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【MARS RED】ルーファス・グレン登場シーンまとめ🍷

アニメMARS REDに登場するオリジナルキャラクター、ルーファス・グレン(CV:古川慎さん)が好き過ぎるあまり、彼が出てくるシーンだけをまとめました。

マズレに携わった制作陣の皆様、ルーファスという最高に美しくて哀しくて素晴らしいキャラクターを生んでくださって本当にありがとうございます。

このnoteでは、以前GYAO!にて配信されていた動画の分数を参考に感想をまとめています。

2023/04/11追記:GYAO!のサービス終了に伴い配信は終了しましたが、本作はU-NEXT・Hulu・dアニメストア・Amazon prime(レンタル作)などでも配信中です。

登場シーンは隈なく探しているつもりですが、もし抜けがありましたら優しく教えてください。

また、+α的な情報について 中には現在出典元を確認できないもの、又は探し切れなかったものも含めまとめています。情報に間違いなどがありましたら優しく教えてください。泣いて喜びます。よろしくお願いします🙇‍♂️


🕰登場話数&分数一覧

※👑……特にオススメの場面
#04「歌知らずの歌」
7:23〜 初登場
21:10〜 偵察①

#05「ペルソナ・ノン・グラータ」
1:33~ 使用人モード
9:41~ 山場①👑
20:22~ 状況確認

#06「さいごの青空」
4:34~ 地下室👑

#07「手紙」
2:37〜 (兼役)
17:34~ 来訪

#08「煉獄」
11:05~ Aパート〆
11:17~ 謎チェス・椅子蹴り👑
20:08~ 偵察②

#09「疑念」
5:03〜 偵察③
10:55~ 後始末
20:48〜 給餌

#10「通り過ぎし、夏の夜の夢」
5:30~ 情報収集
12:10~ 楽屋挨拶
16:34~独壇場(山場②)👑

#11「黒翼」
1:39~ アナウンス
9:34~ 紅茶論争
17:03~ 開幕👑

#12「道化の王」👑
1:33~ 冬の指揮者
15:42~ 寒空
~19:32 オールアップ

以下、話数ごとの個人的な感想です。
※Twitterでつぶやいたツイートに加筆・修正を加えて載せています。



#04「歌知らずの歌」


7:23〜 記念すべき初登場シーン
私が擦りまくっている「美声過ぎて密会内容が筒抜け」はここです。よく通る声で大事なことを話すな。国のお偉いさんに対するお上品な(でも確実に怪しい)営業モードと、一般市民に近い新聞記者に対する高圧モードが対照的。

更に出会って1分と経たない内に自分の理想を語り始める始末。様子がおかしい!💯💮

21:10〜 デフロット様と一緒☔️
彼の正体が判明する場面。普通の人なら雨降りの中棒立ちで そんな会話しないよね?

そして彼の特技とも言える〝隙あらば舌舐めずり〟を初披露。おめでとうございます。お前話聞いてないだろ大賞受賞です👏ちなみに、4話の音質は まだまだ序の口だと思います。

#05「ペルソナ・ノン・グラータ」


1:33~ 摘み食い
やけに気怠げな淑女達が羽目を外しているのを、ルーファスが諌める場面。彼の姿が映るのは2:13頃から。2:44頃の声の潜め方、最高だとは思わんかね?👨‍⚕️(謎博士)

終始下手に出ていながらも、芝居がかったような話し方で接しています。まるで舞台を観ているような感覚になりました。

3:09「彼はほら、顔だけは良いじゃない?」
顔に絆されている場合か?私は声も良いと思います。

3:26
「酒樽から生まれた〜越えることはできないの」「心得ております」
この淑女達は 彼を顔の良い使用人扱いしています。4話で彼が〝主人達〟と言っていた中には彼女達も含まれているようです。

また 3:48辺りでアップになるのは、本作で吸血鬼になった際の感染箇所に現れるとされるスティグマ(聖痕)。吸血鬼に咬まれた場所が一目で分かるようになっています。彼は首筋を咬まれて今の彼になったんだね……。

一連のシーンから、主人達は人間だった頃のルーファスを知っている可能性がとても高いです。
横から見るポニテもフッワフワで素敵だと思います。

9:41~ 前夜祭会場🍷
会場に集う紳士淑女達が 自由に外出できるよう、戸籍の到着を待機している場面。ここのルーファス、上層部と現場とで板挟みになる中間管理職みたいで胸が痛む。

10:33「急ぎなさい、酒樽坊や」
彼にとって〝酒樽〟は侮辱にあたる言い回し。
彼の過去と深い関わりのあるキーワードです。
詳しくはあとがきでまとめています。ウオオー😭😭😭

退屈に耐えかねている主人達を前に「まだでございます」「もう少しお待ちください」と宥める声色は、どこか愉しそう。彼のメインディッシュはこれからです。

10:57 ㊗️足癖の悪さを初披露
11:03「そろそろ頃合いかな」
念願成就の瞬間を 今か今かと待ち侘びている場面。

11:10「お口に合うと良いのですが……なんてね」
カメラ目線で暗黒微笑。可愛い。(直球)
彼にしか許されない芸当です。陶酔感と同時に、自嘲のニュアンスが織り込まれている様に聴こえます。哀しくて美しい。つらい。彼の願いが果たされた結果、〝主人達〟がどのような結末を辿ったかは 15:07〜のシーンをご覧ください。

