台湾の大学図書館、昔の新聞が「原本」
いま通っている大学の図書館をぶらぶらしていて驚いたのが、過去の新聞が「原本」で保存されていること。日本の図書館だと、過去の新聞って大体はデータを再印刷した縮刷版ですよね?
日刊の新聞って賞味期限がせいぜい半日くらいで切れるものだから、紙もそんなに立派なものじゃない。時間が経つと黄ばんでくるし、湿気にも摩耗にも弱い。それなのに、この大学の図書館は原本保存を貫いているのである。
何とはなしに手に取った民國63年って、西暦でいうと1974年ですよ。
1974年ってニクソンが電撃訪中したり、日本が大陸側の中国と国交を結んだりした2年後だ。台湾が国連を脱退した3年後でもある。このときはまだ蒋介石も生きている。当時の新聞が開架で原本閲覧できるなんてすごすぎる(できちゃっていいのか? もっとちゃんと保存したほういいのでは?)。
歴史の節目を伝える日の新聞は注目度も高いだろうし、学生が沢山コピーを取った跡があったりするんだろうか。たとえば蒋介石の死んだ翌日、戒厳令解除の翌日、李登輝の総統就任の翌日などなど? 今度時間をつくって見てみたい。
【2022/10/14の日記】
15時に授業が終わったあと、停留ビザの更新のために移民局へ。このことはまた別途書きます。せっかく駅の西側まで来たので、美術館2館の最上階にあるカフェで少しだけ優雅な時間を過ごしてみた。
その後、華語中心のクラスメイトと一緒に大東夜市に繰り出す。これまではあんまりクラスメイトと遊んでいなかったこともあり、おしゃべり楽しかった。その後すこしだけ飲みにも出かけた。
机に向かっての勉強時間は1時間54分。