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あきる野市・広徳寺

あきる野市の広徳寺のことを知ったのは三年前。この、ずくさんのnoteで。

大きな二本のイチョウの木が見事だということで、一度行ってみたいな、と思ってはいたのだが、思うばかりでなかなか腰が上がらなかった。
そんなに遠方という訳でもなく、気軽に日帰りできる距離ではあるのだが、自分の行動範囲からは離れているので、どうもおっくうで・・・。
ずくさんはその後も毎年11月になると広徳寺の記事を書かれていて、その記事を読むたびに「ああ、一度行ってみたいな」と思っていたのだけれども、ようやく今年、機会をつかまえて・・・もう12月に入ってしまっていたのでイチョウの葉は散ってしまっているかもしれないが、まあ地面に落ちた葉の黄色い絨毯を見に行くのも良いだろう、ということで行くことになった。

最寄り駅は武蔵五日市駅。
新宿から1時間半もかからない。

駅からすぐ川の方へ下りていく。

広徳寺に着くまであまり写真を撮っていなかったのを少し後悔。
秋川の流れはすごく澄んでいた。
サギやカモやセキレイ、それにカワセミなど、水辺の鳥も多かった。
そこまで「人里離れた」という感じではなく、家も普通に(密集はしていないが)あるのに、とても静かだったのが印象的だった。

まずは秋川沿いをしばらく歩き、その後そこそこきつい上り坂の道を進んでいく。
駅から歩いて四、五十分くらいだろうか、広徳寺が見えてきた。

イチョウの葉は上の方にまだ少し残っていた。
見ごろは過ぎているけれど、まあこれはこれで悪くない。

非常に立派な大イチョウ。
これが都心にあったら危険だからとすぐ切り倒されたり、少なくともかなり枝を落とされているだろう。

それほど強い風が吹いているわけではないのに、はらはらはらはらはらはらと絶え間なくイチョウの葉が落ちて来る。

こんな勢いで落ちて来ているのに、よくまだこれだけ残っているものだ、と変なところに感心する。

やっぱり黄金色のイチョウが満開・・・とは言わないか・・・木全体に葉をまとっている姿も見てみたい。
あとは葉が色づく前の、緑の時期もいいかもしれないな、などと思った。



しばらく境内で過ごし、さあ帰ろうか、と広徳寺を後にしたところで振り返って最後に一枚。

晴れて気持ちの良い1日でした。

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