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台湾人学生の闇ビジネスを見てしまった?
なかなかドキドキすることがあったので、ツイート再録。
いまこの瞬間、この大学(の学生さんたち)の闇を目撃しているかもしれない……。 pic.twitter.com/2Qnc0DeBQ5
— u5505 (@u5505tainan) November 2, 2022
きっかけは写真サークルから届いた次回活動の案内文だった。いわく「明日は夜7時に活動大樓(≒学生会館)◎号室に集合すること」。
— u5505 (@u5505tainan) November 2, 2022
これは困る。学生会館は学生証をリーダーにかざさないと入れない。しかし華語中心の生徒に渡されているのは、学生会館に入る権限が与えられていない学生証だからだ。
そこで前回の活動のときにInstagramのアカウントを交換した台湾人男子に連絡してみた。「明日参加したいんだけど、会館に入るとき、ちょっと力を貸してくれませんか」
— u5505 (@u5505tainan) November 2, 2022
夕方になって返信が届く。「きょうは学校きてる? 18時に図書館前に来れますか」。明日じゃなく今日、何やら助けてくれるという。
よくわからないので、ちょっとだけInstagram上で話を続けてみる。
— u5505 (@u5505tainan) November 2, 2022
🇯🇵「助けてくれるって何を?」
🇹🇼「今日ならco個卡片を渡せるから」
🇯🇵「co個卡片って?」
🇹🇼「コピーカードのこと」
えっ… なにやら香ばしい展開。面白そう。これ以上聞くのも野暮な気がしたので、この会話はここで切り上げる。
彼からのメッセージにInstagramの別アカウントへのリンクがついていて、まずはそのアカウントをのぞいてみた。プロフィールにはこう書いてある。
— u5505 (@u5505tainan) November 2, 2022
「生活の不便を解決します。もう校舎入り口で慌てて学生証を探す必要はありません。水曜の午後6時、図書館前で待ってます」
いかにもやばそう…… pic.twitter.com/FWwEzGJaHX
この時点で私が想定していたのは、偽造した学生証(ICカード)を売ってるのかな、ということ。例えば本科生の落とした学生証から個人情報とか入室権限の情報をスキミングして、それをどうにか別のICチップにコピーし、再利用できるようにしている……とか。だとすると結構やばいし、さすがに買えない。
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果たして午後6時、指定の場所へ。すこし遅れてきた彼は透明な小物ケースを持っていて、大量のキーホルダーのようなモノが入っている。さらにスーパーのバーコード読み取り機ほどの装置を取り出し開店準備を進める。あーコレは想定通りだ。この大学の闇ここに見たり!(最初のツイートはこのとき投稿) pic.twitter.com/r9AO6UyEeC
— u5505 (@u5505tainan) November 2, 2022
そうしているうちに続々と「お客」がやってきて「インスタに投稿してたこのデザインのは置いてる?」なんて対話をしている。いよいよヤミ学生証の売買が始まった……!? ちなみに1個100元とのこと。
— u5505 (@u5505tainan) November 2, 2022
ところがよおくみていると、「お客」は全員、いったん自分の学生証を彼に手渡すのである。 pic.twitter.com/NmjdAzzGCh
彼が「お客」の学生証をリーダーにかざすと、リーダーには何やら数字が表示される。そして今度は「お客」が指定したキーホルダー的なモノをリーダーにかざしている。原來(←原來って言いたいだけ)偽造学生証をコピーして売ってるのではなく、自分の学生証のコピーをその場で製造して売っているのだ。
— u5505 (@u5505tainan) November 2, 2022
ようやく理解できた。
— u5505 (@u5505tainan) November 2, 2022
🇯🇵「つまりコレは違法ではないってこと?」
🇹🇼「うん大丈夫」
🇯🇵「違法っていうか、大学のセキュリティ規則というか」
🇹🇼「うん、自分の学生証をコピーするだけだから」
🇯🇵「結構買うひといるんだね」
🇹🇼「ぼくの小生意(小さなビジネス)だよ」
そういって彼は初めて笑った。
台湾でよく使われているICカード「悠遊卡」も、カードだけじゃなくてキーホルダーみたいな形状のものがよく売られている。ICチップ?さえ入っていれば使えるので、カード形式である必要はないってことなんだろう。それに慣れている台湾人からすれば、ちょっとおしゃれな入館証を作ってる感覚なのかな。
— u5505 (@u5505tainan) November 2, 2022
まあ、だとしても、本来は1枚しか持てない学生証(≒入館カード)を複数持てるってことは、スペアのカードの貸し借りができちゃうってこと。ICリーダーにかざした学生証は履歴情報のログが残るとはいえ、セキュリティの観点からすると、コレ、限りなくブラックに近いグレーって感じなんじゃないかな。
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そして明日の私が困るという状況はなんら変わりない。
— u5505 (@u5505tainan) November 2, 2022
🇹🇼「学生証自体に入館権限がないなら作っても意味ないね」
🇯🇵「そっか。明日、你は活動に来るの?」
🇹🇼「いや中間試験があるから行かない」
🇯🇵「どうしよう」
🇹🇼「サークル全体のLINEグループに聞いてみたら」
商売人は非顧客には冷たいみたい。
【2022/10/17の日記】
朝食はいつものお店で牛肉湯の大(肉燥飯つきで130元=600円強)。ここは甘くなくて安定のおいしさ。店内にいる15分くらいずっとテレビのニュースを見てたけど、不思議なくらい中国共産党の党大会は取り上げられていなかった。
— u5505 (@u5505tainan) October 16, 2022
新鮮牛肉湯
+886 6 236 9680https://t.co/jjyJSIDaJ1 pic.twitter.com/g2DlB2rQH3
耳と鼻を診ていない耳鼻科医 pic.twitter.com/iiWLA5XXpT
— u5505 (@u5505tainan) October 16, 2022
昼食は肉燥拌麵(乾)が50元、燙青菜が40元のあわせて90元=420円弱。ちょっと味が薄め。調味料が置いてあるのであとは自分で調整してということなのかも。おそらく青菜はいつものじゃがいもの葉っぱだったと思う。この店は焼き餃子が結構あるみたい。夜にまた来てみたい。 pic.twitter.com/RTysEFF17e
— u5505 (@u5505tainan) October 17, 2022
夕食は功夫鍋燒雞絲麵。カレー屋さんのこのお店、メニューを見るとスープをカレー味に変えられると書いてある。チキンラーメン味ですでにかなりしょっぱいだろうにどうなるんだろう? 興味をひかれ頼んでみたら「雞絲はスープ変えられません」。あっさり断られた。だよね。大盛りで106元(490円強)。 pic.twitter.com/HCKe7EsEam
— u5505 (@u5505tainan) October 17, 2022
小林製薬、日本での商品名「熱さまシート」にはない自社名をわざわざ台湾では商品名にぶちこむくらい、きっと社名が有名なんだろうなあ。 pic.twitter.com/xFEbjbtiiD
— u5505 (@u5505tainan) October 17, 2022
中間試験の勉強をやる気になれなくて、金門のホテル探しをする。
【期中考から逃避】このサイト、台湾旅行でホテルを探すのになかなか使えるかも。そして金門は良い感じの民宿がたくさんありそう。すごく楽しみ。
— u5505 (@u5505tainan) October 17, 2022
【2022金門住宿推薦】6間古厝質感老宅.機能好.絕美好評.體驗棒必住民宿 https://t.co/P8BwejTi48
机に向かっての勉強時間は5時間00分。