20:22~ 状況確認
犯人は現場に戻る。薬の効果の出来栄えを見て静かにウキウキ。ここで彼と〝将軍〟(主人公達の上官で、不死の最強部隊を作った張本人)との繋がりがしっかりと提示されます。自分が創った作品への執着心、こだわりがあるんだね。人間っぽいね。

ルーファスは主人公陣営と相対する存在であり、作品において狂言回しの役割も担っています。具体的には「主人公達の上官が抱く理想を実現させる という名目で内々に協力関係を結び、ゆくゆくはこのアスクラを使って一旗揚げてやる💪」みたいな内容。5話ではその第一歩を踏み締めた瞬間が描写されています。

物語を引っ掻き回す役を見る時、私は 世界を混乱に陥れて自分の名を知らしめたい・周囲の耳目を集めたいナルシストタイプか、独自の持論を証明したい・自分の有能さ(或いは愚かさ)を認めてもらいたいエゴイストタイプに分けています。ルーファスはアスクラによる支配を念頭に置いているので、後者です。

自分の力だけでは 主人達に敵わないことを知っていたから、わざわざあの薬🍷を製造して 復讐の機会を狙っていたのでは?自分の弱さを自覚している彼だからこそ、本懐を遂げることができたのでは?……と考えている内、彼の美しさの向こうに漂う哀しみが見える様になりました。

己の弱さを自覚しながらも 持ち前の頭脳と努力で精度の高い切り札を用意して、人間サイドに根回ししながら、我儘な主人達や狩場を仕切る大物からの圧にも屈せず、着々と準備を続けて、ようやく5話で全てが報われるわけです。胸熱だ!ああ胸熱だ!

結論:頑張り屋さんのルーファスかわいい

#06「さいごの青空」


4:34~ズタボロの地下室
4:51「😌う~ん……い~い〝サロメ〟だ」
太●胃酸。一般的に、伏し目がちな表情は色気を感じる演出になるはずが、彼は何故だか普段よりも幼さが際立っていて 非常に……カワイイ。(脳直)長い睫毛と柔らかそうな髪の毛が、ものすごくカワイイ。あと手を組んでるのも良い。伏し目のるふぁはマジで可愛い。だけど声はドドドセクシーです。必聴です。

5:07 自分の作戦を貶されてるのに なんか楽しそうなルーファス。よくご覧ください。これが詰めの甘さも分かった上で色々やらかしている確信犯の顔です。他人を振り回すのって本当に楽しい!(CANM●KE T●KYO)
眼の色は意識で赤にカスタマイズ可能。いつものペリドット色は人間だった頃と一緒だったりするのでしょうか

両手を挙げるポーズ🤷はすごく可愛いけど、これを物語の中盤で披露してしまった役は 最終話まで残れる可能性が低くなるという出典不明の持論があるので、内心ヒヤヒヤしておりました。ところがどっこい、この先も出番があります!やったー!🥳

5:48「~いったい何が居たんだろうね?」
地下室にしては足音がおかしいと思っていたら こんなにボロッボロな環境に放り込まれていたのかい……?水捌け最悪だね🥲
確かに日光当たらないけど、衛生状態はドン底。人が長い時間居られるような場所ではない。協力関係にあるのに敬意はまるで払われていない。モノ扱いされている感じ。

5:52「〜ここから始めるのも悪くない」
劣悪な環境をあてがわれ 作戦に文句を言われてもなお、自分のペースを崩さない。寧ろ、アスクラで番狂わせを巻き起こしてやろうと静かに情熱を燃やしているようにも捉えられます。気高さを感じる。逆境にへこたれないキャラは大大大好きです。どんなにダメそうでも頑張れ!って応援したくなる。

愛おし過ぎてこれまで可愛いとしか言っていなかったけれど ルーファスの色気は凄いですよ、ムンムンですよ。濃いフェロモンを浴びたい方は是非。素敵な声の掠れ方しています。

+α情報
12:28から10秒位かけて世界地図の一部がアップで映るシーンには、ルーファスの出身地も含まれています。スコッチの聖地とも呼ばれているところ。彼が主人達から〝酒樽坊や〟と呼ばれていた所以はここから来ています🥃

13:32~では、主人公達の上官がアスクラを前に「(吸血鬼を)作り出すことに成功した」「我々の研究と彼の研究が出会い~」「叡智の結晶だよ」などと説明。ルーファスは 元々海外で進めていた研究内容を売り込みにやって来たこと、加えて国内での開発にも関わっていることが分かります。理系なんだね!🔬🧪

#07「手紙」


17:34~夜中に来ちゃった🧣
上官宅に訪れる場面。すんごい不穏なBGMと共に登場。襟巻き似合ってるヨ😄❗️
いくら姿を隠していても、話す声の粘度で「コイツ怪しい」って分かるやつ。このシーンの声色、非常にねっとりしていて最高なので聴いてみてください。私は11:57の「用~意致しましたア……(掠れ)」が特に好き。歌っているみたい。

ちなみに、〝ルーファス〟というお名前は実際に英国圏で使われていて、ラテン語で「赤/赤い髪のもの」という意味があるそうです。あだ名はラーファ、又はラフ。検索して出て来た情報をまとめて掛け流していくスタイル……😂
ここで深いえんじ色の襟巻きをしていたのも、何だか意味があるように思えてきます。作品名にもマーズレッドって付いてますし……。

17:59「少~々犠牲を出してしまいましたが」「我々が進んでいくのは暗~い……夜道だからね」
だからある程度のダメージは仕方ないよね~ってアナタ、6話で作戦ボロカスに言ってたような……🤔?棚上げかな?

