Day82.反社会的勢力
こんばんは。
最近何かと話題の「反社会的勢力」
当然普通に生活している大多数の人には縁がない事かと思いますが
実は知らないだけで、反社会的勢力の人だった?!
なんて事があるとそれはそれで大変です。
まず、反社会的勢力とは?
いわゆる警察が認定している暴力団はどれくらいいるのか?
特殊詐欺の被害と暴力団の関与はどうなのか?
そして、最後に個人的に反社との関わりを断つ方法。
①反社会的勢力
🔑定義🔑
『暴力、威力と詐欺的手法を駆使して
経済的利益を追求する集団または個人』
2007年6月に政府がリリースした指針。
「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」が
ベースになっています。
暴力団、暴力団関係企業や総会屋
フロント企業、半グレ(準暴力団)などですね。
但し、具体的な会社・個人名などは明記されていないので
対象をどうするかは各企業に判断を任されている様ですね。
②暴力団について
17年以降減少し、30年末現在で30,500人!(一番右の青い線です)
統計が残る昭和33年以降、最少人数を更新との事。
グラフからどんどん右肩下がりに減ってる事がわかる。
指定暴力団は24団体で
全暴力団構成員数(約15,600人)に占める
指定暴力団構成員数(約15,000人)の比率は96.2%。
▪️大きな主要団体は5つ。
▪️構成員と準構成員の合計:22,300人で73.1%。
・六代目山口組 :9,500人
・神戸山口組 :3,400人
・任侠山口組 :770人
・住吉会 :4,900人
・稲川会 :3,700人
※グラフなど「平成30年における組織犯罪の情勢」より引用。下記サイト。
✅準暴力団
「暴力団と同程度の明確な組織性は有しないものの、これに属する者が集団的に又は常習的に暴力的不法行為等を行っている、暴力団に準ずる集団」
元暴力団とか非行集団とかに属していて
特殊詐欺、組織窃盗、ヤミ金融、賭博、みかじめ料の徴収等を
繁華街でしている輩ですね。
③特殊詐欺:被害額356億8千万(平成31年)
では、その暴力団、準暴力団が多く関与する
特殊詐欺の被害額…。大企業の純利益並である。
これだけニュースで取り上げられているのに
多くの被害が出ている。
かなり巧妙な手口になっている事が予想されますが
それでもこれだけの金額を騙し取られるのは
ちょっと理解しがたいです…。ひどいですね。
検挙人員数は2,747人。
ちなみにピークは平成26年の被害額565億5千万円で
そこから減り続けてもまだこの金額です。
検挙者の暴力団員は630人で2,747人の22.9%を占めていて
非常に高い割合です。
刑法犯・特別法犯総検挙人員の暴力団の割合が6.3%なので
いかに高いかもわかります。暴力団も食い扶持がなくなりつつあるので
こういう特殊詐欺に手を染めているのだと思います。
④反社会的勢力を見分けるには?
色々調べてみましたが
明らかに指定暴力団とわかればそれは間違いないでしょう。
また特殊詐欺グループなどもそうですね。
但し、見かけから判断が難しい”😈悪っぽいやつ”は
グレーですね。
タトゥーをしてるから100%と反社会的勢力とは言えない世の中です。
当然、反社会的勢力ですか?なんて聞く事はできない。
では、どうやって判別するのか?
これについては難しい、無理と思った方が良いと思いました。
身分がわかっていない会合、宴席には行かない。
少しでもグレーと思う店には行かないなど
そもそも近づかない事しかないと思いました。
企業であれば取引時に法務部門などでチェックすれば
除外する事はできますが、個人での付き合いで
それをする事はできないので、まずは近づかない。
これしかないのかなって思いました。
外見で差別するのはよくないですが
こういうグレーな人というのは醸し出す雰囲気
オーラが違う気はします。
そういう時は絶対関わらない様にしましょう。
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