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“Shine on You Crazy Diamond”

ぼちぼちまた毎日投稿していこうかなと思い直す。
義務にはしたくないけれど。
というのも、情報入力し続けているとだんだん息が詰まってくるので、少しは出力しないと釣り合いが取れないから。

題材はたくさんある。

例えば、先日観たシド・バレットについてのドキュメンタリー映画に感化されて、ついピンク・フロイドを聴き直してしまったこと。

"Wish You Were Here"は変わらず良い曲という印象。
やたら長尺に仕立ててある“Shine on You Crazy Diamond”も、歌の旋律が頭にこびりついたまま離れない。
それだけ簡潔で覚えやすい楽曲なのだろう。
いずれにせよ、両方とも感傷的だなと思う。
その点は否定しようもないはずで、背景にあるシド・バレットの物語を知ると無理もないことだ。
「狂った宝石よ、輝き続けろ」つまり、「向こう側へ行ったきり帰って来れなくなった才能よ、永遠に輝き続けてくれ」
といったところか。意訳が過ぎるかもしれないが。

自分はこういった観念的な、感情的な音楽との接し方とは距離を置くようにして久しいが、そうなった理由の一つにはまさにこのピンク・フロイドというバンド、さらにはその先のロジャー・ウォーターズのソロ作がある。


と、この続きも少し書き始めていたが、予想通り時間が尽きたので、続きはまた改めて。引きを作るほどの大した話ではないが…。



音楽的に一つだけ付け加えると、“Shine on You Crazy Diamond”におけるギターのフレーズ、あのたった4つの音だけで決定的な印象を与える曲作りは、一体どんな秘訣というか秘密、魔法なのかなと思う。
おそらく曲の構成、演奏のテンポ、音色の選び方、録音方法、など全てが合致したからこその結果だとは思う。
同時に、記憶に残る音楽を作るのに、必ずしも難解な作編曲であったり高度な演奏能力が求められるわけでもないことを、見事に立証している実例だとも言えよう。


偉そうに語れるほどピンク・フロイドを聴いてきたわけではないが、それなりに接していた思い出も併せてまた振り返る機会があればと思う。

ひとまず今日は準備運動のつもりでここまで。

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