西村優一|Branding Director

合同会社光君代表←博報堂←同志社文学部哲学科←高校中退ひきこもり|行政書士(未登録)|ビーチバレーボール連盟所属|JSPO公認バレーボールコーチ|将棋二段|INTJ

西村優一|Branding Director

合同会社光君代表←博報堂←同志社文学部哲学科←高校中退ひきこもり|行政書士(未登録)|ビーチバレーボール連盟所属|JSPO公認バレーボールコーチ|将棋二段|INTJ

最近の記事

映画『君たちはどう生きるか』をどう観るか

本文は、先日2023年7月14日に公開された映画『君たちはどう生きるか』の感想をつれづれなるままに書いたものです。 ネタバレを避けたい方はスクロールせず離脱することを推奨します。 既に鑑賞済みの諸賢、あるいはネタバレウェルカムの奇特の皆々様は、ぜひともご笑覧くださいませ。 1. ありきたりなメガネで私は上記のように、この物語を至極ストレートに受け取りましたので、以下記載の感想についてもこのような流れとなります。 巷には多種多様の解釈があるかと思いますが、正解や不正解が

    • ドラマ『silent』の感想を、静かに

      本文は存分にネタバレを含みますので許容される方のみご覧ください。 1. 徹頭徹尾コミュニケーションさて、言わずもがなだと思いますが、ドラマ『silent』では徹頭徹尾コミュニケーションをテーマにしています。 恋愛模様に彩られた群像劇だったり、障がいと向き合って生きることだったり、もちろんそういうカテゴリに属するお話だとは思いますが、とはいえやはりコミュニケーションを真摯に扱っているという点が勘所ですので、そうした観点から今回は書いていこうと思います。 2. 鮮烈な雪の白

      • ポケットからきょむです!

        ブランディングパートナー光君代表の西村優一です。 諸賢におかれましては、年末年始いかがお過ごしでしょうか。 毎年のことですがやはりこの時期というのは時間の流れや空間の雰囲気が異質で、どこかいつもと違う感覚であらゆることに触れられるある種のボーナスタイムのような風情があります。 そういう異空間で映画を観たり本を読んだりアニメを観たりブログを読んだりTikTokを観たりTwitterを読んだりすると、なんともいえない妙な感覚に襲われること、ありますよね。 私も例に漏れず絶賛襲

        • 巨人の肩に乗って「白」を見つめる

          どうも。 ブランディングパートナー光君の代表西村優一です。 タイトルにある「巨人の肩に乗る」というワーディングは、中世フランスの哲学者ベルナールを端緒として成立したものらしく、また、かのニュートンも書簡において使っているのが有名でして、なかなかどうして教訓に満ちた表現だと思うのです。 私が哲学科出身だからでしょうか、お世話になった教授陣がよくこの表現を使っていたのを懐かしく感じますが、とにかく広大無辺の世界において事物の本質をしっかと見据えようとするとき、ああ言い得て妙だ

          問い続ける姿勢こそブランディングの真骨頂

          ブランディングは、さながら内省の旅路。 自分を深く見つめ直し、自分らしさを探す長い長い旅路です。 単にコンセプトを設計し、安易にロゴを刷新するのでは足りません。 ブランディングは、一過性のお祭りではないのです。 日々の商いに、事業の息遣いに、着実に、如実に現れるものです。 だからして、一朝一夕では成せませんし、朝令暮改ではいけません。 問い続ける姿勢こそ、ブランドを真に形成するのだと思います。 おざなりなビジョンに基づいたなおざりなコンセプト、見栄えのいいパッケージに

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          福井を拠点に京都や東京や群馬などなど

          どうも。 ブランディングパートナー光君の代表西村優一です。 今回は活動拠点について、すこしお話させてください。 登記簿上、弊社の所在地は福井県敦賀市松原町となっております。 なっております、というか、この住所で私が登記したのですからさもありなん。 近年、敦賀気比が甲子園で活躍していることもあり敦賀(つるが)という地名も人口に膾炙してきたのではと思いますが、意外と知られていないのは気比の松原、なんとここ、日本三大松原のうちのひとつでして、黒松と赤松がバランスよく林立してお

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          ご挨拶と「光君」の由来

          はじめまして。 合同会社光君(Hikarukimi LLC)の代表西村優一です。 ここではご挨拶を兼ねて、弊社の名前の由来を書いていきます。 そりゃあ言うまでもなく『源氏物語』の主人公のニックネームが由来でしょう、とお思いのあなた、ご明察。 まさに、作中で高麗からやってきた占い師が源氏の君を褒めて「光君」と称したものが由来です。 愛読者諸賢にとってはもしかするとこうもお思いかもしれません。 送り仮名は「光る君」とするのが正式では、と。 そちらもご明察。 細かい話、本家

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