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たい焼きとガラスの仮面

通勤トラブルがあって、遠回りして帰宅する途中、たい焼きを買った。

猫舌なので、あんこでやけどしないよう数分は持ったまま歩いて、そろそろかな、という頃合いに頭からかぶりついた。
大きさはちょっと小さめだけど、皮は薄くてパリパリで、あんこはわたし好みのつぶあんだった。

食べ終わったあとでふと思い出したんだけど、

「どら焼き」といえば

「ドラえもん」

が連想されるように、私の中では

「たい焼き」といえば

「ガラスの仮面」

が連想される。


ヘレン・ケラーをW主演で演じる北島マヤと姫川亜弓。
自分の演技に集中するため、お互いの舞台は見ない。
姫川亜弓の主演の日はマヤが、マヤが主演の日は姫川亜弓が劇場のロビーで大量に買い込んだたい焼きにかぶりつく・・・

・・・っていうシーン。


コドモの頃は家にあるマンガを何度も何度も読み返していたから、「ガラスの仮面」に限らず、セリフとか描写とか、脳裏に焼きついちゃっているんだよな。
昔、ドラマで「ガラスの仮面」やってたとき、安達祐実より先にセリフ言えたし(笑)。
最近のことはすぐ忘れるのに、なんでこういうことは脳裏に焼き付いているんだろ???

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