「箱庭同窓会」登場人物に関して
「箱庭同窓会」という舞台
演劇ユニットメイホリックによる第3回朗読劇「箱庭同窓会」はこれまでの2回の公演とは異なり、理の外の存在等のファンタジー的な要素を排して、現代社会に存在する登場人物達が直面する事件を描いたものである。
物語は単純なハッピーエンドではなく、メイホリックの特徴とも言える人間のダークな要素を含み、観劇後に心に残滓が残る物語は健在である。
物語の構造上、脚本、演出の意図を理解する為には複数回の観劇を要求する物となっているのが難点とも言えるが、逆に複数回の観劇