理カウンセラーになるための方法も交えながら、オンライン心理カウンセラーに関するあらゆる情報をご紹介します。
オンライン心理カウンセラーとは
オンライン心理カウンセラーとは、心理カウンセラーとしての仕事をオンライン上で行うものです。相談者に寄り添い、自らが課題や問題を解消できるよう導くなどの仕事内容は、通常の心理カウンセラーと変わりません。
対面でのカウンセリングは基本的に行わず、ビデオ通話や電話などを使って働くことが最大の特徴です。
オンライン心理カウンセラーになるにはどうすればいい?
オンライン心理カウンセラーになるために必須な資格はなく、誰もが心理カウンセラーを名乗れます。
しかし、仕事として成立するかどうかは別問題です。
未経験で心理カウンセラーとして働くことは難しいため、まずは通常の心理カウンセラーの勉強や講座を受講することが基本です。
オンライン心理カウンセラーは現時点でメジャーな働き方ではなく、就職先は限定されます。
オンライン心理カウンセラーの求人に応募して採用され、会社員として働く道もありますが、自ら開業して集客する「個人事業主」もしくは「経営者」として働くことが一般的です。
オンライン心理カウンセラーの業務内容
オンライン心理カウンセラーの業務内容は、以下の4パターンにわかれます。
<オンライン心理カウンセラーの業務内容>
ビデオカウンセリング
電話カウンセリング
チャットカウンセリング
メールカウンセリング
どのような働き方をするのか見ていきましょう。
ビデオカウンセリング
SkypeやZoomなどのアプリを使い、オンライン上でカウンセリングを行う方法です。顔を見合えることがメリットで、相談者のリアクションもわかるため、対面式のカウンセリングと感覚が変わりません。その反面、身だしなみを整えるなど事前準備で手間がかかりやすいことは欠点といえるでしょう。
電話カウンセリング
電話を使い、音声だけでカウンセリングを行う方法です。相談者のなかには顔を見られたくない人も多いため、より気軽に相談を持ち掛けてもらいやすいことがメリットでしょう。複雑なPCの設定や、安定的なインターネット回線も不要です。ただし、相談者の気持ちを読みにくく、話を進めにくい場合があります。
チャットカウンセリング
チャットのやり取りでカウンセリングを行う方法です。感覚としてはLINEのメッセージ交換とほぼ変わりません。電話やチャットで話すよりも、文章化したほうがコミュニケーションを取りやすい人にとって魅力的なカウンセリング方法といえます。ただし、タイピングが苦手な場合はテンポよくカウンセリングできません。
メールカウンセリング
メールを使ってカウンセリングを行う方法です。長文の相談に対して長文で返信するのが基本ですから、チャットのようにタイピング技術が問われず、プレッシャーも感じません。欠点はビデオ、電話、チャットのようなライブ感がないことで、相談する価値を感じてもらいにくいかもしれません。
オンライン心理カウンセラーの4つのメリット
オンライン心理カウンセラーのメリットは主に4つあります。
<オンライン心理カウンセラーのメリット>
個人情報が守られる
場所を選ばない
対面よりリラックスできて相談しやすい場合もある
費用が安い
相談する側・相談される側、両方の立場からくわしく見ていきましょう。
①個人情報が守られる
相談する側としては、電話、チャット、メールといった方法で相談すると、カウンセラーに顔を見られることがありません。顔を知られずに相談したい、自分自身の個人情報を守りたいと考えている人にとって、完全な匿名で相談できることはメリットでしょう。
②場所を選ばない
場所を選ばないことは、カウンセラー・相談者双方にとってのメリットです。ビデオカウンセリングの場合は自宅や職場などのオンライン環境のある場所を選ぶ必要がありますが、それ以外の方法ならどこにいても気軽に相談ができます。チャットやメールの場合、通勤・通学途中でも相談できるでしょう。
③対面よりリラックスできて相談しやすい場合もある
カウンセラー・相談者の双方が、対面よりもリラックスした状態で話し合える場合があります。面と向かって人と話をするのが苦手な人はオンラインカウンセリングを利用するとよいでしょう。「緊張していいたいことをいえなかった」といった問題を避けやすくなります。
④費用が安い
利用する会社やカウンセラーによって異なりますが、一般論として通常のカウンセリングよりも費用が安いことも相談者にとってのメリットです。カウンセラー側としても、賃料や人件費、水道光熱費などのコストがかからず、料金設定を抑えても損をすることはありません。
オンライン心理カウンセラーの3つのデメリット
オンライン心理カウンセラーのデメリットを3つご紹介します。
<オンライン心理カウンセラーの3つのデメリット>
うまく伝わらないことがある
緊急性の高い相談には向いていない
デバイスの設定が必要
こちらもカウンセラー・相談者両方の立場からわかりやすく解説しましょう。
①うまく伝わらないことがある
対面と比べて情報量が制限されるため、相談内容や返答のニュアンスがうまく伝わらないかもしれません。とくにメールやチャットの場合、伝えたい意図と異なる解釈をされる恐れがあります。カウンセリングの最中に話が食い違うと、効果的なカウンセリングができなくなってしまうでしょう。
②緊急性の高い相談には向いていない
相談者の心身状態が緊急性を要する場合、カウンセラーからのメッセージが届くまでにタイムラグが生じるオンラインカウンセリングは最適といえません。この場合、心療内科など病院への相談がおすすめです。今すぐに助けが必要な場合は、別の方法で相談することを検討しましょう。
③デバイスの設定が必要
カウンセラー、相談者双方でデバイスの設定が必要です。とくにビデオや通話でカウンセリングを行う場合、相談者は指定されたアプリをダウンロード・インストールしなければなりません。それ以外にも以下のようなインターネット関連の注意点があります。
<インターネットに関する注意点>
回線状況により接続が途切れる場合がある
デバイスの充電が切れるとカウンセリングができなくなる
セキュリティソフトに通信を遮断される可能性がある
インターネット環境に関する一定の知識が必要になることには注意しましょう。
メリットデメリットをよく考えて行動しましょう。
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