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栄光学園中学校の2024年度国語入試|本の紹介

栄光学園中学校の2024年度国語入試で使用された本と
著者、他の作品を紹介します!


あんずゆき「アゲイン」

フレーベル館 (2023/7/24)

内容紹介

小6のアオイは、親友から「いつも人まかせだよね」と言われ、へこんでいた。父親のカレー店も感染症の影響で客が減り、席替えではクールでそっけないカンナの隣になり、さらに気持ちを暗くさせる。ある日、「フードバンクAGAIN」と書かれた建物の前でカンナに会い、引っぱられるように中に入ると、そこは食堂だった。しかも、タダで食べられるという。ここが「子ども食堂」で、カンナから家が貧乏だと打ち明けられたアオイは…。

著者紹介

あんずゆき
広島県に生まれる。神戸大学教育学部卒業。小川未明文学賞優秀賞、盲導犬サーブ記念文学賞大賞など受賞。日本児童文学者協会会員。著書に『デカ物語』(くもん出版)、『夏に降る雪』(フレーベル館)、『マオのうれしい日』(佼成出版社』など多数。

著者の他の本

「きみのなまえ (おはなしみーつけた!シリーズ)」
佼成出版社 (2021/1/29)

近所の林で見かけた栗毛の野良犬のことが、たくとは気になっていました。家で保護しようと、お母さんと一緒に貼り紙をして連絡を待っていると、ある日、保健所に連れていかれたという目撃情報が入り……。物語の後半、孤独だとばかり思っていたその犬の意外な事実が判明して、たくととお母さんは喜びで胸がいっぱいになります。実話を元にした感動の物語。

「かがみのなかのボクとぼく (わくわくえどうわ)」
文研出版 (2022/12/1)

「あーあ、学校に行きたくないなぁ。だってぼく、友だちいないもん。」いじわるなリクの友だちは、かがみにうつるボクだけ。ある日、とつぜんボクに話しかけられたリクは、かがみの中のふしぎなせかいへすいこまれていって…。

尹雄大「やわらかな言葉と体のレッスン」

春秋社 (2015/7/24)

内容紹介

生きるために必要な「知性」にはどのように出会ったらよいのだろうか。

寒い冬を乗り越え、桜のつぼみがうっすらピンク色に染まり、ちらほらと咲き始めたのを見た瞬間に「! 」と感じる、「からだ」とは何か。

本書では、多数の著名人にインタビューを行い、人と人としてぶつかり合った著者が、ありふれた日常にある「からだ」と「世界」へ問いかけ続ける方法を描き出す、新しい身体論。

著者紹介

尹 雄大(ユン ウンデ)
フリーランサーのインタビュアー&ライター。これまでに生物学者の池田清彦氏、漫才師の千原ジュニア氏、脳科学者の茂木健一郎氏や作家の川上弘美氏、保坂和志氏、ダンサーの田中泯氏、ミュージシャンの七尾旅人氏、川本真琴氏、大川興業の大川豊総裁、元ジャイアンツの桑田真澄氏など学術研究者や文化人、アーティスト、アスリート、ヤクザに政治家など、約800人にインタビューを行って来た。ライティングに関わった書籍多数。最新刊に『体の知性を取り戻す』(講談社現代新書)。

著者の他の本

「体の知性を取り戻す (講談社現代新書)」
講談社 (2014/9/20)

小学校入学と同時に覚えた「小さく前へならえ」。それ以来ずっと、私たちは社会が求める「正しい」鋳型に自分の体をあわせてきた。その結果、何が本来の自分なのか、わからなくなっている。自分の体は、自然界最大の謎なのだ。あらかじめ体に装備された力とは何か? どうすればそれを取り戻せるのか? 気鋭のライターが、自らの武術体験から、体に眠っている能力の引き出し方を明かす。

「聞くこと、話すこと。~人が本当のことを口にするとき」
大和書房; 四六判並製版 (2023/5/10)

あなたと私の「違い」を丁寧に話したい。

「わかりやすく話そう」を突き詰めた結果、僕たちの会話はただの情報のやりとりに陥っていないだろうか。

上間陽子氏に、坂口恭平氏に、濱口竜介氏に、人が本当のことを口にする瞬間について聞いて考えたこと。

イリナ・グリゴレ氏推薦!

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