18:15「スンスン……不用心ですねぇ」
とんでもなく鼻が効く👃
不用心なのは上官か、それとも岬さんか。アスクラを製造する上でも味覚や嗅覚は結構重要なのかもしれない。目の前にいる相手には聞こえない、だけど嫌悪感が強く滲んだフキゲンな声。邪魔者を察知して興醒めしてしまったのでしょうか。夜道を進む覚悟を持った人間に、なんと守りたい家族が居た……という苛立ちもあったりして。彼は独りぼっちなのにね。この声だけで、そうした絶妙な感情のニュアンスを感じ取れる。まさに表現力の鬼です。

吸血鬼は魔物の一種なので、初めて行く場所へ赴く時は その場所へ招待されなければ立ち入ることができないという弱点があります。ルーファスが招かれていないのに(寧ろ「来るな」って言われていたのに)上官宅の玄関にいるのは、上官が戸を開けた時「一旦こちらに入りたまえ」と気を利かせたか、彼がクラスの低い吸血鬼だからだと考えられます。これは深読みのしすぎかも知れないです。

+α
19:12~ボルトを左に回す男🔩🔄
標準的なボルトは右回りで締まるそうです。この男は逆に緩めている。19:50で重さに耐えきれず ボルト周辺に亀裂が入り、舞台セットが倒れてしまいます。板の上で稽古をしていたのは、あの夜2人の会話をうっかり立ち聞きしてしまった岬さん。ルーファスは岬さんから情報が漏れるのを阻止する為、大道具の男に化けていた可能性があります。

私の耳では、大道具さんのガヤの中から彼の声は検出されませんでした……🥲

もしこの仮説が正しければ、彼のリスクマネジメントは完璧ですね。となると、やっぱり5話のアスクラ市中ばら撒き作戦は穴だらけのまま決行したんだな!やりおる。

2:37~通りすがりの紳士
私の耳が兼ね役だと信じ込んでいます。

#08「煉獄」


11:05~ したり顔ドアップ😏
隙あらば舌舐めずり(2回目)
Aパートを締める要所にコレを持ってくるなんて、非常に良い趣味をお持ちのスタッフ様がいらっしゃるようです。1つ前の場面が感動的な内容だっただけに落差が凄い。いきなりペロるな。世界を手中に収めてやるとでも言わんばかりの調子の乗りよう、諸々含めて百点満点💮ところであなたは左利きなの?

ちなみに、当時公式から配布されたTwitterアイコンの絵柄はここのカットが採用されています。汎用性を度外視している。他になかったのか?

しっかり保存させていただきました(歓喜)

11:17~ 謎チェス🍷♟️
「僕が1人で作っていた時よりも」
一人称・僕。この見た目、この立ち位置(敵対組織)で〝僕〟。流石ですねえ……。足こそ組んでいるものの、手はきちんと重ねて膝の上です。どこからどう見ても、とっても上品な佇まいですね。この状態を覚えておいてください。これは伏線です。

そして、アスクラをたった1人で作っていた事実が判明。誰の協力も仰がずに一国を混乱に陥れている薬(のプロトタイプ)を作り出せるのは凄まじいことです。早い段階でタケウチ(※主人公陣営に属するマッドサイエンティスト吸血鬼)と出会っていたら、彼の役割は大きく変わっていたかも知れない……。

11:46 「ねぇ?」
絶品の魔性をこの一言に圧縮しないでくれ。

11:52
思い描く理想を早く現実のものにしたい上官は、予想外の出来事に阻まれて大層御冠のご様子。

11:59 突然の蹴り💥🦶

椅子を画面の左端にシュゥゥゥーッ‼︎

超 !エ キ サ イ テ ィ ン !!

