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【台湾ぐるり旅】びっくり 新竹の「ひとつ屋根の下」
台湾の外周をぐるり巡る「環島」旅行、ついに最終日。台北をちらっと観光して、知人と夕食の約束をしてあった新竹へ。20時過ぎの在来線電車(自強號)に乗り、日付が変わる前に語学留学先の台南へと戻った。
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【2022/12/10の旅日記】
朝食は台北車站近くのカフェ。火腿三明治が90元、美式咖啡が70元で160元(約710円)。サンドイッチは本当にハムとチーズが挟まってるだけでこの価格。こ、これが台北か……という感じ。台北女子図鑑のイーシャンになった気分。
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NOTCH咖啡 本町店(重慶南路)
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昨晩の台北駅前のホテルは窓なしで2430元(約10800円)。今回の旅行は600〜700元のカプセル形式の宿に泊まることが多く、当然ながら最高値でした。台北でも安めの宿を探したけど、当日朝に検索するのだとやっぱりかなり怪しげのところしかなかった。ここも廊下に謎の起伏があるなど、ちょっと怖い。 pic.twitter.com/7hoqdsyWXj
— u5505 (@u5505tainan) December 10, 2022
臺北二二八紀念館。この建物が単なる展示館じゃなくて、二・二八事件の実際の舞台だったという点が面白かった。というのもこの建物、台湾側の民衆が全国に蜂起を促すメッセージを発信した放送所だったんだって。そういう話を聞くと生々しくて興味がわく。そして国民党もちゃんと謝罪してるんですね。 pic.twitter.com/UeXPfMf9Sq
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台北のバス車内で見かけたコレは降車ボタンではなくて、どうやら痴漢防止・スリ防止の専用ボタンらしい。押すとどうなるんだろう。 pic.twitter.com/frLmNoxr2L
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昼食は韓国料理屋さんで豬肉の鐵碗拌飯(140元=620円強)。鐵碗というからには石焼ビビンパみたいなのかなあと思って頼んだけど違った。味はよかったです。味噌汁は薄め。とっても明るくて、感じの良い娘さんが店内を仕切っていていた。
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麥食達韓式料理
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またしても12年前との比較写真を撮影する遊び。この日は台北駅。このアングルは明らかな変化があって、かつては正面にチケット売り場があったのだが、この12年で左側に移動したみたい。時期はいずれも同じ12月中旬なのだが、今回はとっても大きなクリスマスツリーが飾られているのも相違点。
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在来線に乗って、今回の環島で最後の目的地、新竹へ。
半導体やらIT関連やら先進企業が集積していて、観光地というよりはビジネスの街らしい。が、台南で知り合いのツテをたどって新竹に日本語を勉強している台湾人と知り合い、これまではLINEのやりとりだけだったが、ご飯を食べることになっていたのである。
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新竹、正直まったく期待していなかったんだけど、城隍廟に完全に裏切られた。
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なんだここ。人々の煩悩(おいしいもの食べたい)が完全に信仰心(神様にお参り)を侵食しちゃってる。それでいて参拝客が不真面目かというとそんなことはまったくなくて(むしろ熱心)、かつ若い人の姿が目立つ。 pic.twitter.com/HTzUC2WY60
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夕食は人づてに知り合った新竹在住の私とほぼ同い年の男性と一緒(この人とのご飯のために新竹に立ち寄った)。乾米粉(60元)と客家湯圓(75元)、それから彼が頼んでくれた副菜いくつか。ここの乾米粉は塩気がきいててとってもおいしかった。
— u5505 (@u5505tainan) December 10, 2022
榮記客家湯圓
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その後はさきほども立ち寄った城隍廟近くの中央市場内にある酒吧。ビール1杯とウイスキー1杯しか飲んでいないが1人740元だった。台湾の酒吧は東京の感覚からしてもかなり高い気がする。
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ただ雰囲気は良い。いかの燻製みたいなのも出してくれた。
保庇 bar BOBIhttps://t.co/eHF2sXYpNw pic.twitter.com/yjZMtmx1h9
彼は日本語を勉強している台湾人にしては珍しく会話のときに日本語を口に出さず、かつ中国語のしゃべるスピードも容赦ない。かなり厳しかったがなんとか食らいついて色々と話をした。半導体関連のエンジニアだという彼、日本で仕事してみたいが、半導体業界では日本では給料が下がるのが悩みだそうだ。
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楽しい旅行の終着点はココ。 pic.twitter.com/SzWYVG3HPg
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机に向かっての勉強時間は17分。
かつて海外を一人旅しているときって、途中でなんだか疲れ切ってしまって、観光するのも面倒くさい、けれど宿にいるのも気が塞いでしまう、しょうがない、せっかくだしひとまず街を歩くか、けど億劫……みたいな気持ちになることがあった。
いま思えばあれも一種のホームシックだったのだろう。
今回は不思議なことに、そういう旅疲れみたいな心理状態になることが一度もなかった。本当に不思議。随時LINEで家族と連絡を取り合って、あるいはセンチメンタルになる暇もなくTwitterに旅の記録を書き続けたかもしれない。先人たちからみれば、こんなのは旅とは呼べないのかもしれないが。