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飲食店の外販・食品卸参入

同タイトルのYouTubeもぜひご覧ください(3分51秒で観れます)↓


先日、飲食店の社長さんからご相談がありました。

2年前にお店をオープンされて、最初は順調だったのですが、ジリジリと売上が減り、このままではダメだと思い、物販商品を作り、外販・食品卸の世界へ参入したい、3ヶ月先にはじめて展示会に出展するにあたり、何を準備すればよいのか全くわからないので教えてくださいという内容でした。

物販用の商品はすでにできあがっておりました。

しかしそれだけでは卸の商いはできません。


原価計算、物流会社との契約、裏面シールの作成、パッケージデザイン、商品を入れる段ボール探し、ロットの確定、上代の設定、JANコードの取得、商品提案書の作成などなど、やることはたくさんあります。

さらに展示会出展となると、ブースの作り込み、試食の準備、フォロー体制の構築などもあります。


そもそもこの社長さんは、展示会にさえ出れば、翌日から注文が入ってくると思っておられました。そんな夢のような話はなく、しっかりフォローしないと注文はもらえません。

展示会のフォローや直接アプローチして商談するという営業活動は、飲食店をやりながらとなるとなかなか難しくなります。

そのお話をすると、やっぱり両立は難しいかなと言われましたが、当社の営業代行をご紹介すると、前向きにご検討くださることになりました。


一通りお伝えしてからの帰り際、社長さんから、「ありがとうございます。もっと早くに出会いたかったです」と言っていただきました。


同じ食品であっても、飲食店と食品物販卸の世界はまるで違います。

飲食店からこの世界に参入される際に、その手順を教えてくれる人はあまり多くはいません。

なので、手探りで始めて、うまくいかずに辞めてしまう方がたくさんいます。

せっかく頑張られたのにもったいないですし、そんな方がたくさん出てしまっては、地域の食は停滞してしまうでしょう。


新たに挑戦しようとされる飲食店さんのサポートも、私はお仕事としてしっかりがんばっていきたいと思っております。

なにせ私も飲食店から始めた人間ですので、お気持ちが痛いほどわかるのです。

同タイトルのstandfmもぜひお聴きください(3分53秒で聴けます)↓

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小規模食品メーカーコンサルタント山添利也
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