ふは……♪と笑ったかと思ったら、いきなり足癖の悪さを見せつけてくる。蹴り上げ過ぎて靴底まで見えてる。一体何が起きたんだ?と言いたくなるこの勢いのよさで毎度爆笑しています。逆に、上官よく驚かなかったよね。これまでにも披露していたのでしょうか。

12:01 急に歌うよ!🎤
畳み掛けるように歌唱パートになだれ込む。機嫌が良いのか悪いのかどっちかにして欲しい。

当時放送されたマズレの公式ラジオ番組で この場面の話題になった際、「何パターンか収録したものの、結局フェードアウトでがっつりカットされた」というお話が出ていました。

♪アイルランド民謡『ダニーボーイ』は、戦地へ赴く子どもを送り出す切ない親心を歌った曲です。ここでは、市中にばら撒かれたアスクラとその影響を受けてしまった人々が〝子ども〟で、その作り手であるルーファスが〝親〟といったところでしょうか。11:20頃から劇伴で流れていたのも同じ曲です。

彼のルーツが見え隠れする大切なシーンですが、どうしても長尺のダンスに意識を持っていかれる。うん……超熱唱してる。回りながらアスクラ撒いてる。こっちは右手だね、もったいない……あっ髪フワフワ……ポニテかわいいね……

12:48
両手を広げるポーズはすごく見映えが良いけど、物語の後半に差し掛かったタイミングでこれを披露してしまった役は 最終話まで残れる可能性が低くなるという出典不明の持論が(略)しかし彼にはこの先にも出番があります。

12:54 幕開けだそうです👏☺️

20:08~ 偵察②
実況席のルーファスさん。オペラグラス持参。用意周到、流石ですねぇ💯

21:07 「ンー?🧐」
様子のおかしい駒を発見し、訝しむ表情が比較的簡素に描かれていて大変カワイイ……。

21:20 お仕置き🗡
「あ〜ぁ……」溜め息だけでも分かる隠し切れない色気に、ヒール役の独り言という至上のスパイスが加えられ、益々味わい深いキャラクターに仕上がってまいりました。口調が砕けているせいか、少しワイルドな響きに。独り言が多いキャラは大好きです。無限に親近感が湧く♨️

21:36
「悪い子にはお仕置きしなくちゃ、ねぇ?」
急に女王様になるな!!
しかしこの場面、恐らく単なる〝ご褒美台詞〟ではありません。彼の過去がこのような意味深な言い方を引き出しているかもしれないからです。その辺りについては全話のまとめが終わったあとがきでお話しします。アーー早く語りたい😭

#09「疑念」


5:03〜 偵察③🔭
悪役って高い場所から見下ろす状況多いな。高所恐怖症だと務まらないよな、と思ってしまいます。

5:25 やはり鼻が効く。
独り言炸裂。この辺りから彼の素顔が前面に出始め、ドンドン調子に乗っていきます。

5:31 「仕事が終わったら〜」
過去、こんな言葉をかけてくれる人が居たのかな。

10:55~ 後始末🧹
11:01 特技:声帯模写。7:05~ではレコードから大佐の声が流れていましたが、それも彼が演ってました。〝ルーファスが他人を真似て、一芝居打っている様子〟を、真似られている役を演じる声優さんご本人がアテレコしている、という大変貴重なシーンとなっています。素晴らしい…👏😭

11:22 持ち歌1曲しかない。遠景で映ると孤独感が増します。さっきまで居た零機関の3人は同じ場所へ移動したのに、彼はずーっと1人です。

20:48〜 給餌🍷
一連のシーンの声色、なんだか中性的な雰囲気だと思うのですがいかがでしょうか?(他力本願まとめサイト)おままごとしているみたいだ……

20:59 悪役の高笑い
こういうのでしか得られない栄養素。900カロリーぐらいある。片手を口元に添えてお上品ですね。でもお顔は幼くて𝑺𝑶 𝑪𝑼𝑻𝑬

#10「通り過ぎし、夏の夜の夢」


5:30~ 上官宅で情報収集📖
5:46 「靴の中に小石が入っていたら気になるでしょう?」👞🪨
声に出して読みたいルーファス語録。零機関の奴らなんか これっぽっちも興味ないんだから、羨ましくなんかないんだからね!お喋りしている時は口角が上がっているのに、黙っている時は〝無〟になっていて良い。

6:25 全く心のこもっていない「精進致します」

上官のお世辞を話半分に聞き流しつつ、既に次の作戦を練り始めています。4話で偶然出会った白瀬記者のことを覚えていたようです。抜群の記憶力。営業職向きだね。

12:10~ 最悪な楽屋挨拶
『オルフェウス』の脚本読みをしているデフロット様の元に訪れるルーファス。

12:24 流石ですねぇ。口癖なのかな?

12:38 またしても(・Д・)カエレ!!と言われてしまう。
この角度のポニテが本当に美しい。フワッフワ。髪の束が一旦キュッと絞られて、毛先がフンワリ広がっているんです。耳の横を流れる束も、先の方がくるっとカールしている。あ~〜可愛い!!!!ここのカットを作画してくれたスタッフ様ありがとうございます😭

12:55 高貴な吸血鬼を嫌な気分にさせて、マジ楽しそうなルーファス。良い性格してるよ。

13:11 白瀬ちゃん 後ろ後ろ……!

