推しと旅する日曜日-3日目-
おはようございます。
ついに最終日の朝です。楽しい時間はあっという間!
3日目も晴れてくれました。
帰る日なので予定はそこそこですが、最後まで金沢を堪能します。
11/21(日)
8:00 起床、身支度を整え次第朝食の店へ移動
9:30 四知堂 カナザワにて朝食
10:00 主計町茶屋街散策
~荷造りをし、チェックアウト~
11:00 国指定重要文化財 志摩見学
11:30 寒村庵にてお茶
13:00 兼六園見学
15:00 21世紀美術館(Fusion21)にて遅い昼食、美術館見学
16:00 金沢駅へ移動、お土産など買う
17:00 解散
起床
朝起きたら「たんと飲め」と白湯を淹れてくれました。
ありがとうろしょメイド。白湯っておいしいよね。
私「朝食食べるだけだし、化粧しなくてもいいかな~」
あまこちゃん「朝イチで撮影あるよ」
私「すみません急いで支度します」
あまこちゃん、この3日間ですっかり君旅のカメラマンになってしまった…。
あまこちゃん「いいね~(小声)」
早朝の住宅街なので、必要最低限の話声で会話をし、ササッと撮影を済ませて朝ごはんのお店へ向かいます。
四知堂 カナザワ
朝食は台湾料理のお店へ。
歩いて10分もかからない程度の場所に、朝から賑わっているお店を発見。
君旅に掲載はされていませんが、朝ごはんにありつける場所が限られているのでこちらへ。
私「鹹豆漿食べた~い」
和食続きだったので、エスニックな食べ物に心惹かれます。
私「鹹豆漿だけで足りるかな…飲み物だしな…」
ふじさきくん「全部食べたい」
私「わかる」
少し並び、おとなしく待ちます。
お腹が空いたからと言って暴れません。大人なので。
あまこちゃん「この番号札、殺人現場にあるよね」
私「さては鑑識用標識の事を言っているな?」
ふじさきくん「つまり、こういうこと?」
私「米花町で見たな……」
殺人現場の再現をして遊んでいたらごはんが来たので、10秒で平らげました(オタク特有の数字の盛り)。
台湾料理って胃に優しくて身体が温まる料理が様々あって良いですよね。
順番待ちの列が結構伸びていたので、サクッと食べて退店。
後は帰って荷造り…ですが、その前に主計町茶屋街をフラッと散策することに。
朝食の後に散歩、とても健康的な休日です。
主計町茶屋街散策
ここは通る度にそれぞれ全く違う表情を見せてくれる不思議な場所でした。
朝や昼は晴れた空と川のコントラストがはっきりしていて、爽やかな様子。夕方から夜にかけては灯が燈った街頭がみなもに映って、ゆらゆらと揺れて幻想的な様子。
この時期は街路樹から落ちた紅葉が川を泳いでいましたが、春は桜の花びら
が水面を覆い、夏は随所に涼しげな川床が現れ、冬は雪が川に被さって銀雪の下から流れる水の音が聞こえる…そんな情景を思い浮かべると、四季の移ろいを体感しに再訪したくなります(特に春は夜桜も綺麗なのだとか)。
どの時間帯も良い雰囲気ですが、日中を除くと川の流れる音だけが聞こえてとても静かなんですよね。それがなんだか心地よくて、ぼーっと橋の上から遠くの山々を眺めたくなるような。
東京ではそんな気分になる場所は少なく、ただ何も考えずにゆっくりできる場所が街にあるって素敵だなぁと羨ましくなりました。自然に飢えている都会人あるあるなのだろうか…。
