アネモネS┃2021.03.14
スタートからしばらく下り坂が続くおにぎり型の中山T1600。
下り坂の影響でそもそも序盤から流れやすいコース。
しかし、今回は雨の影響で馬場がかなり渋っており、この影響がどこまで出るかを読むのが難しい。
◎⑪ベッラノーヴァ
○⑤ルチェカリーナ
▲⑧アナザーリリック
△⑩レッジャードロ
◎⑪ベッラノーヴァ
前走、フェアリーSはコーナーで大外を回しており、その結果距離ロスの分があったため後半2F地点が推定個別12.2を刻んでいるが、スムーズな競馬であればここも11秒台のラップを出していたはず。
中山で終い11.1とキレる脚を見せており、中山適性という面から考えても、人気であっても素直に信頼できる。また、新馬戦は東京の重馬場で勝利しているように、馬場が渋ってもこなせる。小柄でピッチ走法のため、むしろ渋った方が向きそう。
○⑤ルチェカリーナ
前走のこぶし賞を評価。大きく緩むことなく追走し、直線を向いて10.9まで加速する脚を見せた。いかにも阪神T1600(外)っぽいラップの踏み方で、中山適性は未知数の部分があるものの、この決め手は評価できる。
▲⑧アナザーリリック
前走菜の花賞を評価。
追い風の影響があったものの、このレースは直線を向いて後半2Fの上り性能が求められるレースとなったが、この馬自身も推定個別11.2-11.1でまとめている。
△⑩レッジャードロ
中山T1600で行われた新馬戦のパフォーマンスを評価。中山で後半4F推定11.8-11.3-11.5-11.2という数字を刻んでおり、相当強い内容。その時から斤量プラス2キロとはなるものの、血統的に渋った馬場も向きそう。
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