本当に必要な相談相手とは
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食品卸に参入されたばかりの方、食品卸の世界で営業や展示会出展などをされているが思うような結果を出されていない方。
そんな方は、どうすれば良いかを周りにいる方々に相談することがあると思います。
しかし、その相談に乗ってくださる相手が、商談の最前線を知らなかったとしたら、そのアドバイスはどちらかというとエンドユーザーに近い意見を聞くものになってしまいます。
もちろんエンドユーザーに近い意見は必要です。
実際私も、新商品を企画する際には当社の女子スタッフの意見などをいっぱい聞きます。
しかし、それだけでは不十分すぎます。
もっとも重要なことは、バイヤーさんが持つ条件に合わせることだからです。
販売店さんのバイヤーさんとの商談がうまくいかない限り、初回の注文がもらえず、エンドユーザーの目に触れる機会さえも得られないからです。
例えば、以前こんな事例に出会いました。
障がい福祉事業所さんが卸用の新商品としてスイーツを作ることになりました。
売れる商品を作ろうとなり、レシピ開発を民間のパティシエさん、パッケージデザインは民間のデザイナーさんにお願いすることになったのです。
とても美味しく、とてもオシャレなスイーツが出来上がりました。
しかし、パティシエさんもデザイナーさんも、食品卸の最前線でバイヤーさんと商談したことがありません。
ですので当然、事業所さんが取引したいと思っている販売店さんがどんな掛率だったら取引してくれるのかを、パティシエさんもデザイナーさんも知らないのです。
この状態で進めていくとどうなるか。
まず、営業に行くためには上代を決めなければなりません。
そこで冒頭のように、いろんな人に相談します。いくらだったら買いますかと。
パティシエさんもデザイナーさんも事業所の職員さんも、みんな意見をくれます。エンドユーザーに近い意見を。
しかしこの意見の中には、販売店さんの掛率は考慮されていません。たくさんのバイヤーさんと商談した経験が皆さんないですから。
バイヤーさんが持っている条件としての掛率をクリアしない限り、どんなに美味しいくてオシャレなパッケージでも、バイヤーさんは注文をくれません。
なので、掛率にフォーカスした設計をしなければならないわけです。
それをしようと思うと、私のように商談百戦錬磨の人にアドバイスを受ける必要があるのです。
しかしそのアドバイスをする人が、世の中にはそう多くいません。
世の中のたくさんの食品メーカーさんには、それぞれ営業担当さんがいます。
当然その方々も百戦錬磨で、世の中のバイヤーさんがどんな掛率なら注文くださるかをよく知っています。
しかしその方々は、自社の取引条件を他社に言いたくもありませんし、言う必要もありませんし、アドバイスをする側に立とうと考えることもありません。
だから、商談最前線のアドバイスなんてほぼ誰もしてくれないのです。
だから私を活用してほしいのです。
私はそれができるこの国で数少ない存在だと自負しております。
この記事のタイトルの、「本当に必要な相談相手」は、あなたにとって私です。
私は個別コンサルティングもやっておりまして、商工会さんの専門家派遣などもやっておりますので、ぜひお問い合わせください。
あと、noteやYouTubeでいろんな情報を発信もしているので、ぜひ観て読んでしていただきたいですし、今後はセミナーや講座も積極的におこなう予定です。
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