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#ゲームレビュー
(ネタバレなし)『FF16』は魅力と失望が絶妙な天秤にかけられた「振り切れない」ゲームだった
FINAL FANTASY XVI (以下FF16)は、制作陣が強く推している「ストーリー」「バトル」の各要素において「大きな感動とそこそこの失望」が入りまじるせいで、「おもしろい!」「つまんない!」といった単純な感想が出てこないんですよね。言いたいことはたくさんあるのに、感想を結論付けられない不思議なゲーム体験でした。
バトル面は通常・召喚獣バトルの派手さ・スタイリッシュさ・手応えにおいて感動
究極の剣戟アクションゲーム『ゴーストオブツシマ』の戦闘がいかに素晴らしいか語らせて
「なにこのゲーム、つまんなさそう」
主人公の見た目は冴えないし、戦闘も地味そうだし、日本の世界を海外のスタジオが開発?どうせハリウッドみたいなトンデモジャパンだろ。
このゲームに対する私の第一印象でした。
その印象が540度ひっくり返ることになり、私は深い沼に誘われることになるのですが…
友人の「推し」20年来の趣味を同じくする友人が
「このゲームは100点満点中、2兆点だ」と言い放ったのが
「The Last Of Us」をPS4版で再プレイ 結局どこが魅力なのか
もはやゲームではなく、「もう一つの人生の疑似体験」だと思っている。
「The Last of Us」は私の心の中で「いくらなんでも物語おもしろすぎるで賞」を送ったゲームのひとつだ。
セリフも短い、ムービーも短い、なのにボリュームがあって、いつまでも心に残り続ける。
「俺がクリッカーになるんじゃないか」というぐらい寝ずにプレイした作品である。
始めて遊んだのはPS3で発売されたときだった。
手に