Day11.モデルがいなくなる?
今週の「バイリンガルニュース」で紹介されていた
GANを使った実在しない人物の全身画像生成。かなりすごい!!
全身モデル自動生成AI
京都大学のベンチャー「データグリッド」が発表。
(2019.4.26)
GANってのは「敵対的生成ネットワーク」
(Genera tive Adversarial Networks)
”偽物を生成するAI”とそれを”本物かどうかを見分けるAI”を競わせて
精度を高めていくネットワークです。
今回の場合、人工知能AIが世の中に存在しないモデルを作るって事。
(服含めてすべてAIが創造したものである)
何がすごいって
⚪︎全身である事(これまでは顔単体とかが多かった)
⚪︎1,024×1,024という解像度が大きい事
今回は画像サイズが1,024×1,024で大きい事。
解像度が高いと
「識別者(discriminator )」は
「生成者(generator)」が作った画像を識別するのが容易である。
それだけ偽物を本物っぽく作るのが難しい。
ネット通販、ECサイト、カタログ、広告とかのアパレルモデルが
こうした人工的なモデルに置き換わると思う。
プライバシーも気にしなくて良いし、すごい。
↑全部AIが生成している。
一部のトップモデルは地位を確保できるだろうけど
目的が”服”であれば、顔も名前も知らないモデルが
人からAIに置き換わっても全然問題ない。
それに見た目だと全く偽物と気づかないし
AIが職を奪う一つかもしれない。
※参考、こちらは同社の「アイドル自動生成AI」
無限増殖版AKB48!って感じ。
バイリンガルニュース