13:19 舌舐めずり(3回目)

15:26~ 招待状✉️
出番を終え、舞台袖に戻ってきたデフロット様。これを置いたのは奴です。添えられているのはアザミ。赤いアザミの花言葉は「報復・復讐」。不穏な展開を予感させます。時と場合に応じてお花を選べる男、ルーファス。この為にわざわざ摘んできた様子を想像すると健気にすら思えます。

16:34〜 独壇場
これより、10話における最大の山場、彼の見せ場です。声が聞こえるのは17:11から。姿が映るのは18:32から。

17:49 🎤⚡️
ハウリングを起こしています。実況のルーファスさん、少々前のめりになっている様子。

18:44 「誇り……? そんなもの、人間でなくなった時から失ってるさ」
「お前に誇りはないのか」という問いに答えるルーファス。声には湿度の高い怒気が篭り、一人称も珍しく〝俺〟に。

彼の正体は、この世で一番嫌いなものに成り果ててしまった ただの哀れな男だった。彼の核心に迫る独白であり、デフロットを前にした告白の場面でもあります。一連の台詞には、これまで彼が独りで積み重ねてきた寂寥の想いと、苦しみの中でも弱音を吐かず歩き続けてきた悲壮感、最も嫌いな〝誇りを持つ吸血鬼〟相手に自分の怨恨をぶつけられた ある種の解放感が伝わってきます。

微かに震えているレコードの針。私はこの演出が大〜好きです。一定の速度で回るレコードに落とされた針は、表面の凹凸を捉えて聴く人に音を届けます。しかし届けられるはずの音は途切れ、今やノイズが流れるだけ。いくらアスクラで美しい音楽を奏でようとしても価値は生まれず、誰かに認められることもない。都合良く利用され忌み嫌われるだけの道具に過ぎない。

この針の震えはルーファスの心境を表しているかのよう。彼の奥に秘められている激しい怒りと悲しみが伝わってくるようです。世が世なら、世間から賞賛を浴びるような何かを作り出せるだけの才が彼にはあったはずなのに、どこで道を違えてしまったのか。報われない成果。信頼を置ける仲間も居ない。

10話のタイトル「通り過ぎし夏の夜の夢」が きっと人間だった頃の彼にもあったのかも。そしてその夢と 彼の誇りを奪ったのは〝誇り高き吸血鬼共〟だったのでしょう。

19:17 高笑い②
53万kcalぐらいある。声が良いからメロディがついているように聴こえる。こんな空虚な高笑いがあってたまるか涙
「誇りはどこへ?」「三文芝居は見るに堪えませんね」今までデフロットから言われてきた言葉や罵倒をそのままお返しする。いいぞルーファス、言ってやれ言ってやれ!💪🥲

19:31 積年の復讐心よりも、一瞬の好奇心が勝る。私はルーファスのこういう所が大好きです。元々観劇とか好きなのかな?復讐が果たされる瞬間を先延ばしにして 自らを焦らして愉しんでいるのかも。その隙が命取りになるかも知れないのに。
あとがきで、ここの言動についても語ります😭

特別ゲストの正体は21:47~で明かされます。

#11「黒翼」


1:39~ 場内アナウンス🎙
声が聴こえるのは1:50から。
「失礼を致しましたァ(掠れ)」←好き
勝手に隊長に就任すな。

2:04 このカットの画面右の横髪、一房だけクルンって内側にカールしています。なんて芸術的なんだ……愛しています。

2:06 やっぱり左利き?一般的に、左利きは天才の証などというからでしょうか。

2:12「ごゆっくり」
それまで薄ら笑いを浮かべているような声色だったのが、急に冷めている。この落差。やっぱこれだね。マズレのルーファス。

9:34~ 乱暴なモーニングコール
目覚めの紅茶をぶっ込む💥

9:41 突然ミルク後先問題を投げかける。これは、イギリスではお馴染みのミルクティー論争というもの🫖

日本で言うところの「粒餡・こし餡」とか「きのこ・たけのこ」のような話だと認識しています。何故急にそんなこと聞くの?英国要素?

9:48「ようやく僕の時代がやってくるなぁ……」
恍惚としているようにも、ただ虚空を見つめているだけのようにも捉えられます。実感の伴わない未来への期待感。彼の時代は本当にやってくるのか。

17:03~ルーファス劇場開幕
声が聴こえるのは18:05辺りから。

勘のいいあなたは、真昼間なのに不自然にも部屋のカーテンが全て閉め切られているのを把握して、思わず息を呑むでしょう。ここでSANチェックです。

17:54「イギリスから来た~」
大変賢い青年と評されたかったのか、ルーファス……。樽から生まれた顔だけは良い吸血鬼。当の本人は見かけではなく頭脳、つまり中身を認めてもらいたかったのか。ある意味とても人間らしい。〝本当の僕を見て!〟というやつか。

18:07からの高笑い三段活用。
ルーファス学における頻出範囲です。赤のマーカーでアンダーライン引きました。声帯模写で上官を振り回す。ああ楽しいね。

18:30「人間如きが!~敵う訳ないだろ!」
過去人間だった頃の自分(の弱さ)と決別しようとしているのか、誇り高きヴァンパイアとしての自覚が芽生え始めてきているのかはともかくとして、この時の声が非常にイイので是非聴いてほしいです。本当に最高。

プライドを振り翳して人間の未来を奪う傲慢な吸血鬼なんか大嫌い。自分を正義だと思い込む愚かで貧弱な人間なんか大嫌い。現状として、彼はそのどちらの条件にも当て嵌まる人物です。

18:46「〜僕が王様になるのを見ているといい」

次回のタイトルで即落ちしています。
〝めでたし〟なるか?

