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ピザ窯週記2と1/2。 2体のピザ窯との出逢い。

実は10月に実家の近くに遊具や里山の農林業体験ができる公園で「ピザ窯でピザを焼いて食べよう!」というようなイベントが開催されていた。

もしかしたらピザ窯を見学させてくれるのではないか?と思い、アポも取らずにその公園へ向かった。

「あのー、先月、ピザ窯でピザを焼いて食べるイベントが開催されたことを伺って、私はピザ窯に興味があり、もしよければピザ窯を見学させていただけないでしょうか?」

突然現れたヤツがピザ窯を見たいというのだから施設の方も少々驚いたであろうと思う。

気のせいだろうか、少し間が空いたような感じがした。

「ピザ窯ですか?」

聞き間違えではないかの確認がなされる。

「そうです。」

しかし、意外にも反応は良かった。

「いいですよ!今は釜の扉が閉まっているんですが、中も確認しますか?」

ピザ窯の構造を知りたいのだから、中を見れなるなら見るに決まってる。

「見たいです!」

私は即答した。


ピザ窯は案内所から歩いて5分程の里山体験場所というところにあった。

ピザ窯は2つあり、1つは小さめなサイズのドーム型、もう一つは大きめなサイズのかまぼこ型だった。

初代のドーム型のピザ窯



2代目、かまぼこ型のピザ窯

小さめのピザ釜が初代のもので、イベントなどをやるようになってから2代目の大きめのピザ窯を作ったのだとか。

実は初代のピザ窯は、館長の趣味で作られたのだそうで、趣味で作ってしまうような人が私意外にもいたことがなんだか嬉しかった。(笑)


ここの公園が建てられて17年経っているそうで、公園ができたときからピザ窯もあったから、もし初代のピザ窯が人間なら元気な高校生だけれど、家電製品は10年くらいで買い替えるから、ピザ窯の年齢にしてはおじいちゃんやおばあちゃんくらいだと考えても良さそうに思う。犬の年齢だったら大型犬なら18歳、小型犬でも20歳生きれば長寿だといえるし。

私は、ピザ窯の大きさ、釜の構造、素材、煙突の構造、鉄製の扉の構造などなど、ピザ窯の製作に必要な部分を写真を撮り、施設の方に伺いながらチェックしていく。


施設の方にいろいろと聞いていくと、ピザ窯を使ったピザづくり体験のイベントは年に一回の開催なのだが、そのイベントでは「石窯クラブ」という主にボランティアで成り立つクラブの方10数人がピザづくりとピザ焼きを行っていて、クラブは毎月活動しているとのことだった。

2代目のピザ窯を作ったのはそのクラブの方々だそうで、ピザ生地作り担当やピザ焼き専門担当がいるらしく、ピザ窯の焼床(ピザ生地を載せて焼くプレートの部分)は㍉単位で特注して作られているとのことだった。こだわりがすごい。私のパスタのこだわりと同じくらいだ。(実は私はパスタが大好きで、小学生から作り始めたたらこスパゲティーなんかは、麺のサイズ、アルデンテの茹で加減、たらこのつぶつぶが潰れない火加減などものすごくこだわって作る。)


真ん中の焼床が㍉単位でこだわった特注プレートを使用

なんと!

来週末にその「石窯クラブ」の活動があるらしく、ピザ窯についていろいろ話を伺えそうとのことだったので、私は飛び入り参加をさせて頂くお願いをしてきた。

というわけで、

来週末は、「石窯クラブ」にピザ窯作りやピザ焼きなどについても伺って着ちゃう予定です。

乞うご期待ください〜