【台湾 旅の記録】美濃で味わう客家文化
春節の高雄旅行、2日目の記録。いわゆるメインストリームの漢人でもなく、原住民でもない、「客家」の子孫が数多く暮らすという美濃を訪れた。台湾、ほんといろんな文化が共存している。
【2023/01/25の旅日記】
朝食は六合夜市ウラの早餐店。鍋燒意麵（80元）と起司蛋餅（40元）、あわせて120元＝約515円。鍋燒麵は食べてみると見た目より意外と少ないことが多いので、朝からすこし贅沢してみた。正解だった。外帶のお客さんが結構ひっきりなしに訪れている。
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早。幸福
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きょうは高雄に実家のあるご夫婦にクルマに乗っけていただき、高雄郊外の客家の街・美濃へ。いまも人口の9割以上がかつて広東省から越してきた客家人の子孫らしい。駐車した小学校には「客家の言葉をしゃべろう」という横断幕。原住民でこのパターンはよく見かけるが、漢族でこういう呼びかけは新鮮。 pic.twitter.com/jpW6PayYbT
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粄條が客家人の伝統料理らしくて（台南でも見かけるけどね）、数十メートルしかない道路の両脇に10何軒という粄條屋さんがひしめいている。
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そのなかでも最も行列ができていた、廟の真隣のお店へ。整理券をもらって呼ばれるのを待つあいだ、せっかくなので廟で拜拜した。 pic.twitter.com/ZkhSYF8BIV
店外で待つこと約1時間、さらに席に座ってから待つこと30分弱。ようやくテーブルにサーブされたのはそれぞれの原味肉片粄條（55元）と、シェアするようの大きめの金針花湯（100元）、炒野（水）蓮＝110元、それから客家小炒（120元）。熱々でおいしかった。野蓮もこの付近の地域でしか取れないらしい。 pic.twitter.com/VHgHWQUON3
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25日振り返り。昼食のあと訪れた美濃客家文物館では「客家の伝統料理」として展示されているのが粄條、野蓮、客家小炒……ついさっき食べたばっかりの組み合わせで笑った。「美濃」という地名は原住民の呼び方に日本語の美濃という漢字をあてはめ、それをいまは中国語読みしている高雄パターン。 pic.twitter.com/LQFUp1Wu5H
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日本の農村に似ているようでいて、よおくみると全然違う風景。
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椰子みたいな南国の樹木、かなりゴツゴツした山の形、田んぼではなくて何かの水草（これが野蓮か？）を栽培している池。
すこし紅葉気味なのが美しい。 pic.twitter.com/mDWSTaJYTM
美濃民俗村は客家文化の展示館というよりは日本の道の駅のような商業施設。
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ここで「擂茶」を飲んだ。一杯40元＝約170円。雑穀や豆・お茶っ葉をすり潰して粉末にしたものだといい、きなこのような味わい。
混ぜながら飲むんだけど粉末が溶けきらず、ついついむせちゃうところもきなこに似ていた。 pic.twitter.com/8K5zhuiqrO
客家は？ 美濃は？ 紙傘が伝統工芸品として有名らしくて、子供向けの絵付け体験コーナーもあった。
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清冰も食べた。おそらくシャーベットで、これも40元＝約170円。フレーバーが豊富だけれどかき氷みたいに味のないシャーベットにジャムみたいなソースをかける方式。かき氷よりなめらか。 pic.twitter.com/eN8tpWH7lw
間違った、擂茶、60元だった。
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駄菓子コーナーに各種キャラがミックスされた子供用のくじびきボックスみたいなのがあって微笑ましい。 pic.twitter.com/P7vXnsE3JV
25日夕食は台南に戻って鍋。混雑しているも30分くらい待ったら予約なしでも入れた。2階は20卓以上が満席。自分たち以外にはビールを飲んでいる客ゼロだった。豆皮が好きすぎる。かなり飲み食いして1人500元＝約2130円。
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小豪州沙茶爐中山店
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机に向かっての勉強時間はゼロ。