#12「道化の王」

1:33~ ヴィヴァルディ 四季より〝冬〟
声が聞こえるのは2:31から。
鬼に金棒を地で行くルーファス。腕っぷしは弱いはずなのに演出の為に強がっていて可愛いね。

2:42 ねっっとりとした名乗りに、このタイトルを合わせてくる。12話は彼のためのお話です。

2:47「吸血鬼諸君」
一連の文言は、主人公陣営が 街を徘徊する吸血鬼の正気度や敵意の有無を計るために使われてきたお決まりの台詞で、ルーファス考案のものではありません。

3:03 ここはルーファスのアドリブです。
時々ものの言い方が幼くなるのはなんなの?こちらの情緒を乱さないで欲しい。でも内容は元の文言とほぼ同じです。前々から言ってみたかったのかな?隊服着崩して、帽子までかぶっちゃってさ……よくお似合いですよ。(皮肉)

12話の最高サムネはこのカットが採用されています。GYAO様ありがとうございます。

3:10~ 指揮
当時の製作陣様のツイートか何かで、「この場面は実際に指揮している様子から原画を起こして仕上げている・話の流れを途切れさせないように長尺で劇伴を収録した」と解説されていたシーンです。(私の記憶では……)
原作が朗読劇である本作は、音楽への拘りも並々ならぬものがあります。

4:08 フワッと降り立つ時のポニテが好き。

4:10「主役はお前じゃないだろ?」
随分優しい言い方ですね。

4:12 洋装の彩芽さん
彼女はスパイをさせられていました。11話9:11~にて、彼女が念力で通信していた相手はルーファス。8話(彩芽さんの初登場回)から内情を探っていました。服は彼の趣味かな。

4:25 足癖が悪い
敵方の靴底がこんなドアップで拝めるのはマズレだけ!!!!!!

4:46 お口がクマちゃんみたい。🧸

5:01 高笑い③
これ以上ない程の高笑い。あ~これだよこれこれ。
普段の古川さんをご存知の方は伝わると思うのですが、ここの高笑いは ご本人が素の状態で大爆笑されている時と非常にトーンが近いです。(特に5:06~)

それをお芝居の中で 狙って出せるのは、卓越した表現力と確かな技術をお持ちの 素晴らしい声優さんだからなのだろうと、放送当時も強く感動したのを覚えています。強火感想。名シーンです。

5:08 「燃えちゃえ燃えちゃえ!」
だから急に幼い言い方するのやめて(情緒)

5:11「僕より強い奴は~」
自分の弱さを自覚している者にしかこの台詞は言えないはず。哀しいね。

なお この建物に避難していた皆は、Bパート序盤で既に別の所へ移動し終えていたので無事です。無駄に罪を重ねなくて良かったね、ルーファス。

5:35 座敷牢に差す影

6:00 「まぁ人間じゃないんですけどね」
画面中央の蛇口から落ちる水滴は そうとは知らず無理矢理吸血鬼にさせられた隊員達が流し損ねた涙のメタファーか。檻を隔てた外に立つ彼も、〝させられた側〟の吸血鬼です。それにしても好き放題言ってるな。

6:30 海に浮かぶ船
海を渡り新大陸への進出を語るルーファス。何かフワフワしてるんだよな。そもそも、僕が王様になるんだい!て……御伽噺じゃないんだから……。

大体、王様とか英雄とかっていうのは 周囲の人が自発的に称え始めて生まれるものであって、そういうのを自発的に言い出してる時点でさ……。

7:03 ここでも笑っています。空虚空虚。本気で面白いって思ってないよね?もうやめにしないか?

7:37 彩芽さんのスティグマ(聖痕)。彼女は手のひらをルーファスに咬まれ吸血鬼にさせられたということです。
※20:40で「私はあいつに作られた」 と明言しています。また、9話2:58の手首を抑えるカットでは このスティグマを隠したい&彼のスパイだとバレないようにしなくては、という心境が描写されています。

7:53 船内パーティー
多分、アメリカの偉い人たちが乗ってきた観光船か何かなのでしょう。5話とはえらい違いだ。

8:11 お願いします。この絵柄をポストカードか缶バッチにして下さい。需要はここにあります。

8:14 奥様に絡まれる
この御婦人が招待してくれたお陰で船に乗れている(吸血鬼要素)ので、無下には出来ない。

8:30「これからは貴方の綺麗なお顔を~」
めちゃ嫌そう。顔だけって言われるのはカチンと来るので、「御用命を(仕事で必要とされない限りお前の前には現れない)」と牽制。

8:51 よく聴き慣れた美しい声がするなァ~

9:16 本場を知っているとわざわざ言ってしまう。これまでも生粋の英国人というテイでやってきてるからね。ちなみに、海外版の吹き替えでは ルーファスは流暢なクイーンイングリッシュを話しているという情報があった……はずです。(私の記憶が確かなら……)実際の出身地についてはあとがきでまとめています。

