何物にもなれないオンナが250人集客できたわけ その6 ~まさかの壁が?!ナチュラルハイな2週間~
いける!と思った私の大誤算
岡山講演会を終え。
ベストセラー作家と会い。
講演会まであともう少し。きっと大丈夫!いける!
なーんて。悠長に構えていた岡山講演会終了2日後の月曜日。
「ちょっと話しませんか?」
とメッセージをくれたのは、おけいこ.com岡山の運営者。沖村舞子さん。
「ほーりー、広島講演会、このままじゃこけると思う」
と言われ、頭にはてなマークが飛ぶ私。
まあ、なかなか動きはないけど、あと2週間あるし。
そう思った頭で聞いていた私は、この後衝撃を受けることになる。
あまりにもノー天気でヘラヘラと、
事の重大さをわかっていない私に、
まいちゃんは最終兵器を出してきた。
「前に企画した資料なんだけど…」
と言いながら見せてくれたのは、
まいちゃんが作成した300人規模のイベント運営資料。
Excel ファイル内、6シートにびっちりと、
タイムスケジュールや準備物、会場配置や名簿など
細かく記載をされていて、言葉を失う私。
タイムスケジュールは分単位で書きこまれていて、白目をむいたと同時に
「ここまでやるの…?!」と顔面蒼白。
そこから、本気でやばさを感じ、
100人以上規模のイベント運営に携わったことがある人、
各チームのリーダーのみでの
運営実行チームを組み、作戦会議が始まったのです。
医療関係の大きな講演会や、学会運営など、
きっちりしたイベントを開催されてこられたゆきさん。
運営のバックサポート力が抜群なあさみさん。
そして、星先生の講演会には、参加者としても運営としても
多く携わられてる山田響子先生に
お力添えをいただきながら
白目をむく日々が始まりました。
初めてまわりを頼った日のこと
あれやこれやの確認事項、
詰めておかないといけないこと、
作らないといけない資料…
最終的な集客も
その他しないといけない業務も。
頭がいっぱいで
とりあえず目の前にあることを一つずつこなすのでいっぱいな日々。
その中で、自分の手に負えない事態が発生。
初めて
「誰か、分かる人いたら、教えてください」
と、自らヘルプを出しました。
正直、忙しいまわりの時間を割いてもらうのが
申し訳なさ過ぎた。
本当は自分で抱えてやらないといけないと思ってた。
でも、それって、違ったみたいだった。
「ひとりではできないことをチームで」
というおけいこのスローガンがあります。
まさに言葉通り。
「一人でできることは一人で。
できないことは『おけいこチーム』で
できる人と一緒にやろう」
ということ。
1人でできること=努力してやること
だと思っていた私はそれが正義と思い込んで
効率も悪く、まわりの好意も見えないようになっていました。
それが間違いだった
たったの一言のヘルプで
みんなが一斉に動いて
解決に向かって知恵をだしてくれる。
しかも、一つではなく複数。
最大な最適解はどれだ?と一緒に考えてくれる。
なんてありがたいんだ
しかも、一人で考えるより早く
素晴らしいアイデアがたくさんでてくる…
と感激をしたのです。
そうか、一人でやらなくてもいいんだな。
そんなことを思えた、一つのきっかけでした。
怒涛の追い上げ。深夜のミーティング。気づいたのは「寝ない方が、調子いい?」
講演会まで1週間。
直前まで、深夜に及ぶミーティングが開催。
毎日のように資料を作り直し、
毎日のように各所に確認。
イメージして、脳内で動いて、やり直して。
そんな日々。
正直、
睡眠時間は、毎日3時間でした。
昼間は講演会の事をやりつつ
別の動かしている業務のことをやったり。
残った業務は、子供たちが寝た後、
ミーティングが終了し、資料を直した後に。
となると、毎日ドーピングをしつつ動いていました。
ちなみに、10月に入ってからは家事がかなりおろそかになり、
講演会前1週間はほぼご飯も作らず、家事も全くせず、
(いやいつもか…?!)
お惣菜買って食べたり、夫が作ってくれたり、でした。
みるみる荒れていく家と、自分の心の焦り具合に
どうしたもんか、と頭を抱えながら
講演会に向けて突っ走っていました。
ドーピングをしていたからか。
否。
神経が高ぶってたからか。
昼間に眠くなることはあまりなく。
深夜の仕事中も、眠くて何もできないという事もなくでした。
大変だったけど…。
ちなみに、一番つらかったのが講演会2日前で。
移動もあるし、荷物の準備したりと身体も動かすし。
肉体的な疲れと睡眠不足と脳の疲労で
「あと2日…」とカウントダウンしながらすごしてました。
とはいうものの。
本当に、みなさんのおかげでなんとかタイムスケジュールも配置も完成し
配布物も準備終了。
申し込みはバタついたけどなんとかまとめることもでき。
いよいよ本番を迎えるのでした。
あれだけ、
「11月が来ないんじゃないか」と思っていたのに。
あれだけ
「もう、逃げ出したい」と思っていたのに。
目の前に講演会が迫ってきていると思うと。
「あれもやりたかった」「これもできた」
「こうしたらよかった」「ここはこうだった」
など反省が出てきて、
もう一度、やり直したい気持ちにもなったのは
間違いではありません。
講演会当日の天気予報は晴れ。
11月にしては、温かい日になる、という予報に
胸をなでおろしたのでした。