春夏秋冬、いろいろな風景を楽しみに散歩がしたくなる場所です。
秋も終わりの頃ですが、近くの木々も遠くの山々もまだ紅く染まっており、季節を肌で感じることができました。
浅の川さん、ありがとうございました!!!お世話になりました。
国指定重要文化財 志摩
大きな荷物は宿に預けたまま、志摩へ向かうオタクたち。
君旅では志摩の中にあるお茶屋さんで壮馬くんがお茶を飲んでいたので、それを目的に入場。
あまこちゃん「妙立寺で撮れなかったショット、ここで撮るのが正解では?」
私「はい??????」
一般人「有名な掛け軸なのかな?」
すみません、多分違うと思います。
妙立寺と似た背景を探し、志摩の中をあーでもない、こーでもない言いながら歩き回るオタク。
志摩の見学してる人は殆どがサラッと順路通り見てフーンって軽く展示の説明を読んでおしまいなんですよね。
そこでじっくり居座って撮影するオタクたち。
意外にそれっぽい似た雰囲気の背景ってあるもんだなあ。まあ、同じ和室なんだからそりゃそうか。
本来、『この襖を開けると隠し通路が!!』的な写真が君旅には掲載されていたわけですが、志摩には隠し通路は無いので黄金の屏風と太鼓を紹介する謎のシチュエーションと化す。
寒村庵
至る所で撮影して満足し、併設された茶室へお茶を飲みに行きます。
私「木簡?」
少し待つとすぐに店内へ案内されました。
お抹茶と、可愛らしい和菓子が登場。
添えられた紅葉に季節を感じます。
お店のお姉さんが、快く写真を撮って下さいました。
あまこちゃん「このアングルでどう?」
忘れず、壮馬くんと同じショットもじゃんじゃん撮影していきます。
ホッと一息つき、宿に預けていた荷物を回収して一旦金沢駅に戻り、駅の荷物預り所へ再び預けてそのまま兼六園へ向かいます。
兼六園
ついに君旅の二次創作写真集も埋まっていない所は一か所のみ。
皆さんお馴染みの兼六園です。
兼六園に入園し、早々に問題が発生する。
どこもかしこも同じ背景すぎて、壮馬くんがどこにいたか分からないという問題である。松って200本あんねん。
撮影場所:兼六園って記載はかなりアバウトで、あの広い園内のどこら辺かを詳細に記してもらわないととんでもない労力がかかるんですよね(※君旅側は私たちのような存在を想定してません)。
私「これはどこの池でどこの門の近くなんだ……」
あまこちゃん「でも表紙は霞ヶ池って書いてあるし、徽軫灯籠にも触れてるからその周辺……?」
ふじさきくん「とりあえず順路に沿って全部歩いて探すしかないのでは」
オタクに過度の運動を強いる君旅、嫌いじゃない。
近くの門から入り、すぐに園内MAPを見ます。
すると、もしかしてこれでは…?という建物を見つける。
これじゃん!!!
観光客が多いので、ちゃっちゃと写真を撮っていきます。
順路に沿って進むと、君旅に載っている像を発見。
人通りが無いタイミングを見計らって撮影。
この写真、まじで君旅のまんますぎておもろすぎる。
その近くに「同じロケーション100箇所あるだろ…」と絶望していた池を見つける。こちらも即座に撮影し、どんどん先へ進みます。
そしてついに”その瞬間”を迎えたオタク達。
あまこちゃん「弓子、クランクアップで~~~~~~~す!!!!」
兼六園に響き渡るあまこカメラマンから発せられた言葉……。
そう、ついに壮馬くんのストーカー君旅全制覇を達成したのでした!!!!!!
