2020年4月20日(月)模索中
私はnoteのほかに、ブログをしていますが、自分の方向性に悩んでいます。それは最近、うつ病日記といいながら、日記らしいことを全然書いていませんでした。結局のところブログで何をしたいのかというとやはり、そこで得ることができるかも知れないと思い、不労所得を目指して始める方が多いのではないでしょうか?
私もその一人には変わりありません。綺麗事を並べていたが結局のところ所得が欲しいだけなのか、お金のことばかりを気にしすぎて副収入を得るために、転売やアフィリエイト、YouTube、ポイント、権利教材など、色々なことに手を出し過ぎて赤字ばかりが出てきている、正直何がしたいのか全く分からない。体は一つしかないのに、何をやっているのか、そもそも何でお金がこんなにも欲しいと思ったのか、正直そんなに贅沢な生活をしないのであれば、看護師、看護教員、カウンセラーなど何か職に就くことは可能であり、食べるに困ることはないと思う。これを見た方で不快に思った方すみません。
高額所得を望まなければ、仕事は沢山あります。ではなぜこんなにもお金が欲しいを思ったのか、今までお金儲けには興味がありませんでした。看護教員をしながら大学院に行き、願わくば看護大学で講師、准教授を狙っていました。その機会もそんなに難しいものではなく、私が勤めていた看護学校の系列で看護大学ができるので、ズルいかもしれませんがスライドしてそこの大学講師を狙っていたからです。
しかし私の思惑とは裏腹に、私の心はボロボロになっていっていました。その表面では分からないパワハラと同僚内での優劣、そして私が考えている看護観、教育観との違いが私自身ですら気が付かないうちに蝕んでいました。そういった経緯もあり、去年の9月にうつ病が増悪して自殺未遂に及びました。結果として大学院も辞めてしまいました。その点については未練はありません。
私自身の不純な動機からくるものなので、何かを研究したいという考えではなかったので続かなかったと思います、それと入院して精神科の主治医にも言われましたが、人それぞれに幸せの形は違い、例えエリートのレールを外れたとしてもまた、別の幸せがそこにはあると言って貰えました。
私の担当してくれた主治医も一度リタイア組で、理工学系の大学院の研究員だったが、そこの教授と合わなくて一度やめて、就職して企業で働いていた時にうつ病になっていく人をみて、精神科に興味を持ち、医学部を受けなおして精神科医になったと教えてくれた人でした。
だからなのかは、分かりませんがレールから外れたことは悪いことではないし、新たな幸せがそこにはあることを導いてくれました。そのおかげもあり(入院中かなり心の葛藤はありましたが)去年の12月には退院をすることが出来ました。
これまで、読んで下さり、全然、お金が欲しいことと繋がらないと思ったかたいらっしゃると思います。本題はここからで私が何故お金が欲しいを思うようになったのか、それは入院して初めて精神障害者を患っている人の行き場のない現状を体験したからです。
私は精神科病院でも働いていた経験もあり、看護教員になってからは教壇に立ち、看護学校で教員を勤め、臨地実習でも精神科に行き分かった風になっていただけだということを身に染みて感じてしまったからです。
私は幸い帰る場所があり、しかも国家資格を持っているしかも医療業界なので、贅沢を言わなければすぐにでも働ける環境にある。しかし一般の方はそうはいかない。職場復帰出来ない人、そもそも職につけない人、住むところ、帰るところがない人、私が想像している以上にいることが分かりました。PSW(精神保健福祉士)の方も頑張っていらっしゃいますが、社会資源が追い付いていない現状があります。
そこで私は障害者福祉施設を作りたいと考えてしまったのです。私が考える看護師、教員、カウンセラー、精神障害者の当事者としてどうやったら、生きていきやすい環境を提供できるのかを、世の中理想だけでは何も出来ません。
今までビジネスをしたことがない私でしたから全くの素人です。勉強すること自体を嫌いではないが卓上の理論を現実は違うことをことごとく経験させてもらっています。
その上、現在新型コロナウイルスの影響で身動きが取れない、八方塞がりでどうすればいいのか分からなくなってきています。
私の最大の武器は医療業界に27年もいたこと、それしか逆に言えばないのです。
無理にお金を求めすぎて、結論からいうと全然上手くいかない空回りをしてしまっている。しかし、ネットの世界では景気のいいことばかり言っている、そんなに成功者が多くいるのか、そうであったのなら少しでいいので弱者に目を向けて欲しい、お金は要らないせめてその人を看て欲しい。帰る場所がない、世の中に必要とされていないという虚無感をどうか払拭してくれないだろうか。
病気は突然やってくる、その人が望む望まないは関係ない、何故精神障害者だけ迫害を受けないといけないのか、あなたに直接何かをしたのだろうか?犯罪率を見て欲しい、健常者よりも犯罪率が低いという事実とは裏腹に、精神障害者は犯罪を犯すリスクが高いと植え付けらている現状を、病気にならないと気づけなかったことが沢山あった。かえって精神科看護師であり、精神科看護教員だからこそ訴えることができる何かがあるのではないかと、現在も模索中である。私ももう少し若ければ行動ができたかもしれないが中年の域に達しておりそんなにも時間はない。コツコツしていくには遅いのだ。
メッセンジャーとして活動していくには発信力が弱すぎる、資本力もない。でも今までが他人任せだったので自分で行動していきたい気持ちはある。だが私には家庭があり、妻も子供もいる。実母は身体障害者で、義理の母は認知症、義理の父は咽頭がんで抗がん剤治療中、私には守るべきものがある。だから無謀な挑戦は出来ない。
そこのもどかしさが、いつもちらつかせる。これを読んでくれた方が一人でも多くいて、一人でも多くの人に伝えてくれたらもしかしたら世界は変わるのかもしれない。 そんな世の中に私が生きている間に見たいと思っている。