MSXポケットバンク#02| マイコンジュークボックス
MSXはPSG(プログラマブル・サウンド・ジェネレータ)という音を発生させる仕組みを持っていました。MSXが搭載していたPSGは3つの矩形波と1つのノイズを発生させることができます。矩形波とは超ざっくり言うと救急車のピーポーピーポーのような音色がなくて音程を変えられる音です。
表紙デザイン
裏表紙デザイン
中身は貧弱なPSGを駆使してMSXで音楽を楽しめるよう様々な音楽がPLAY命令で実行できるようになっています。個人的には矢切の渡しがよかったですし、フラッシュダンスもなかなかの出来でした。
当時はインターネットはなかったですし、CD-ROMも登場前夜という状況で本に掲載されているプログラムリストをひたすら入力する必要がありました。が、他人のプログラムを入力することが非常に勉強になったと思います。
今はOCRで簡単にプログラムを取り込めますし、MSXは珍しく権利関係がクリアな公式エミュレータもあるので、当時の音を再現してみようかな。
ご覧頂きありがとうございました。