房トマ君と真冬のベランダ
残りの君たちは室内には入れてあげない
あくまでもベランダで赤くなってもらいたいから
室内に入れてしまえば
それは秋トマトのベランダ栽培ではない
考えてみれば🍅は夏野菜なのだ
考えてみなくても🍅は夏野菜なのだ
母はなぜ可愛い君たちを
夏過ぎているのに赤くしようとしているのだろう
子どもの頃
春になると山菜採りに山に行くように
夏になるとみかん畑の隅っこに植えてあった
🍅や🥒や🍆や🌽たちを収穫した
収穫するのは食べごろになったものだけで
枯れたら枯れっ放しで畑の肥やしになるだけだった
その野菜たちは
田んぼで自然乾燥させた米と同じように
どれもお日様の匂いがした
もう故郷に戻るつもりはないし
畑を耕して野菜を作る気持ちもない
ただ昔食べたような
お日様の匂いのする
甘くてシャキシャキした
野菜が食べたいだけだ
国が一時期指導していた
増産型の栽培で作った
味気ない野菜じゃなくて
その昔
自分たちが食べるだけの為に
農家が栽培していた
お日様の匂いのする
米や野菜を食べたいだけだ
であれば
次の夏を待てば良いではないか
なぜケチケチガーデニングを始めたんだっけ?
思い出したぞ!
コロナ禍でスーパーに行く回数を
減らす為だった(≧▽≦)
しかし、まぁ。。。。
まだ完全に諦めたわけじゃぁない!G(*^▽^*)