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台湾の街角「赤い垂れ幕」の正体
民家の玄関先に、よく赤い垂れ幕が張り出されているのをみかける。
中華圏の何かしらの風習なんだろう、としか思っていなかったが、真っ赤ショップであれだけ大々的に売り出されているのを発見して以来、どうしても気になるように。
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調べてみると、この「赤い垂れ幕」の正式名称は春聯chūnlián。直訳するならば春節にあたって門戸に貼り出す、対になっている句。なんとなく想像できるとおり、魔除けや縁起物の一種らしい。日本の門松やしめ飾りみたいなものなのかな。
門扉の左右で「対」になっているのが原則のはずだけれど、実は街でいちばんよく見かけるのは4文字だけのものだったりする。これも一般的に春聯に含まれるみたい。
そしてこの4文字の春聯を観察しながら街を歩くと、あることに気づくのである。
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そう(←って気づくひとはマニアだろう)、政治家の名前入りタイプが多いのだ。台南の場合、現在の政権与党・民主進歩党の所属議員名義のものが圧倒的多数を占める。
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このあたりの記事を読むと、やっぱり政治家が無料配布しているみたいですね。
台南の場合は全家庭に配っているんだって。すごい。市の税金を使って「台南市」名義ではなく「台南市長 黃偉哲」名義の春聯をばらまくのって、なんだかすごく不思議な感じがする。
それにしても「深緑」都市こと台南では国民党の議員名義の春聯は本当に見かけません(注:深緑とは、緑色をシンボルカラーにする民進党の牙城である、という意味)。
国民党の支持者が多く暮らすエリアにいけば、やっぱり春聯も国民党議員名義のものが多くなるんだろうか。そこらへんも検証してみたいけれど、なかなか時間がない。
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【2023/01/18の日記】
朝食は一番好きな牛肉湯屋さん。調子に乗って特大を頼んだけど、肉がとっても柔らかくてスープもおいしくて、全然いけちゃう。肉燥飯付きで160元=690円強。台南旅行するひとがいたらぜひこの店で食べてほしい。微妙な牛肉湯屋さんもあるので、そっちで「牛肉湯そうでもないな」って思って欲しくない。 pic.twitter.com/oglejqDVbb
— u5505 (@u5505tainan) January 18, 2023
過年はいつも通り営業するらしい(初日除く)。通う。
— u5505 (@u5505tainan) January 18, 2023
新鮮牛肉湯
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大学のいつも通っている棟なのに、階段を数十段のぼってみるだけで全然違う景色に出会える。
— u5505 (@u5505tainan) January 18, 2023
光の感じがすごくきれい。iPhoneじゃなくて一眼レフでちゃんと撮りたくなる。 pic.twitter.com/0a2AOt1DYy
昼食は住宅街の路地裏にある、普通に歩いていたらまず見つけられなさそうなお店。安琪拉達捲餅(240元)というドリアをトルティーヤで包んだような料理と、それからスプライト(50元)。あわせて290元=約1250円。少なくとも飲料1杯を注文しなさい(食べ物は含まず)という不思議な規定があった。 pic.twitter.com/Lu40o20a1b
— u5505 (@u5505tainan) January 18, 2023
ドリアみたいなのは熱々でおいしい……といいたいところだけど、一部中身が冷たいままだった。値段のわりには還有進步的空間。老闆はこちらが理解してようがしてまいがどんどん中国語で無造作に説明してくる感じ。
— u5505 (@u5505tainan) January 18, 2023
zoomos
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孔廟、ドイツ人と思しき老夫婦(←旅行先で見かける老夫婦はだいたいドイツ人という経験則にもとづく推測)が、そろって日陰に腰を下ろして、なにやらスケッチしていた。廟の赤、ガジュマルの緑、そして青空。とっても仲が良さそうだけれど、どちらかというと奥さんが付き合わされてる感がなくもない。 pic.twitter.com/LQ1gHT8Mv1
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初めて来たカフェというかワークスペースというか。最初の1時間が100元で、そのあとは1分1元。わたしは3時間半弱の滞在で245元=約1060円だった。コーヒーやお茶は飲み放題。カフェよりは高くつくが、本や雑誌に囲まれて集中できる空間。1杯で粘ってる罪悪感もない。なおコーヒーはかなり薄かった。 pic.twitter.com/NUhZhD1wus
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窓が大きくて、勉強や仕事に飽きたらぼーっと外を眺めることもできる。
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Room A
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18日夕食は以前通りかかって気になっていた、門構えは神楽坂あたりにありそうな、しかし提供しているのはつけ麺というお店。招牌豚骨魚介沾麵(240元)と日式啤酒(60元)を頼んで300元=約1270円。肉が豪華でとってもおいしかった。最後はお湯(ゆで汁?)を注いでスープにしていただいた。 pic.twitter.com/KG4sGRpCa4
— u5505 (@u5505tainan) January 18, 2023
18日夕食後は蝸牛巷の酒吧へ。ジンをベースにした、ジャスミン茶のような香りのする「般若」(400元)と、同じくジンベースでパイナップルが主役の「百萬元」(350元)。お客さんは20代前半中心。ここは注文から提供まで速いのが地味に良い。台南の酒吧って下手すると20〜30分くらいかかるイメージ。 pic.twitter.com/jRObzWNdHz
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篭裏 Bar Lonely
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机に向かっての勉強時間は1時間14分。