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我逢人

今日、久々に大学の友人から一枚の写真が送られてきました。
それは大学で部活をしていた時の監督とその教え子たちの様子でした。
今年三月に行われた報告会でお姿は見ているので、
然程懐かしさはないももの、
その光景をみると、当時の事を思い出します。

さて、部活の監督が用いてる言葉があります。
<我逢人(がほうじん)>という言葉です。
言うには、
私は沢山の子どもたち(選手)と出会い、多くを経験してきた。
彼等は四年間で私に多くの事を示してくれた。
勿論、卒業後も活躍し、中には監督になる者もいる。
そんな子たちとめぐり逢い、私は非常にうれしいと思うし、
これから出会うであう子どもたちを考えると日々楽しい、と。

私たちは、長い人生の中で沢山の人に出会います。
何気ない出会いが、人生に大きな転機を与えることもあります。
出会いとは、何かの始まりなのかもしれません。

ただ、多用な日々を過ごしていますと、
人と会うのが億劫になることもあるかと思います。
出合った人の中には、自分と気が合わない人もいるかもしれません。
ですが、これも何かの縁であり、人生の中での経験となり、
かけがえのない思い出の一つになるかもしれません。

人との出会いが、物事の見方や価値観、思想、行動など。
今迄の自分の中にあったものと全く異なったものが、
人との出会いによって、
新たに誕生したり、書き換えられたりと
より己を成長させてくれる気がするのです。

この監督も多くの選手と出会うことで、
練習メニューや接し方、考え方などを
日々アップデートしていたのではないかと思うのです。

人との出会いを楽しみながら、
その者たちと研鑽し合いながら過ごすことができたなら、
人生はより良いものへとなるのではないでしょうか。

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