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横須賀美術館で瑛九展を観てきた話

2024/9/14〜11/4まで

横須賀美術館で開催中の
瑛九展を観てきた。

横須賀美術館までは、馬堀海岸駅から京急バスに乗り15分弱。

美しい美術館😍

色と形が可愛い
おしゃれなイタリアンレストランも入っていて、テラス席は心地良さそう。
テラスからの眺め
建物の中も素敵


さて瑛九展。

そんな気はなしに出向いたのに突然の出迎えの言葉に困惑する。

フォントとカタカナの感じが堪らん

瑛九というひととなりに困惑しつつ会場へすすむ笑

**

初期のころから
ももいろが印象的だった。

やさしいいろ。
それはずっと晩年まで
ひょこひょことあらわれる。

網目は既視感。
誰だろう。どこだろう。


若かりし頃の狂気。
それは認められなかった
ことだろう。


確かなもの。
早かった。
伝わらない苦しさ。
もどかしさ。


それでも貫くつよさ。

おだやかさ。
やめられないということ。
切なさ。


まるの楽しさから点の凄みへ

モネの晩年の睡蓮みたいだ。

最後の作品は空白すら美しく。
あるべき点があるべきところに。


白の下に塗られたさまざまな色。
白は薄い皮膚のようにそれをうつす。

途中から切なくて涙が止まらなかった。


大丈夫。受け止める。
大丈夫。今なら届く。


大丈夫だよ。
あなたの描いたものは
うつくしいもの。


尊いもの。



のこしてくれて
ありがとう。

身悶えた先にうまれてくるもの。
そこにある悦び。

ああ、とても楽しかった。


美味しく
いただきました🙏

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