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息子はサラダにドレッシングをかけない

LE BIHAN「北海道産小麦の恵み生食パン」
・プレート(生ハム、グリーンアスパラ、セロリ、カリフラワー、
          ルッコラ、人参、胡瓜、ミニトマト)
・豚のエスニック風スープ
  (フリーデンやまと豚、しめじ、セロリ葉、にんにく、ケチャップ、
    ナツメグ、横濱舶来亭こだわりの中辛、YOUKIガラスープ)
・博多あまおう&プレーンヨーグルト
・極の青汁&牛乳
・グレープフルーツジュース
・コーヒー

不妊治療8年を費やして生まれたひとり息子は、食事にあまりこだわりがないようだ。
幼い頃から彼の望むことを優先にして育てた為か、超マイペースに生活しており、食事も他に気になることがあると中断してしまうので、いつまでも終わらない。
中学は他の生徒のペースに合わせられそうにないと私立を受験し、大学卒業後就職したのはスーツも革靴も要らない会社だった。
現在も毎日がリモートワークで、好きな時に起きて好きな時に寝て、好きな時に食事をしている。
息子がパンだけでなくサラダも手掴みで口に入れていることに子育て中に気付いたが、それは29歳になった今でも続いている。
生の刺身にだけは醤油をつけるが、たぶんそれは私が、『お刺身には、殺菌の為に醤油をつけなさい』と言ったからではないだろうか。
今でも刺身にワサビは付けないし、餃子にタレを付けないし、赤飯にゴマ塩をかけない。
なぜ使わないのかと聞けば、『嫌いな訳ではない』と答え、かけて出せば普通に箸やナイフで食べている。

すると母もマイペースに生きるしかなく、自分が食べたいものを食べたいように自己流に作り、ほぼ毎日息子の分を眺めながらの「ひとり飯」である。


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