誰しもが自分の使う電気を“不要不急”とは思わない。供給力確保が必要なワケ
猛暑や厳寒のなかで、電力が足りないので、節電してくださいと言われれば、腹も立つでしょう。「好きに使わせろ」と言いたくなる気持ちはよくわかります。電気は使いたいと思う時に使えなければ意味がありません。大量に貯める技術はまだ存在しないため、必要とされるときに必要な量を確保することが非常に重要な財なのです。「あと5時間ほどしたら余裕が出てくるのでその時に使ってください」と言われても、今寒いからエアコンをつけたいし、今連絡を取りたいから通信機器を使いたいわけです。5時間後にさぁどうぞ