見出し画像

友人との距離感

最終学歴は、専門学校。
20歳で学生生活を終えて、強制的に身近の人と毎日過ごし、イベントごとなどの時間を過ごすのを終えた。

卒業後は海外に留学に行って、日本から離れた分、
今までに友人とも疎遠になってしまった。

帰国してからは就職をし、なかなか会う時間も合わず、唯一1人の子とだけ会うようになった。

お互いお酒が好きなのもあり、次の日が仕事だろうが、朝まで飲んで騒いで
楽しい時間を過ごした。

ただ、深く話していくうちに、少しの違和感を感じることも増えた。

仕事に対して、周りの友人への愚痴、異性に対しての振る舞い

わたしが以前記載した、価値観の違いは、大切にしたい人とすり合わせれば
十分というのともまた違い、私が注意や意見をすることでもないと思い、
いい意味で距離を取っていた。

その距離感はちょうどよく、深い話は聞き側に、8割は楽しい話に変更し
変わらず、高頻度で遊んでいた。

そんな時期は続き、友人が新しい仕事をし始めたころ。

ストレスだったのか誘いが多くなり、私もできるだけ駆け付けた。
いつも行くお店を巡り、最終のお店で飲んでいた際に、その子の苦手な人とバッティングしてしまった。途中で席を離れたが、酔っていたのもあり急に矛先が私に向いた。

内容は、『どこに行っても優遇されててずるい、私だったら許されないことも許されて甘やかされて』その一言をきっかけにその後も態度も言動もひどくなり、収拾がつかなく私は帰宅することに。

次の日にまた連絡きて、昨日の謝罪と、直接話したいとのことだった。
正直、面倒くさいのが勝っていたが、今までの時間を思い出すとどうしてもないがしろには出来ない気持ちもあり、お店に向かった。

酔っていたこともあり、呂律も文脈もめちゃくちゃでわからなかったが
要は、私に劣等感を感じている部分があり嫉妬していたのが出てしまった
とのこと。

はて?

私の中で勝手に我慢していたこともあるが、きっと相手にもあったと思う。
ただそれを伝える際に自身の気持ちや感情を優先した伝え方はどうなの?と
思ってしまった。またそれと同時に何かプツンと切れてしまった。

この内容に関しては謝ったのもあり、相手も言いたいことを言ってすっきりしたようなので、何か言うこともなく終えた。


私自身、数少ない友人の中で、距離を取ってしまうのは少し気が引ける部分もあるが、自分を抑え、諦め、許す中で、ここまで深く考えることも疲れてしまった感もあり、勇気を出しておもいっきり離れることにした。

大人になってから人と距離間をもって接することができるようになっても、友人と距離を置くのはやはり勇気がいるものだ。


ただ、本当に縁があるならいつかまた楽しい時間を、ただただ過ごせる関係に戻れると思っている。あの子にとっても、近い存在に劣等感をもちながらこのままの距離過ごすにはお互いの心の治安が悪い。

直してほしいとは烏滸がましくて思っていないが、私が合わせて変わろうとも思っていない。

だからこの距離感がいいのだ。

つい先日、彼氏できたよ~!と嬉しそうに連絡がきた。
私もうれしくて2時間も電話してしまった。これでいいのだ。

もし何かあれば誰よりも早く飛んでいく自信は今もあるよ。

大切な友達へ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?