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【HSPの発達障害併発】

HSPと発達障害には違いがあります。まず、自閉症スペクトラムは一般的に自分の興味のないことに対して見向きもしない点があります。それは空気が読めないと捉えることができ、HSPは逆に読みすぎます。しかし似ているところも多々あるのです。


HSPは発達障害のような医学の診断名ではなく

心理学で使われる用語です。

そのため専門とする医師も少ないだけでなく

HSPという言葉を知らない医師さえいます。

広く認知されていないことに加え

発達障害との共通点も多いので

病院に行ってさえ混同されることがあります。

たとえば、感覚過敏、対人関係が苦手、特殊な才能を持つことなどが

HSPの特徴ですが、これは発達障害にも見られる特徴なのです。

「そばにいると影響されやすい」ことに加え

HSPは神経の昂りが頻繁に起きるので

それを不安や恐怖と捉えてしまいます。

神経の昂りと不安や恐怖の起きたときの

身体的な特徴はとても似ています。

「震え」「ドキドキする」「身体が硬直する」などです。

この神経の昂りが原因で

落ち着きがなくなる、身体を頻繁に動かす、といった

身体的な特徴が発達障害の多動性と誤解されることが多いのです。


HSPにしろ発達障害、グレーゾーンにしろ

生きづらさを抱えていることが問題なのです。


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