この花は1日しか咲かない。
白絹姫のキレイな花が咲いた。
でも夕方には萎んで翌日はもう咲かなかった。
何で1日しか咲かないのか疑問が湧いてきた。
そもそも一日花はそれほど珍しいものではなく、
身近なところでは、朝顔などもその仲間のようだ。
色々調べると、やはり植物の生存戦略が関わっているようだ。
自家受粉/他家受粉どちらをしようとしているのか。
詳細はこのリンクを参照してほしい。(自家受粉と他家受粉)
この白絹姫は、雄しべと雌しべの位置が近いから、
恐らく自家受粉タイプなのだろう。
遺伝的組み合わせの多様性を低下させ、結果適応度が低下しても、
花粉をたくさん作らず、虫をおびき寄せる鮮やかな花弁や蜜も作らず、
受粉のためのエネルギーをセーブしている。
そんな過酷な環境で生まれ育ったことがイメージできる。
1日咲けば十分なのだ。