9:23 めちゃめちゃ嫌そう。可愛い。でも純粋に舞台を楽しんでいる人の前で自分の知見をひけらかすのはよくない。

9:50 Aパート〆
この緊張感。8話の舌舐めずり〆とは大違いですね。

15:42~ 寒空
「なんであいつが……」
一転、怯えたような声。彼は頭脳派なので、こういった状況下では息を潜めて隠れる他ないようです。頭の切れる人が油断したらダメだって相場は決まっているんだよな。「炎、灰、ヨシ!」と指差し確認まで徹底しておけばよかったね……。

思い返せば 仇(吸血鬼)に手を下す瞬間、ルーファスはその場に居ないことがあるけど 何か理由があるのかな?自分のトラウマが刺激されたりするのかな?(深読み)

16:00 念力通信
吸血鬼特有の念力での通信を試みるも、配置していたはずのダニーボーイ達は不在。必死に送った指示は近くを彷徨う下等な同胞にしか届かず、逆に自分の居場所を明かしてしまう悪手に。

16:18 駅前
着地時に余裕がない。その上着いた後で現在地を認識している。頭が回っていない証拠。それはそれとしてコロコロ転がるルーファス愛おしい。ごめん。こんなピンポイントに可愛がってしまってごめん。

16:28 牙が見えている。表情を取り繕う余裕もない。同時に、栗栖の到着を感知し思わず息を呑む。彼は作中で最高クラスの吸血鬼なので、ルーファスはとても恐ろしかったはず。

17:09 「そこの民間人の方」
目の前に居るのに、相手の眼中に入っていない。色々策を講じてきたのに この扱いです。しかも、栗栖君は本気で悪意なく言っているので余計辛い。彼は限りなく人間に近い、心優しい吸血鬼です。もっと早く彼と出会っていれば、ルーファスが奪われてしまった人間としての誇りを取り戻せたかもしれない。ですが、もう手遅れです。

17:22 特別ゲスト登場
これまで倒してきたと思っていた者達が蘇ってきたかのような展開にも関わらず、誰一人としてルーファスを相手にしていない。せめてほんの一時でも標的にされていたならば 一端の敵役らしく、笑って散ることもできたものを。

17:42 「僕は……ヴァンパイアの王だぞ……?」
本当に哀しい。仮に王様になれたとして、彼の心が満たされる訳ではない。既に魂の尊厳を奪われてしまっている状態では、何を成し得たとしても……。

5話で復讐を果たした時 お終いに出来なかったのは、彼の心が空虚なままだったからだと思います。それでズルズルとここまで来てしまった。止めてくれる人も居なかった。何故なら、薬の製造から作戦の立案から、その他諸々の何もかもを 一人でやってのけてきてしまっていたから。
ひとりで全部やれてしまう有能な人だったからこその弊害です。

17:57 甲板に配置していた駒は動かず。
感情がピークに達しています。沸騰したヤカンみたいで可愛いね。

18:30 船内廊下
18:37 あ~この言い方最っ高にツンで素敵。
もっと睨んでくれ。

18:42「フン、僕は休む」
ツンツンしていても一人称は僕。

18:44「世界の終わりが来ても~」
詩的な言い回しだね。


18:56 船出


19:02 余りの驚きで ろくに声も出せない。

19:03 こんな時でも彼の髪がフワフワなのを私は見逃せないのです。

~19:32
誰かに見ていてもらえたのがせめてもの救いか。いいや、こんなものが救いだと言いたくない。
この二つの感情の間で、私は延々と振り子時計の真似事をしています。

直後、彩芽さんとスワのシーンで 哀しい運命を背負う吸血鬼達の行く末の対比がなされています。まだまだ楽しもうとして罠に嵌められた者と、もう消えてしまおうとして踏み留まった者。

出会いが違えば辿る結末も違ったはずです。
しかし、図らずして吸血鬼に成り果て 正気を失えないまま生き残り よりにもよって〝道化〟の役を引き抜いてしまった彼は、突然の降板を余儀なくされたのです。



🥃ルーファス情報

本編以外で確認できるルーファス情報をご紹介します。

📖アニメ放送後、脚本・シリーズ構成担当の先生が執筆されたnote

劇中で明かされなかったルーファスの設定が綴られています。

【超要約】
・スコットランドの蒸留所で生まれたため化学の知識があり、それがアスクラに繋がっている

・人間の頃、兄弟がいたかもしれない

・頭も顔も良く人間としてのスペックは高かったが、吸血鬼としてはランク外

・上級ヴァンパイアから酷いことをされた

・ルーファスは死にたがりだった(←つらい……)

💬脚本・シリーズ構成担当の先生のツイート

出身地:アイラ島。島生まれだったんですね。

・アイラ島は植物などが炭化してできる泥炭(ピート)が沢山採れる土地
・泥炭はミネラルが豊富でウイスキー作りにもよく用いられる
・潮や磯の独特な香り(ヨード香)がするのが特徴
・人によっては薬品のような味だと感じることもある

……ってネットに書いてました!垂れ流し情報。

アスクラ(毒薬)の味が、奇しくも故郷のウイスキーに似た味わいとして仕上がっていたらどうしよう(拡大解釈)