執念だよ…ここまでくると…。
ちなみに、撮影枚数は合計1000枚を超えてます。
私「みんなたち、ありがとう…一人じゃ絶対に成し遂げられなかった偉業だよ…絶対私Ver.の君旅作って81プロデュースに送るからね…(迷惑行為すぎる)」
誰も得しない君旅を爆誕させるな。
ふじさきくん「てかさ、ここまでやってるオタク他に絶対いないよ」
それはそう。こんな粘着質執念激ヤバストーカーを何人も抱えてたら流石にかわいそう。
私「まぁ、木場谷の予約取れた辺りがマジでピークだよね」
あまこちゃん「これは遊びじゃないからね」
聖地巡礼を超えた何かを達成して、オタクは満足しています。
順路に沿い、出口へゆっくり向かいます。
私はここぞとばかりに、紅葉をバックにぬい撮りするおたくを撮影しました。近付く旅の終わりに一抹の寂しさを感じながら……。
まぼぬいも秋の兼六園に侘び寂びを感じていました。
兼六園を出ると、すぐ目の前に21世紀美術館があるのでそこへ向かいます。
金沢21世紀美術館 Fusion21
遅めのランチに、美術館に併設されたカフェでカレーを食べて、旅の思い出などを振り返りました。
散々歩き回っていたのでお腹も空き、すごく美味しく感じました。
食べ終わると、いよいよお別れの時間です。
楽しい時間ってあっという間ね……。
金沢駅
金沢駅の地下に、大きい荷物預り所があるのすごく便利ですよね。
ロッカーじゃないので、スーツケースの大きさ制限もなくかなり助かりました。
帰りの電車の時間が迫るあまこちゃんを先に見送ります。
どこにいても見つけられる後ろ姿である。
というわけで、異様な執着心を持ったオタクの2泊3日に渡るヤバめの聖地巡礼は無事閉幕したのでした。すごく…楽しくて充実した3日間だったなぁ。
君旅を買った時は、金沢へ赴く事も、聖地巡礼する事も想定していなかったのにね。
なんか君旅の後書きを読んだら、本当はベネツィアで君旅する予定だったって書いてあってガハハって笑った(君旅するって動詞にすな)。
オタク引き連れてベネツィア行かなきゃいけないところだった。めちゃくちゃハードル高いし、撮影の難易度跳ね上がるじゃん。
コロナの影響で金沢へ急遽変更したようですが、逆に良かったのでは?
壮馬くん、金沢似合ってるもんね。
ベネツィアで君旅する壮馬くんの予想…絶対仮面装着したショットあっただろうし、表紙なんてARIAと間違って買う人が続出する仕上がりになったのでは。
寿司の代わりにカルパッチョ食べたり、おでんの代わりにマルゲリータ食べたり、和菓子の代わりにジェラート食べたりしたのかな。普通に見たいわ。
話は戻りますが、改めて、ここぞという時の行動力というか、変なタイミングで発揮される瞬発力というか、オタク特有の衝動性というか…全てが絶妙なバランスで共存するとこうなるんだ…へえ…みたいな、自分のことなのにすげえ他人行儀な感想を抱いてしまった。己の過去の奇行に対して。
やっぱ、一人だとトンチキ計画は完遂出来ないんですよね。
何も言わず付き合ってくれて、適度にアシストしてくれる愉快なダチがいなければ完成しなかったと思います。君旅の二次創作。
付いてこれるか?この奇行に…。
ちなみに、2023年1月現在、君旅の二次創作本はまだ刷ってないので事務所に送り付けるようなヤラカシは未遂です。当たり前ですけど今後も未遂です。
1年前のこと、我ながらよく覚えているなぁと思いました。
雑なメモのような日記が少し残ってて、僅かなキーワードから記憶を辿って文字起こしをしました(記事中の発言とか)。
いろいろな場所で伺った壮馬くんのお話は、殆どオフレコだと思っているので、永劫に公開はせん。これは大丈夫かな?ってものだけ抜粋して、数mm程度脚色をして記事にしてます。
これらは店主さんやスタッフさんたちのご厚意・サービスの一環だと思っているので、大事なお土産として心に仕舞っておきます。
そして、ぬい撮りや人物の撮影に関しても全て許可を頂いてから撮影してます(この場所・エリア・空間って写真撮影OKですか?みたいな。私有地かもしれないし、ルールがあるかもしれないし、撮影不可かもしれないし)。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
壮馬くんの君旅、皆是非お手に取ってご覧ください。
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