能登町 宇出津あばれ祭り 23 Paulo 写真家 時々 ヘブライ語通訳 2024年7月11日 00:43 1月から時系列でといいながら、先日行われたお祭りの写真を。令和6年7月5日~6日能登半島に伝わるキリコ祭り地域ごとに日を移しながら秋まで続いていくその口火を切るのが能登町宇出津のあばれ祭り大人から子供まで、このお祭りを起点にすべてが動いている地震により開催をあやぶまれたまた、本当に開催すべきかどうか、町民たちも逡巡したという奇祭と一言でよばれるが、連綿と続いてきた地域の伝統災害発生後、地域力の高さを随所で感じたがその原点をこの祭りでみたキリコは先陣を切り、その後酒樽神社、白山神社のお神輿が練り歩くあばれ祭りにかかわる町内の神社三社がすべて地震の被害を受けた崩れた鳥居を氏子と能登町に入った災害専門重機ボランティアで撤去を行ったようやく迎えたハレの日だあばれればあばれるほど神様が喜ぶと伝えられる祭事神輿を全力で打ち投げ、まわし、こわしていくしかし暴力性は感じられずそこにはある種の宗教的熱狂が降っている宇出津の男ならばこの神輿を担ぐのが本懐選ばれた担ぎ手のみが神輿に触れることができる苦渋の半年を経て開かれた祭りではその結束が随所に顕現していたお神酒を撒きながらいよいよ佳境へ水に火に、神輿と己をさらしながら夜中になっても神事は続く紫襷は尊敬と責任を背負う証である地震による地盤沈下で水位が上がったままの漁港へと続く川水へと飛び込み神輿をころがし岸壁へとたたきつける2つの神社の神輿が時間差で同じ道行きをたどる掛け声とともに松明がたたきつけられる飛び散る火の粉、水しぶきここからまだまだ渡御は続く家々をめぐり祝詞があがる皆一様にこうべを垂れて祈りに加わる故郷に、家族に、仲間たちにそれぞれが思いをはせる荒々しいお祭りだが笑顔が絶えないあらみたまが引き連れるにぎみたま苦境の中でもこのお祭りをあきらめなかったひとりひとりの魂いよいよ宮入八坂神社の境内で火炎をまとう神輿祭り最後のおおあばれ神輿も己も極限まであばれていく文字通り身を焦がしながら荒ぶり続けるいざ神よこの地をさきわいきよめたまえよお祭り終わって夜が白む万感こめて抱き合う人々令和6年あばれ祭り無事挙行なれりいやさかやっさいさかよっさい ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 災害支援の活動費(交通費、資機材費、機材メンテナンス費等)に充当いたします。ほんとうにありがとうございます。 チップで応援する #写真 #能登半島地震 #フォト #能登半島 #令和6年能登半島地震 #災害ボランティア #能登町 #奥能登 #宇出津 #あばれ祭り #福地波宇郎 #令和6年7月5日 #ノトグラフ 23