彼が賢い青年のまま、蒸留所の息子として家業を継げていたらどれほどよかったか……涙。

📻原作者の先生がパーソナリティをつとめる公式ラジオ番組のルーファス回

https://youtu.be/qLSmJoYzlIU

ルーファスの話題が満載です。
作品に携わる方々のお話が聴けて、本当にありがたいです……😭

追加:現在、動画は非公開となっています。これまで楽しませてくださってありがとうございました😭

6:40〜 ディレクション
「やらしい感じでお願いします」
「やらしい感じで妖しくして」

9:51〜 ルーファス誕生秘話
「舌舐めずり こんなする!?っていう」
「音声のスタッフさんが物凄い良い仕事してくれてて」

11:54〜 8話歌唱シーン
13:02〜 歌唱シーン収録裏話

「僕達の あの努力は何だったんだ……」
「♪ラララララ……フェードアウツ!みたいな」

14:07〜着崩しヒャッハールーファス
14:24〜劇伴について


16:10〜 ディレクション②
「だからエロく?」「でもエロくはたまに……」
「慇懃無礼っていうのは」「あ、そうですそうです」

17:18〜 外伝作れる位の設定がある
18:44〜 顔立ちが整っている理由
「手を伸ばせば 幸せに手が届く、みたいな」
「はぁぁ〜〜こわいな、生い立ちが……!」

21:19〜 収録裏話②
「歌いました。(中略)僕達、がっつりカットされました」

24:35〜 彼の過去はある意味主役っぽい
25:08〜 イギリス人ではなく英国人
26:36〜 方言を隠していた(裏設定)

29:50〜 ルーファスによるタイトルコール


あとがき

〝アイラ島の蒸留所で生まれた坊やは、聡明な美青年に成長した。その名をルーファス。しかしある日、彼は上級ヴァンパイアに首筋を咬まれ 低クラスの吸血鬼になってしまう〟

〝彼等に酷い仕打ちを受け 人間としての誇りを奪われたルーファスは、憎き吸血鬼共に復讐を果たすため たった一人で立ち上がった〟

〝階級社会を生き抜くために地元の方言を直し、持ち前の頭脳で成果を出したルーファスは、遂に日本の地を踏む。飲んだ者を死に至らしめる毒薬・アスクラは、ランク外の彼が 高貴な吸血鬼達に対抗しようと編み出した唯一の切り札だった〟

このバックボーンを知った上で、もう一度5話を観ていただくと、初回とは違った感動があるはずです。人としての生を奪った側が、彼を事あるごとに〝酒樽坊や〟と呼び蔑む惨さたるや。復讐なんてやるべきじゃないんだろうけど言わせてほしい。本当におめでとう。ひとりでよく成し遂げたよ……👏😭

8話で「悪い子にはお仕置きしなくちゃ」という台詞があります。あれは、過去ルーファスが〝誇り高き吸血鬼共〟に酷い仕打ちを受けた際に言われた言葉の意趣返しなのではないかと考えています。顔が良いと言われてイライラするのも、この辺と何らかの関連性があるのかもしれない。

逆説的に、彼を喜ばせたいなら「そこらの有象無象には到底思い付けない、完璧な計画ですね!」「流石、慧眼の持ち主であるルーファスさん考案の作戦は一味違うな!」とか言えば多少響くのかな。褒められて得意げになるところ見たい……☺️

10話では、デフロットにとどめを刺す絶好のチャンスがあったのに、自ら先延ばしにして前田大佐を迎え入れる場面がありました。来たるべき勝利を確信して気が緩んだだけといえばそれまでですが、彼は死にたがりです。

これは結果論ですが、栗栖君と前田大佐は最早お互いしか眼中になかったし 他の皆はまず相手にしていなかった。かといって、ここまで来ておいて人間(上官とか)に倒されるのは癪だったはず。

要は、あの時点で彼を止められる身近な吸血鬼はデフロットしかいないのです。

彼は高貴な吸血鬼ですが、自分の狩場を守り人間と共存する道を選んだ知性のある人物です。デフロットが親交を深めている白瀬さんを誘拐し、以前交流のあった岬さんが着ていたサロメの衣装を着せ、わざわざ招待状まで書いて自分に注目させようとしたのは何故か。彼が死にたがりだったからではないでしょうか。

一方で、嬉しい時には故郷の歌を口ずさみながら踊ったり、10話の招待状には 出身国スコットランドの国花・アザミを添えたりする感性が残っている。ついでに、本場ロンドンの「サロメ」の良さをよく知っている模様。彼が人間だった頃はどんな人だったのかをつい想像してしまいます。

これらは作中の誰も知る由のない話です。
何なら視聴者ですら知らないままでもおかしくありません。

でも私はルーファスを愛し、そして彼の過去を知ってしまいました。知ってしまった以上は、私がやるしかない!と 謎の使命感が沸き上がり、カッとなってnoteにまとめた次第です😂

マズレに携わった制作陣の皆様、ルーファスという最高に美しくて哀しくて素晴らしいキャラクターを生んでくださって本当にありがとうございます。大切なので2度言います。

少しでもルーファス・グレンの魅力が伝わっていれば幸いです。いつか彼の過去外伝が制作されますように☺️

ここまでお読みいただきありがとうございました。ty

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