【カメラ散歩】台湾・九份をいかに撮るか
台湾の九份といえば台北からも程近く、初めて台湾旅行にやってきた日本人観光客のざっと80%くらいが足を運ぶ観光スポットであろう(知らんけど)。かくいう私も2010年12月、大学の卒業論文を書き終えた確かほぼ翌日、深夜の格安航空便に乗り込み、台北、そしてここ九份を訪れている。
問題は、それだけ多く日本人観光客が訪れる街であるがゆえに、かつ、最近ではインスタ映えスポットとして有名になってしまったがゆえに、ウェブ上に九份写真が氾濫してしまっていること。デジタル一眼レフカメラを持ち歩いているとはいえ、独自性ある写真を撮るのが非常に難しい。
定番写真に飽きつつあるころ、気づいたのが観光客の少なさだった。
そういえば営業していない、シャッターを下ろしたままのお店もかなり目立つ。この日は夜に九份の歴史を紹介してくれるナイトツアーに参加したのだが、ガイドのおじさんが「雨というのもあるし、何よりコロナで観光客が減った」と話していた。
ひとつだけ、九份がシャッター街になっていて良かったこと。
それは赤い提灯の光がシャッターに反射し、あたりがより一層真っ赤になっていたこと。これだけは土産店がフル営業していたらなかなか観られない光景だろう。
【2022/12/28の日記】
↑実はこのとき結構寒気がしていて、あ、やばい、風邪ひいたかも、と思っていた。が、結果からいうと大丈夫だった。なんだったんだろう。
この日の夜は知り合いのご厚意で台湾人向け日本語学校を見学させてもらった。いつかあらためて書くかもしれない。
机に向かっての勉強時間は2時間48分。